株式会社quantum(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:川下和彦、以下quantum)は、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(東京都文京区、理事長:豊田章男、以下TMF)とともに、高齢ドライバーの安全運転継続支援の社会実装を目指す取り組みの一環として、車内でドライバーとともに過ごし、安全運転意識を高める猫型ロボット「ドラにゃむ」のプロトタイプ開発と、コンセプト検証を目的とした実証実験を実施しました。
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「ドラにゃむ」は、通常時はグーグーと寝息を立て、リスクのある運転を感知すると、目を覚まして鳴き声を発する“起こしたくない猫型ロボット”です。
高齢ドライバーが当事者となる事故が重要な社会課題となる中、TMFがこれまで行った実証実験では、自分自身の運転行動を客観的に知ることにより、運転の癖や習慣が一定程度改善することが確認されています。一方で、運転行動の評価を受けることや自身の映像を記録することへの抵抗感がこうした改善の機会を阻む課題の1つになっており、運転スコアのような直接的な評価ではなく、何らかの「間接的な評価」によってこうした抵抗感を和らげつつ、安全運転意識を高めることはできないかと検討をすすめてまいりました。
そして、「大切な人(子どもや家族など)が同乗していると、丁寧な運転を心がける」、またその裏返しとして「1人で運転する時は荒い運転になりやすい」という身近な経験や、一人暮らしの高齢者が増加している背景を踏まえて検討を行いました。その結果、守りたくなる存在が、リスクのある運転に反応して望ましくないアクションをとる」ことによって、間接的な運転評価をドライバーに提供し、丁寧で安全な運転を促すというアイデアに至り、その1つの形として、通常時はグーグーと寝息を立て、リスクのある運転を感知すると、目を覚まして鳴き声を発する“起こしたくない猫型ロボット”「ドラにゃむ」を制作しました。
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【参考】65歳以上の一人暮らしの者の動向(内閣府 令和7年版高齢社会白書データより作成)
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【参考】同乗者有無別の運転者死亡重傷率(ITARDA INFORMATION No.93のデータより作成)
今後は実証実験で得られた結果やコメントをもとに改良を重ね、このアイデアの持つ可能性や価値の社会への提供の仕方について、検討を進めてまいります。
quantumは本プロジェクトの全体企画、「ドラにゃむ」のプロダクト制作、実証実験支援を担当しています。
交通事故死傷者ゼロに向けて、ドライバーの皆様が優しく癒やされながら、交通安全を守ることに繋がるアイデア創出・社会実装に今後も取り組んで参ります。
●ドラにゃむについて
「ドラにゃむ」は、通常時はグーグーと寝息を立て、リスクのある運転を感知すると、目を覚まして鳴き声を発する“起こしたくない猫型ロボット”です。猫のぬいぐるみのような愛らしい佇まいで、助手席に置くことで「大切な人が隣にいる」感覚を生み出し、運転行動を評価されているという抵抗感を抑えながら、一人での運転時にも自然と安全で丁寧な運転を促します。
●今回実施する実証実験の内容について
本実証実験では、65歳以上の高齢ドライバー7名と20~30代の運転歴の浅いドライバー5名に「ドラにゃむ」を数日間貸し出し、終了時にアンケートやヒアリングにより「誰かが同乗している感覚になったか?」、「安全運転意識に変化があったか?」、「運転の妨げになることは無いか?」などを調査しました。
高齢ドライバーからは、「横に誰かが乗っている、一人ではない感覚があった」、「数日であったが愛着が湧いた」などの声があり、「ドラにゃむ」が守りたい存在として認識される可能性を確認できました。また、「安全に丁寧に運転しなければという意識になった」、「いつもより丁寧に運転をした」など、安全運転を促す狙いの効果も確認できました。加えて、運転歴の浅い参加者の中でも普段1人で運転することが多いドライバーからは、「自然な存在感がちょうど良い」、「運転への集中が高まった」などポジティブな評価を得ました。
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●トヨタ・モビリティ基金について ( https://toyotamobilityfoundation.jp/ )
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トヨタ・モビリティ基金は、多様なパートナーとともに、移動に関わる国内外の社会課題の解決に取り組んでいます。志を同じくする人たちとの協働を通じ、より豊かでサステナブルな未来社会の実現に向けて、イノベーティブな技術、仕組みづくりにチャレンジし、移動の楽しさを追求していきます。
●quantumについて ( https://www.quantum.ne.jp )
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quantum は、クリエイティビティを軸にしたインキュベーション力で、新規事業開発、ベンチャークリエーション、ハンズオン投資によるグロース支援を行うスタートアップスタジオです。2016 年の創業以来、100 社を超える企業、大学などとインキュベーションを実践しています。これからも venture builders として、1.新規事業のインキュベーション、2.ベンチャークリエーションとグロース支援、3.デザイン&エンジニアリングの 3 つの事業セグメントを重ね合わせて、「世界を変えるインパクトのある新規事業の創造」に挑戦していきます。






















