高いパフォーマンスと安定性が特徴のゲーミングパソコン「GALLERIA(ガレリア)シリーズ」から、プレミアム・ゲーミングノートパソコン「GALLERIA UL7C-R37(22万9980円~)」と「GALLERIA UL7C-R36(18万9979円~)」の2製品が11月4日に販売開始。インテルとの強力なタッグで生まれた新製品の発表会が同日開催されたので行ってきました。
今回の2製品は、2019年9月に発表して好評だったインテルとの共同設計第1弾製品「GALLERA GCR2070RGF-QC/GCR1660TGF-QC」の後継製品です。
前機種と同様に「Game & More」のコンセプトが踏襲されており、基本的な性能ではインテルの第11世代Core i7-11800H、NVIDIA GeForce RTX 30シリーズを搭載。さらにGALLERIA ゲーミングノートパソコンの15.6インチモデルでは初の240Hz駆動液晶パネルを採用しているとのことです。
会場で受付を済ませて記者席に向かうと、なんとすべてのイスがゲーミングチェアに!さすがゲーミングパソコンの新製品発表会ですね。こんなことは初めてだったのでビックリしてしまいました。座り心地はもちろん抜群。気持ち良く発表会を取材することができました。
発表会では、まずサードウェーブ執行役員の佐藤さんが登壇。日本国内のパソコンの形状のシェアは圧倒的にノートパソコンが勝っていますが、ゲーミングパソコンで見てみると真逆の結果になっている現状を紹介。
しかし、近年ではゲーミングノートパソコンの需要も高まっているとのこと。そこで多様なユーザーの声にこたえるために、「得意としていたデスクトップだけでなく、ノートの注力を一層強めていく」とコメント。
そして、スマホやタブレットなどで始めたゲームを、よりパフォーマンスの高いゲーミングパソコンで楽しんでもらえるように、「そのゲーム環境を作っていく、一翼を担っていきたい」と力説すると、ついに「GALLERIA UL7C-R37」と「GALLERIA UL7C-R36」が舞台上に姿を現しました。
続いて、サードウェーブGALLERIA製品企画担当の瀧吉さんが登壇。「動作性」「冷却性」「拡張性」「機動性」「デザイン性」について解説しました。
「動作性」については、ノートパソコンは液晶の交換ができないのでスペックの高いものを搭載する必要があり、そのために240Hz駆動の液晶パネルを採用と説明。さらにモバイル向けとしては最新の第11世代インテル Core プロセッサーなども搭載していると話していました。
またパソコンの天敵と言えば熱。これは液体金属を使用したことで従来よりも数倍の熱伝導ができるようになり、薄型の形状を維持したまま性能向上を果たすことが可能になったとのことです。
その他にもThunderbolt4やWi-Fi6など最新の拡張規格を採用した「拡張性」、マグネシウム合金を使用することで軽くて硬く、さらに形状変更などもしてブラッシュアップした「機動性」、シンプルであらゆるシーンで使える「デザイン性」など、先代モデルの発売からから2年。その間に更新された様々なテクノロジーが取り込まれている紹介しました。
そして、「ゲーミングノートパソコンとして非常に高いバランスでまとめており、多くのユーザーの方々に高品質なゲーム体験を感じていただける製品になったと確信しております」と力強く語りました。
最後に登壇したインテル執行役員の井田さんは、「戦略的なパートナーとして、サードウェーブとゲーミング市場、eスポーツ市場を一緒に盛り上げていきたい」と抱負を語り、サードウェーブ執行役員の佐藤さんとガッチリ握手。今後どんな展開が待っているのか、ワクワクしてしまいました。
最後に、発表会後に行われた質疑応答で競合他社製品との決定的なアドバンテージについて話が及ぶと、「トータルバランスで秀でたところがある」と自負しているとのこと。
瀧吉さんによると、突出した性能を持つ部品を搭載しても高価格帯になってしまい、「コアは人にしか届かない製品になってしまう」とのことで、ノートパソコンは多くの人に使ってもらうところに主眼を置いていると回答。
多くの人に買ってもらえる価格帯で最高の体験ができることを重点に置いた場合でのトータルバランスは「競合他社製品よりも一歩先を行っている」と自信をのぞかせていました。
そんな「GALLERIA UL7C-R37」と「GALLERIA UL7C-R36」は、全国のコンピューターショップ「ドスパラ」各店舗や「ドスパラ」通販サイトなどで販売されています。
取材協力:株式会社サードウェーブ
(取材・撮影:佐藤圭亮)