医療法人社団ミネルバが運営するミネルバクリニック（所在地：東京都港区、院長：仲田 洋美）（https://minerva-clinic.or.jp/）は、理事長であり院長を務める仲田 洋美（医師／臨床遺伝子専門医）が、国際誌「Global Woman Leader」において「Women Leaders in Japan’s Healthcare Clinics 2025（日本のヘルスケア分野を代表する女性リーダー10名（2025））」の一人として選出され、特集記事として掲載されたことをお知らせいたします。
本特集は、医療・ビジネス・研究分野において社会的インパクトを生み出している女性リーダーを、国際的な視点から選出・紹介するものです。
同誌では、仲田洋美院長について 「日本で臨床遺伝学を牽引する存在」と評し、 内科専門医、がん薬物療法専門医、臨床遺伝専門医という多様な医学的専門性と患者に寄り添う姿勢を併せ持つ医師として紹介しています。
仲田院長がミネルバクリニック院長として、 これらの専門的バックグラウンドを生かし、 世界標準に根ざした包括的な医療支援を提供している点を高く評価しており、 こうした取り組みが今回の選出につながりました。
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◆掲載記事で紹介された主な内容
特集記事では、仲田洋美院長のこれまでの歩みやミネルバクリニック創設の背景とともに、ミネルバクリニックが目指す遺伝医療の在り方、遺伝医療の重要性、国際基準に基づく診療体制、日本の医療構造に存在する課題などがインタビュー形式で紹介されています。
・幼少期の疾患経験を原点とした医師志望の背景
・がん薬物療法専門医としての臨床経験と、遺伝性腫瘍医療との出会い
・臨床遺伝専門医として、予防医療・早期介入を重視した診療モデルの構築
・ACMG（米国臨床遺伝・ゲノム学会）やNCCN（全米総合がん情報ネットワーク）など、国際ガイドラインに基づく医療提供体制
・日本における遺伝医療の課題（制度的制約、情報アクセスの格差、キャリアスクリーニングに対する誤解）
・「医師個人の専門性と責任を軸にした医療」を実現するためのミネルバクリニック創設の背景
・保存DNAの活用など、人生のステージに応じた継続的な遺伝医療支援
Global Woman Leader誌のインタビューでは、日本の医療が直面している課題についても触れられています。
多くの国では、遺伝子検査やリスクに応じたサーベイランスが予防医療の一環として活用されていますが、日本ではそれらが十分に普及しておらず、その結果、患者が予防や早期診断の機会を逃してしまうケースが少なくありません。
また、日本ではキャリアスクリーニングが「差別につながるのではないか」と誤解されることも多く、正しい理解や活用が進みにくい現状があります。
加えて、医療システムの階層構造が強いことから、新しい知見や効率的な介入が現場に届くまでに時間を要するという課題も指摘されています。
ミネルバクリニックでは、ACMG（米国臨床遺伝・ゲノム学会）やNCCN（全米総合がん情報ネットワーク）などの国際ガイドラインに基づき、こうした課題を踏まえた世界水準の遺伝医療を提供しています。
日本でも数少ない臨床遺伝専門クリニックとして、全国から患者が来院しており、なかには家族が原因不明の疾患で子どもを亡くすなど、深い悲しみの中にあるケースもあります。
そのような場合には、保存DNAを活用することで、通常は長期間を要する検査結果をできる限り迅速に提示し、家族が次の選択へ進むための手がかりを提供しています。
ミネルバクリニックのケアモデルは、患者一人ひとりの人生のステージに応じて設計されています。
疾患リスクの早期発見と、次に進むための具体的な選択肢を示すことを重視し、患者と家族が主体的に判断できる医療支援を目指しています。
今後も、国際的エビデンスに基づいた医療モデルを通じて、未だ満たされていないニーズに向き合いながら、 日本の医療が患者の自律性を尊重し、国際標準を自然に受け入れる文化を育んでいくことを目指してまいります。
◆仲田 洋美 院長のコメント（掲載記事より）
私は、がん薬物療法から医師としてのキャリアをスタートしましたが、 遺伝性腫瘍に関わる患者さんを診る中で、 『予防は治療と同じくらい重要である』という信念が深まりました。
現在は、がん薬物療法専門医と臨床遺伝専門医という 二つの専門性を生かし、 遺伝的な素因を持つ可能性がある方を適切に見極め、 早期発見や介入につながるサーベイランスへと橋渡しする役割を担っています。
その際、医学的な判断だけでなく、 患者さんやご家族が直面する感情的な現実にも寄り添いながら、 一人ひとりの背景や価値観に配慮した関わりを大切にしています。
医療における限界は、挑戦した後に初めて語れるものです。
世界標準の遺伝医療を日本でも当たり前の選択肢にし、 患者さん一人ひとりが、自分の未来を主体的に選べる社会を目指しています。
【掲載媒体情報】
・媒体名：Global Woman Leader
・特集名：Women Leaders in Japan’s Healthcare Clinics 2025
・掲載記事URL：
https://www.globalwomanleader.com/leader/hiromi-nakata-clinical-geneticist-rendering-globally-aligning-genetic-interventions-in-japan-vid-1460.html
【ミネルバクリニックについて】
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ミネルバクリニックは、臨床遺伝専門医が運営する、日本でも数少ない遺伝専門クリニックです。
遺伝性疾患、がんの遺伝医療、出生前診断、家族性腫瘍、キャリアスクリーニングなど幅広い分野をカバーし、国際的エビデンスに基づく医療提供を行っています。
▼詳細はこちら
■NIPT検査
https://minerva-clinic.or.jp/nipt/
■発達障害・学習障害・知的障害遺伝子検査
https://minerva-clinic.or.jp/genetictesting/intellectual-disability/
■発達障害・自閉症・知的障害染色体シーケンス解析
https://minerva-clinic.or.jp/genetictesting/csa/
■自閉症遺伝子検査
https://minerva-clinic.or.jp/genetictesting/autismpanel/
■遺伝子検査 ブライダルチェック・787遺伝子 拡大版保因者スクリーニング女性版
https://minerva-clinic.or.jp/genetictesting/bridal/expanded-carrier-screening/
※遺伝子検査は、医学的・社会的に広く定着したものではありません。
※遺伝子検査は保険診療の対象外です。
■ミネルバクリニック
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