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Foonz株式会社、自動音声応答における「高精度ビープ音検知技術」で特許を取得

update:
Foonz株式会社
~IVRで留守電を検知して自動伝達することで”ムダな発信”を削減~



Foonz株式会社(所在地:神奈川県横浜市西区、代表取締役:星野 純一)は、
自動音声応答(IVR)における留守番電話のビープ音を高精度に検出する技術に関して、
日本国特許庁より特許を取得しましたのでお知らせいたします。

この技術は、電話応答時に「人間」か「留守番電話」かを即時かつ高精度に判定するもので、
アウトバウンド業務(予約確認、督促、アンケート調査など)の効率化と自動化を大きく前進させるものです。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/69749/17/69749-17-8fdd5e474bff9f84f33f09599ad0e559-1237x449.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


特許の概要
項目内容
特許番号第7748058号

発明の名称プログラム、情報処理装置、方法、及びシステム
特許権者Foonz株式会社
発明者星野 純一、花本 和也
出願番号特願2025-086807
出願日令和7年(2025年)5月23日
登録日令和7年(2025年)9月24日

開発の背景と課題
【従来の課題】
自動音声応答システム(IVR)が発信したコールにおいて、
応答した相手が「人間」か「留守番電話のビープ音」かを自動で判別することは困難でした。
このため、留守番電話につながっても人間向けのガイダンスを再生し続けてしまうなど、
状況に応じた対応ができず、業務効率の低下を招いていました。

発明のポイント(技術の概要)
本特許技術では、通話開始直後に得られる音声ストリームデータをリアルタイムで解析し、
その中の「周波数スペクトラム」(音の周波数ごとの強度)を一定時間ごとに抽出します。
ビープ音には「特定の周波数が安定して継続する」という特徴があるため、
抽出したスペクトラムを既知のビープ音モデルと照合し、
以下の指標からビープ音であるか否かを高精度に判定します。
周波数スペクトラムの類似度
ピーク周波数の安定性
これらの条件が所定の閾値を満たした場合、
システムは即座に「留守番電話に接続された」と判断し、
その後の処理を自動的に切り替えます。

お客様への提供価値(導入によるメリット)
A. 留守番電話接続時のインテリジェント対応
専用メッセージ再生と自動切断
ビープ音検知時に、「留守番電話専用メッセージ」を自動再生し、通話を自動終了。
例:「こちらはFoonz株式会社の自動音声です。後ほど改めてご連絡いたします。」
メッセージのパーソナライズ対応
顧客情報に基づき、「〇〇様、ご予約の確認です」などの個別メッセージを自動で残すことが可能。

B. オペレーター業務の効率化(後処理の自動化)
コール結果の自動記録:「不在」「留守電」などのコールステータスを自動登録。
CRM連携によるステータス更新:顧客管理システム上のステータスを自動で更新。
再コールタスクの自動生成:オペレーターのToDoを自動登録し、対応漏れを防止。

C. 再コール効率の最大化(自動スケジューリング)
過去の応答履歴をもとに、「人間が応答しやすい時間帯・曜日」を分析。
留守電検知後は、最適なタイミングで再コールを自動スケジューリングすることで、
接続率の最大化を実現します。

D. 「人間」応答時のシームレスな分岐処理
ビープ音でないと判定された場合は、さらに応答内容を分析し、
「人間による発話」か「自動音声(他社IVR)」かを識別。
人間の発話が検知された場合は音声認識により内容を理解し、
「担当者につないで」「予約を変更したい」などの要望に即応できるよう、
オペレーター転送や自動ガイダンス再生に切り替えます。

■会社概要
会社名:Foonz株式会社
本社住所:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目6番3号 MMパークビル 15階
代表取締役:星野 純一
コーポレートサイト:https://foonz.co.jp/
■ソクコム:https://sokucom.cloud/
■ソクコムお問い合わせURL:https://sokucom.cloud/contact/
■メール:sokucom_info@foonz.co.jp
■電話:050-3176-2222

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