スウェーデンの作家ルーネル・ヨンソンの児童文学「小さなバイキング」シリーズを原作にした、3Dアニメ「小さなバイキング ビッケ(英題:Vic the Viking and the Magic Sword)」の劇場公開が決定しました。
公開日は2020年10月2日で、主人公ビッケの声を担当するのは女優・伊藤沙莉さん。声優としてはテレビアニメ「映像研には手を出すな!」に浅草みどり役で出演しています。
「小さなバイキング」シリーズは、日本ではドイツと共同製作されたテレビアニメが1974年~1975年にかけて放送されました。さらに、2013年にはヨーロッパでリメイクされた3Dアニメのテレビシリーズ「Vic The Viking」が、日本では2014年からディズニー・チャンネルで放送されています。
10月に公開される映画では、「Vic The Viking」に参加したエリック・カズさんが監督・脚本を担当。作画監督には「SING/シング」「ペット」「怪盗グルーのミニオン大脱走」のティモ・ベルクさんが名を連ねています。
伊藤さんが演じるのはバイキング・フラーケ族の族長ハルバルの息子・ビッケ。小さくて力もないけれど知恵と勇気で危機を乗り越えていくキャラクター。
そして今作は、何でも黄金に変えてしまう魔法の剣の秘密を解き明かす物語。原作にはない全く新しいオリジナルストーリーが展開されます。
■伊藤沙莉(ビッケ役)コメント
今回ビッケ役を演じさせていただくことが決まり、 緊張と興奮のハーフ&ハーフと言った気持ちでいっぱいです。 世代的に私の母など、 身近な人たちが幼い頃に触れた思い出の作品ということもあり、 その世代の方々に、 もう一度あの頃のワクワクを感じて頂けるように!そして、 今のお子様たちや私と同世代の方など幅広く楽しんでもらえるよう、 精一杯頑張ります!知恵と勇気あるビッケが、 色々な危機を乗り越えて、 どんな冒険を繰り広げるのか、 ご期待ください!
■ストーリー
ビッケはバイキング・フラーケ族の族長ハルバルの息子。 ハルバルは元気な力持ちだがどうも頭の回転が鈍く族長としては頼りない。 そんな父とは正反対にビッケは小さくて力もないが、 知恵は誰にも負けませんでした。 ある日、 母のイルバが魔法の剣の力で黄金に姿を変えられてしまいます。 ハルバルは案内役のレイフと船員たちと海賊船で剣の秘密を解く旅に出発。 おいてきぼりを食らったビッケはそっと樽に隠れ海賊船に乗り込みます。
知恵と仲間の力で困難を乗り越え、 ビッケたちが辿り着いたのは謎の島。 人間界に追放されたアズガルドに住む神、 ロキが待ち受ける。 ビッケたちの運命とは――!?
■概要
監督:エリック・カズ 「Vic the Viking」(TVシリーズ)
アニメーター:ティモ・ベルク 『SING/シング』『ペット』『怪盗グルーのミニオン大脱走』
出演:伊藤沙莉(ビッケ)
配給:イオンエンターテイメント、 AMGエンタテインメント
公式サイト:vic-movie.com
2019/ドイツ、 フランス、 ベルギー/77分/英題:Vic the Viking and the Magic Sword
(C) 2019 Studio 100 Animation – Studio 100 Media GmbH – Belvision
情報提供:学校法人吉田学園