ビジュアルアーツのKeyブランドから6月26日に発売された、PC用アドベンチャーゲーム『Angel Beats!-1st beat-』。人気アニメ『Angel Beats!』を題材にした作品で、全6巻構成が予定されており、発売前からファンの間で期待の声が高まっていました。

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Angel Beats!

しかし、いざ発売されてみると直後から「3日目の選択肢でループにはいる」という不満の声が一部からネット上にあげられ、「不具合ではないか」という指摘すらされていたのですが?

Key開発室のTwitterアカウントが6月29日に発表したコメントによると、『「正規のディスク」でインストールして、ゲーム起動時にディスク認証をしていれば起こらないわ。』とのこと。正規品でないディスクからインストールし認証しない場合、不正対策としてわざとループする仕組みを取り入れていたそうです。

昨今、ゲームソフトに限らず商用ソフト業界全体では、非合法でソフトウェアを入手する人(=不正者)が増え、売り上げに大きく影響をおよぼすなど深刻な問題となっています。また、売り上げはその後の作品にも影響してくるため、正規品を購入している人たちにとっても不正者の存在は邪魔者でしかありません。そのため、ネットでは彼らを「割れ厨」と呼び常に批判の対象としています。

今回Keyが対応を発表したことで不正者の一部が明らかとなり、ネットには「よくやった!」「アホ大漁すぎて草」「割れ厨対応はきちんとしないと深刻だからな」「Twitterにループとか書き込んだやつ割れバレて涙目」といった支持する声から、「昔からこの手のプロテクトあるよね。もっと活用してほしい」「フロッピー時代思い出した」といった対応を懐かしむ声まで様々な意見があげられていました。