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デジタルダイナミック、IDCフロンティア「奈良生駒データセンター」内でGPUサーバーの運用を開始。拠点を東西へ拡大し、分散型AIインフラを強化

update:
デジタルダイナミック株式会社
強固な地盤と最新鋭の設備でGPUを守る、東京・府中との2拠点体制を構築



デジタルダイナミック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:根来 実、以下「デジタルダイナミック」)は、株式会社IDCフロンティア(以下、IDCF)が運営する「奈良生駒データセンター(奈良県生駒市)」内にGPUサーバーの設置を開始し、12月からGPUサーバーの運用を開始しました。これにより、当社が既にGPUサーバーの運用を行っている「東京府中データセンター(IDCF)」に加え、西日本の主要拠点として「奈良生駒データセンター」でのGPUサーバー運用を開始し、分散型AIデータセンター事業として計画・推進している九州、東北と併せて設置エリアが拡大しています。国内東西2拠点でのデータセンターを提供することにより、災害リスクを分散させ、環境の整ったインフラを提供することが可能となります。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/160865/15/160865-15-3f2ddf58b2d8f2520124b9d22bfee8d0-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ 背景と目的

生成AIの社会実装が急加速する中、計算資源となるGPUサーバーの需要は増大の一途をたどっています。同時に、極めて高価かつ精密なGPUサーバーという重要な「資産」を、自然災害などのリスクから物理的にどう守るかが、AI開発企業や投資家にとって喫緊の課題となっています。
当社はこれまで、国内有数のスペックを誇る「東京府中データセンター」にて大規模なGPUクラスタを組成してまいりました。今回、さらなるリスク分散と電力供給の安定性を追求し、IDCFの最新鋭拠点である「奈良生駒データセンター」内にインフラ環境を構築し、当社のGPUサーバーの設置および運用を開始しました。

■ 奈良生駒データセンター(新拠点)の特長

奈良生駒データセンターは、GPUサーバーのような高負荷・高発熱機器の運用に最適化された、国内最高水準の設備を備えています。
- 災害リスクを極小化した「最適な立地」大阪湾から約26km離れた内陸部、海抜135mの高台に位置しており、津波リスクが極めて低い立地です。また、活断層からも約1.8km離れており、生駒市の土砂災害・洪水ハザードマップにおいても危険度が低いエリアです。 建物には基礎免震構造を採用し、震度6強の地震にも対応。この「水害想定エリア外」かつ「強固な地盤」という特性は、お客様の資産であるGPUサーバーを守る上で最大の強みとなります。
- GPU稼働を支える大容量電力と72時間の連続運転最大受電容量50MWの大規模データセンターであり、ラックあたり9kVA以上の電力供給に対応可能です。一般的なサーバーよりも多くの電力を必要とするGPUサーバーの高集積運用において大きなアドバンテージとなります。 また、非常用発電機は72時間の無給油連続運転(定格)が可能であり、万が一の広域災害時にも安定したサービス継続を約束します。
- 最先端のセキュリティとネットワーク入館システムには顔認証およびQRコード認証を採用し、物理鍵(ラックキー)を撤廃したタッチレスかつ高度なセキュリティを実現しています。 ネットワーク面では、大阪・堂島エリアとのレイテンシが極めて低遅延であり、関西圏のIX(インターネットエクスチェンジ)への接続性も抜群です。

■ 今後の展望:「分散型AIデータセンター」構想

今回の開設により、現在進行中の分散型AIデータセンター開設プロジェクトと合わせると、より広範囲なエリアをカバーする計画が進行しています。
- 【関東】東京府中データセンター(IDCF):首都圏の低遅延アクセスを重視
- 【関西】奈良生駒データセンター(IDCF):最高レベルのBCP対策と電力安定性を重視
- 【九州】分散型AIデータセンター九州リージョン薩摩川内DC
- 【東北】分散型AIデータセンター東北リージョン福島双葉町DC

今後は、計算力利用顧客に合わせたサーバー運用拠点の確保を進めていくとともに、地政学的リスクを分散させた「止まらないAIインフラ」の構築を加速させてまいります。

■高品質なデータセンターで実現する、「推論AI時代のGPUクラスタ」

IDCFのオウンドメディアで、当社とモルゲンロット社のインタビュー記事が掲載されました。
大規模GPUクラスタ構築に求める高い基準をクリアする豊富な電力供給量と堅牢性を備えたデータセンターであることなど選定理由や、今後は分散型AIデータセンター構想に基づき各地で柔軟性が高い計算力を安定的に供給できるインフラを構築することなどを語っています。
URL:https://www.idcf.jp/case/digital-dynamic.html
詳細を見る

■デジタルダイナミック株式会社について
代表者:代表取締役 根来 実
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
設立:2024年4月18日
URL:https://digital-dynamic.co.jp

本件に関するお問い合わせ先
デジタルダイナミック株式会社 広報担当
TEL:03-6257-2125 /E-mail:contact@digital-dynamic.co.jp

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