「猫ではなく、もはやUFOキャッチャーとなったもっち君(笑)その腕でチュールを掴みとれ!」というつぶやきとともにTwitterで紹介されたのは、UFOキャッチャーのアームみたいになっている猫の写真。オスのサバトラのもっちくんが、手すり部分にがっしりまたがる姿が写っています。これは強そうなアームだ……。

 人懐っこい性格というもっちくんは、「猫写真を撮るのが好きで、常にシャッターチャンスを狙っています!」という猫好き飼い主さんと暮らしています。

 飼い主さんに話をきくと、今回の写真は「『かわいい』『かっこいい』猫写真は皆さん投稿されているので、珍しい写真を撮りたいと思っていたんです」という思惑もあり撮られた一枚。

 しかしながら猫は自由気ままな生き物。狙って「珍しい写真」がそうそう撮れるものではありません。このため偶然撮られた一枚には変わりないのですが……視線はなぜかのバッチリカメラ目線。モデルなれしてるのかな?

階段の手すり部分を器用にまたがっているもっちくん。ばっちりカメラ目線です。

 もしくは「チュールを掴みとれ!」という飼い主さんのつぶやき通りに?、好物をゲット(おねだり)する方法として、普段とは違ったアピールをしたのかもしれません。キリっとした目元もチャームポイントですね。

 この投稿には、「面白い体勢だにゃあ~」「チュール用意しときます」「まさしくUFOキャッチャーのアーム」「腕の角度がいい感じですね」「私を掴みとってほしい」などという反応がリプライ(返信)欄に寄せられ、大きな反響となりました。

 そんな飼い主さんは、もっちくんの他に茶トラのきなこくんとも一緒に暮らしています。2匹は実の兄弟猫だそうで、もっちくんとは対照的に、大人しくてシャイだけど、甘えるときはしっかりと甘えてくるという、猫らしい性格しているのがきなこくんだそう。

実の兄弟のきなこくんともっちくんと暮らしている飼い主。

 今年(2021年)の5月にお迎えして1年になったというきなこくんともっちくん。そんな2匹の日常風景はTwitterやYouTubeチャンネル「きなこもっちゃんねる」にて紹介されています。

<記事化協力>
きなこもっちさん(@YCYAgGzrmcRxy2a)

(向山純平)