電気街にある架空の本屋さんを舞台にした、水あさと先生の漫画『デンキ街の本屋さん4』(メディアファクトリー/月刊コミックフラッパー)が2013年1月23日に発売された。
【関連:『デンキ街の本屋さん4巻』発売記念サイン会は「BOOKS うまのほね」と「みかんブックス」で開催!?】
発売を記念して、作中に登場する「BOOKS うまのほね」のモデルと言われる「コミックとらのあな秋葉原店」と、「みかんBOOKS」のモデルと言われる「メロンブックス秋葉原店」それぞれが、劇中仕様に変身。期間限定で夢の世界が実現した。
まずは「コミックとらのあな秋葉原店」だが、看板が「コミックうまのほね」に変更。書店員の皆さんも「うまのほね」と描かれた特性のエプロンをつけて、ポーズをとってくれた。
店内に入ると、水あさと先生のサイン入りの複製原画が飾られていた。
そして、書店員の愛のこもった手作りPOPと、平積みにされた『デンキ街の本屋さん』が目に入る。
店員さんが、複製原画とポスターをバックに、写真を撮らせてくれた。『デンキ街の本屋さん』のカントク並のイケメン店員だ。
店の外では、『デンキ街の本屋さん』のひおたんと腐ガールのコスプレをしたレイヤーさん二人がチラシを配っていた。
チラシには、「女子力の低さに悩む書店員さんはお好きですか?」と書かれた最新4巻の情報が掲載されている。
そして、1月26日には作者である水あさと先生のサイン会が開催された。サインは、4種類のイラストから1つを選ぶことができるといううれしいサービス付き。
ファンの方は、水先生との会話を楽しみながら、サインをもらって皆満面の笑。
サイン会の方は残念ながら人が多すぎたため撮影を断念。サイン会開始前の写真でこちらは当日の雰囲気を感じ取って欲しい。
1月27日には、「メロンブックス秋葉原店」が「みかんBOOKS」に変身した。
「コミックとらのあな秋葉原店」が「BOOKS うまのほね」と違うところは、「平積み」だ。
タワーやラピュタ積みなどといった大掛かりな、芸術的ともいえる積み方を再現させたことで有名である。
今回も勿論やってくれた。
そしてお次は1月27日に行われた水あさと先生のサイン会。こちらも参加者が多すぎたため撮影を断念。
サイン会前の会場写真となるが、こちらからも充分に“みかん書店員”のパッションがほとばしる様子が伝わると思う。
写真からはわかりにくいが、サイン会会場まで降りる壁一面には劇中のセリフがずらり!!そして階下に降りるとサイン会場がドーン。先生が使う机の上にもちゃっかり“ミニみかん積み”が施されているのがわかるだろうか???
このように、作中に登場する『デンキ街の本屋さん』が現実になるというのは読者にとっては夢のような話だ。
「マンガは一期一会」。本屋さんや店員さんも、POPを手作りしたり平積みを行ったり、日々様々な工夫を行い、本を販売している。
(取材:川上竜之介)