おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

リリースプラス

オール光ネットワーク(APN)でつなぐ分散型データセンター実現に向けた検証を実施

update:
CTC
低遅延通信と分散処理技術でAI社会を支える次世代インフラを目指す



伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:新宮 達史、本社:東京都港区、略称:CTC)は、株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長執行役員:籔田 健二、本社:東京都千代田区、以下:MRI)との共同で次世代通信基盤「オール光ネットワーク※1(All Photonics Network、以下、APN)」と分散型データベース「TiDB(タイディービー)※2」を組み合わせた、分散型データセンターの実現に向けた検証を実施しました。電力消費を抑制しながら、データ処理能力を高める次世代インフラの構築を目指します。

近年、AIの活用による膨大な計算処理で電力需要が大幅に拡大する中、企業は環境負荷の低減と災害対策を目的にデータセンター(DC)を全国各地に分散する取り組みを進めています。しかし、現行の通信インフラでは距離に伴う通信遅延により、DC間でのリアルタイム処理やAIモデルの分散学習など低遅延が求められる分野での課題となっています。こうした背景から、総務省は2030年代のAI社会を見据え、従来の電気信号通信を光信号に置き換え、低遅延・大容量・低消費電力を実現するAPNを中核とした新たなデジタルインフラの整備を推進しています※3。

APNによる分散型DCの実用化は、複数の拠点でデータを効率的に処理・保存できるため、災害時における迅速なデータ復旧や環境負荷の軽減に貢献するだけでなく、通信・金融・医療など、リアルタイムかつ大容量の処理が求められる分野においても安定したサービス提供を可能にすると期待されています。
今回の検証では、APNを利用し、70km圏内の接続を想定した2つの仮想DCと3つのリージョン(区域)を構築してデータ分散処理の動作を検証しました。仮想DCに置く分散型データベース(DB)として「TiDB」を選択しました。TiDBは、高い可用性と拡張性を備えたオープンソースの分散型SQLデータベースです。データを小さな単位に分割して複数のDB間で複製し、更新時には全てのDB間で整合性を保ちながら自動的に同期する点が特徴です。

検証期間は2025年10月22日から10月28日までです。CTCは、検証用機器の調達、インフラの設計・構築、分散型データベース(TiDB)の設計・構築、ならびに検証プランの策定および実施を担当しました。MRIは総務省からの委託を受け、オール光ネットワークの簡易実証基盤を構築するとともに、ユースケース創出に向けた分散型データベース構想の検証をCTCに依頼し、本取り組みの実現に至りました。

今回の検証の成果は以下の通りです。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/108377/table/205_1_4125f4b580f5973d9d6af4dd1facd99e.jpg?v=202602090145 ]

今回の成果を踏まえ、次年度はより本格的な実証環境にて実際のダークファイバーを活用した長距離伝送の検証や、実運用を想定したシナリオに基づく技術評価を実施する予定です。
今後も2社は、分散型データセンターの実現に向けて、段階的に技術課題の解決に取り組みながら、将来的な商用サービスの展開を視野に入れて検証を進めます。


■今回の簡易実証基盤上での検証イメージ
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/108377/205/108377-205-34466d745607198f17bdcb28c119bfdd-852x554.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■APN通信を使用した分散型DCの期待効果
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/108377/205/108377-205-c4b402bd8cc48a112b12d600491be5dd-1148x428.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


※1 オール光ネットワークは、光電融合技術を活用し、ネットワークや通信装置での電気信号と光信号の変換を最小限に抑えることで、低消費電力・低遅延・大容量を実現する通信技術。従来のネットワークでは中継装置で電気信号への変換が必要でしたが、オール光ネットワークでは光信号のまま処理を行うため、エネルギー効率が高く、超高速通信に対応が可能。5G/6Gやデータセンター間通信、AI・IoT分野など、膨大なデータ処理が求められる次世代インフラに不可欠な技術として注目されています。
※2 TiDB(タイディービー)は、PingCAP社によって開発されたオープンソースの分散型SQLデータベース。MySQL互換を持ちながら、クラウドネイティブな設計により、オンプレミスやクラウド環境で柔軟に運用が可能。複数のノードにデータと処理を分散することで、水平スケーリング(スケールアウト)と高可用性を実現します。
※3 総務省「Beyond 5G推進戦略2.0」では、2030年代の情報通信基盤として、オール光ネットワーク(All Photonics Network:APN)を中核としたインフラ整備の必要性が示されています。
※その他、記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。


以上

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)
https://www.ctc-g.co.jp/

最近の企業リリース

トピックス

  1. 甘いの?しょっぱいの?1日20食限定の「チョコレート味噌ラーメン」が唯一無二の体験だった

    甘いの?しょっぱいの?1日20食限定の「チョコレート味噌ラーメン」が唯一無二の体験だった

    都内に6店舗を構えるラーメン店グループ「ソラノイロ」は、2月11日から「そらのいろ 銀座本店」にて1…
  2. 鳥羽周作シェフおすすめの「ペヤング」アレンジを実践 溶き卵につけるだけで劇的変化が!?

    鳥羽周作シェフおすすめの「ペヤング」アレンジを実践 溶き卵につけるだけで劇的変化が!?

    料理人の鳥羽周作さんが、自身のXで驚きのアレンジを紹介しました。その名も「とんでもなく簡単に最高の飲…
  3. ゲーマー御用達Discord、ちょっと本気を出す ティーン向け安全設定が強めに

    ゲーマー御用達Discord、ちょっと本気を出す ティーン向け安全設定が強めに

    ゲーム好きにはおなじみのコミュニケーションサービス「Discord(ディスコード)」が2月9日、未成…

編集部おすすめ

  1. 描き下ろし記念ビジュアル

    河内遙「涙雨とセレナーデ」2027年TVアニメ化 描き下ろし記念ビジュアル公開

    河内遙さんの「涙雨とセレナーデ」が、2027年にテレビアニメ化されることが決定しました。単行本最終14巻の発売日にあわせて、2月13日に発表…
  2. 「映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城」メインビジュアル

    映画ドラえもん新作、災害描写の注意喚起 「地震を描くシーンがございます」

    東宝系で2月27日に公開される「映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城」について、映画ドラえもん【公式】Xアカウント(@doraeiga)が…
  3. Dock3離陸

    夜の雪山「捜索できない」常識を覆す ドローンが変えた救助と残る課題

    一般社団法人Japan Innovation Challenge(JIC)は2月10日、北海道富良野スキー場で1月に発生したバックカントリー…
  4. 「手のひらネットワーク機器」第4弾

    カプセルトイなのに本格派 「手のひらネットワーク機器」第4弾が登場

    カプセルトイでありながら本格的すぎると話題を集めている「手のひらネットワーク機器」シリーズから、第4弾が登場します。2026年6月中旬より、…
  5. 新システムは「横丁手形-ヨコパス-」

    クレーンゲーム革命!LINEで即プレイできる「ヨコパス」始動 船橋に誕生する「クレーン横丁 極」からスタート

    両替もカードも不要、LINEひとつで遊びから景品交換まで完結するクレーンゲームの新しい仕組みが、千葉県船橋市の「クレーン横丁 極(きわみ)」…
Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

提携メディア

Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト