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リリースプラス

JEPLANグループとアサヒ飲料、使用済みPETボトル100%の再生PET樹脂をケミカルリサイクルで製造

update:
株式会社JEPLAN
PETボトルの循環を加速する技術革新を実現



株式会社JEPLAN(代表取締役 執行役員社長:高尾 正樹、以下「JEPLAN」)とグループ会社・ペットリファインテクノロジー株式会社(代表取締役 執行役員社長:伊賀 大悟、以下「ペットリファインテクノロジー」)、アサヒ飲料株式会社(社長:米女 太一、以下「アサヒ飲料」)の3社は、循環型社会の実現に向けて、石油由来原料を使わず使用済みPETボトルのみを原料とする再生PET樹脂を製造するケミカルリサイクルの技術革新を実現しました。

この技術で製造した再生PET樹脂を使用したリサイクルPETボトルは今月から当面の間、アサヒ飲料の『カルピスソーダ 1.5L』に一部採用され、テスト販売されます。今後は技術開発を継続し2029年の商用化を目指します。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31188/195/31188-195-58704b45ecda9eaab3bdf7856a11e000-2400x816.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


JEPLANグループは、独自のPETケミカルリサイクル技術を活用し、使用済みPETボトルなどを分子レベルまで分解し、色素や金属などの不純物を取り除くことで、石油由来と同等品質の再生PET樹脂「HELIX」を製造しています。従来、このケミカルリサイクルプロセスでは、PET樹脂を製造する際に石油由来原料を一部使用していましたが、今回の技術革新により、石油由来原料を使用せず、使用済みのPETボトルのみを原料とした高品質なPET樹脂の製造が可能になりました。これにより、循環型社会の実現に向けて大きく前進します。

アサヒ飲料は、プラスチック資源循環や海洋プラスチック問題などの環境課題に対応するため、2030年までにすべてのPETボトルをリサイクル由来、もしくは植物由来のPETボトルにすることを目標としています。今後も3社で「HELIX」のさらなる活用を推進するとともに、技術革新に取り組むことで、アサヒ飲料が掲げる「PETボトルが循環し続ける社会」の実現に向けて取り組んでまいります。

今後もJEPLANグループでは「あらゆるものを循環させる」というミッションの実現に向けて、引き続き国内外のパートナーとの連携を進め、グループ一丸となりサーキュラーエコノミーを牽引していくことに努めてまいります。

■「HELIX(TM)」概要(URL:https://helix.pet
「HELIX」は、使用済みPETボトル等を主な原料に、独自のPETケミカルリサイクル技術を用いて製造される再生原料です。PETを分子レベルに分解し、不純物や色素などを取り除くことで、石油由来のPET樹脂と同等の品質を実現しています。そのため、飲料用PETボトルや化粧品容器など、高い品質基準が求められる用途にも使用することが可能です。また、石油由来の製造プロセスと比較してCO2排出量の削減に寄与*1するなど、環境負荷の低減にも貢献します。
「HELIX」は、英語で“螺旋”を意味し、螺旋のように何度でも循環し続けることを象徴しています。

「HELIX」ブランドサイトでは、この度、採用いただいた「カルピスソーダ1.5L」をはじめ、PETボトルや化粧品容器などの活用事例を紹介しています。(https://helix.pet/blogs/case-study
*1 JEPLAN サステナビリティ:https://www.jeplan.co.jp/sustainability/

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31188/195/31188-195-7e75e1651be359ad3a39da389b30f7ae-1852x916.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■株式会社JEPLAN(https://www.jeplan.co.jp
代表者:代表取締役 執行役員社長 高尾 正樹
設立:2007年1月
主な事業内容:PETケミカルリサイクル技術関連事業(対象:ペットボトル・ポリエステル)など

JEPLANグループは「あらゆるものを循環させる」をミッションに掲げ、サーキュラーエコノミーの実現を目指しています。廃PET(PETボトル、ポリエステル繊維等)を対象に、独自のPETケミカルリサイクル技術を用いて分子レベルに分解し、不純物を除去することで、石油由来と同等品質の再生素材に生まれ変わらせています。この独自技術を用いてリサイクルに取り組むことで、限りある資源の循環を実現し、CO2の排出量削減にも寄与しています。
なお、JEPLAN グループはペットリファインテクノロジー株式会社(神奈川県川崎市)と北九州響灘工場(福岡県北九州市)の2拠点でPETケミカルリサイクルプラントを運営しており、国内外への技術ライセンス事業も推進しています。

■ペットリファインテクノロジー株式会社(https://www.prt.jp
代表取締役 執行役員社長: 伊賀 大悟
設立:2008年10月
事業内容:独自のPETケミカルリサイクル技術を用いた使用済みペットボトルのリサイクル及びリサイクル樹脂の製造・販売

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