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アドビ、国内のビジネスパーソンによるPDFファイルと生成AIの活用状況に関する調査結果を発表

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アドビ株式会社
PDFの生成AI機能で8割のビジネスパーソンが業務効率化を実感、法務部で活用が進む



【2025年6月12日】
アドビ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中井 陽子、以下アドビ)は本日、PDFファイルの利用状況と生成AI機能の活用状況に関する調査結果を発表しました。本調査は、2月にAdobe Acrobatに日本語版の生成AI機能「Acrobat AIアシスタント」が提供開始されたことをふまえて、PDFや生成AIの活用状況などを調べるために、日常の業務でPDFファイルを利用している日本国内のビジネスパーソン700名を対象に実施したものです。
今回の調査で明らかになった主な結果は以下の通りです。
PDFの利用状況について
・全体の6割のビジネスパーソンが10ページ以上の長文PDFを日常的に活用
・全体の7割がビジネス文書から情報を探すのに苦労していると回答。職種別では、法務部門が最多の9割に達し、全体平均を大きく上回る

PDFの生成AI機能の活用について
・PDFの「生成AI機能」利用率は全体の4割、利用ユーザーの8割が業務効率化を実感したと回答。職種別では法務部門の利用率が最多
・生成AI機能の使用にあたっての懸念は、「AIの利用に関する社内ガイドラインの不在(36.1%)」、「情報の正確性(25.9%)」、「情報漏洩(24.6%)」


■ PDFの利用状況について
6割が10ページ以上の長文PDFを日常的に活用、情報検索の効率化に7割が課題
日常の業務におけるPDF文書の活用実態について調査したところ、10ページ以上の長いPDF文書を読む機会が「頻繁にある」と回答した方が24.0%にのぼり、「時々ある」と回答した36.7%と合わせると、全体の60.7%のビジネスパーソンが長文のPDFを業務で活用していることが判明しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41087/498/41087-498-638774ad3ce5885325b9375d12663192-3900x1735.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


一方で、ビジネス文書から知りたい内容を見つけるのに苦労することが「頻繁にある(23.6%)」、「時々ある(43.9%)」と回答があり、全体の67.5%が文書検索に課題を感じていることがわかりました。職種別でみると、法務部門では87.0%(「頻繁にある」32.0%、「時々ある」55.0%)、広報・マーケティング部門では80.0%(「頻繁にある」36.0%、「時々ある」44.0%)と、全体平均と比べ特に高い傾向が見られました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41087/498/41087-498-b943930f3fd56054aa6a770f954f1999-2144x1229.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ PDFの生成AI機能の活用について
PDFの生成AI機能活用者の8割が業務効率化を実感、法務部門などで活用が進む
PDFの生成AI機能を活用したことがあるか聞いたところ、全体の40.6%が活用したことがあることがわかりました。
職種別の内訳をみると、法務部門が利用率70.0%と最も高く、全体平均(40.6%)を大きく上回る結果となりました。契約書の条項チェックや法的リスクの分析など、高度な専門知識を要する作業においても、AIによる要点整理が業務効率化に貢献していることが推測されます。続いて高い利用率を示したのは広報・マーケティング部門(57.0%)である一方、経理・財務・会計(20.0%)や研究開発(25.0%)では利用率が比較的低く、部門によって利用率に大きな差がみられました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41087/498/41087-498-c1eed43744d7f44969f8874b7e256a44-3900x1633.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「PDFで生成AI機能を活用したことがある」と回答したビジネスパーソンに、生成AI機能の活用によって、業務がどのように変化したかを聞いたところ、「大幅に効率化した(22.5%)」、「どちらかというと効率化した(57.0%)」で合わせて、8割(79.5%)が業務効率化を実感していることが明らかになりました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41087/498/41087-498-694d3b4e3b82094e2a3c512fee3d2ef8-3900x1875.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


また、生成AI機能の活用目的としては、「文書から知りたい内容を探すため」が61.3%と最も多く、「文書内容を要約するため」が38.0%と続きました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41087/498/41087-498-255cc2bdaf14a78d6c6031ccb5a58cbb-3900x1810.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


生成AI活用の壁は「社内ガイドラインの不在」と「正確性」や「情報漏洩」への懸念
PDFの生成AI機能を使用することに対する懸念点について聞いたところ、全体の75.1%が何らかの懸念を抱えていると回答しました。具体的には「AIの利用に関する社内ガイドラインの不在(36.1%)」が最も多く、次いで「ハルシネーション(AIが事実に基づかない情報を生成する現象)など情報の正確性(25.9%)」、「情報漏洩(24.6%)」と続きました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41087/498/41087-498-cff7b1e4d902f15136d94760d342bff8-3900x2113.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


アドビ株式会社マーケティング本部デジタルメディア ビジネスマーケティング執行役員 竹嶋 拓也は次のように述べています。
「今回の調査により、PDFの生成AI機能を活用したビジネスパーソンの8割が業務効率化を実感していることが明らかになりました。生成AI機能などの活用によって企業はPDFの『情報資産』から新たな価値を創出することが可能になります。Acrobat AIアシスタントは、指定された文書内の情報のみに基づいて回答することで、内容の正確性を担保し、さらにユーザーの文書から学習しない仕組みにより、正確性と情報保護を両立します。アドビは、信頼性の高いデジタルソリューションを通じて、企業の業務効率化や発展を支援してまいります。」
 
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:700名(仕事でデスクワークを主とし、月に1回以上PDFファイルを扱っていると回答した20~59歳の全国のビジネスパーソン<7職種別に均等割付>)
調査期間:2025年5月1日~2025年5月8日
※構成比(%)は小数点第ニ位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

■「アドビ」について
アドビはデジタル体験を通じて世界に変革をもたらします。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

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