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占星術研究家・鏡リュウジ氏がナビゲート! 占星術でめぐる西洋美術を64ページで大特集。「芸術新潮」2025年10月号は9月25日発売です。

update:
株式会社新潮社
特集のほか、映画『おーい、応為』公開に合わせ、女優・長澤まさみさんと、浮世絵の実技指導を務めた画家・松原亜実さんのスペシャルインタビューも掲載します!



株式会社新潮社は、雑誌「芸術新潮」2025年10月号を9月25日に発売いたします。巻頭特集は「鏡リュウジと占星術でめぐる西洋美術」です。占星術研究家の鏡リュウジ氏が伊藤博明氏、池上英洋氏の2人の専門家を迎え、ルネサンス美術を中心に、ずばり占星術を描いた図像から名画に隠された占星術的含意まで、たっぷりご案内します。これまでありそうでなかった、占星術でめぐる西洋美術のガイドブックです。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/2364/47877-2364-b24ebf6116b8e5f8d6f75169271a1c71-1101x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【占星術とは】

占星術とは、天体の運行が人間の身体や運命に影響を与えるという古代思想に基づくものです。これが美術として花開いたのは古代の神々が一斉によみがえったルネサンス時代のことでした。占星術は、今でこそ非科学的と見なされますが、17世紀までは、教養ある知識人や為政者、教皇までをも虜にした歴とした「学問」でした。その思考の道筋は当然、彼らをパトロンとする美術作品にも流れこんでおり、それを読み解こうというのが本特集のねらいです。

【鏡リュウジ氏について】

ナビゲーターである鏡リュウジ氏は占星術の実践家としてだけでなく、その歴史や思想に深く通じ、これまで多くの著作を世に出してきました。本特集の「はじめに」では、鏡氏は次のように述べています。
<美術の歴史に現れた星や占星術の図像は単なる天の描写ではなく、星に投影された哲学の、宗教の、科学の、そして人の心そのものの鏡像なのだ。その鏡をのぞき込むことは真の意味で学際的、知的、そして美的な冒険である。>


【2人の強力ゲストとの対談】

特集の柱となるのは「天空の語らい」と題した、鏡氏と2人の専門家による対談です。フェッラーラ、リミニ、フィレンツェ、ローマなど、イタリア・ルネサンスを中心に案内してくれるのは、ルネサンス思想史・芸術論を専門とする伊藤博明氏。そして古代ローマから19世紀フランスまで、さらに広い視野をもって占星術の世界へと導いてくれるのは西洋美術史家の池上英洋氏です。


【あの名画から、知られざる名品まで】

対談で俎上に上がるのは、ボッティチェッリ、ティツィアーノ、デューラー、フェルメールといった巨匠の作品から、天体と地上の秩序を美しく描き出したミニアチュール、フェッラーラ・スキファノイア宮の巨大な月暦図など知る人ぞ知る名品まで、およそ50点にのぼります。

【コラムも充実!】

鏡リュウジ氏による、ミケランジェロ、フェルメールら6人の画家をピックアップした「巨匠のホロスコープを読む 」、タロットの歴史を追った「占星術からカード占いへ タロットのたどった道」、あなたにぴったりのアートがわかる「鏡リュウジの12星座アート占い」の、3つのスペシャル記事も収録しました。

◼️鏡リュウジ氏プロフィール

1968年、京都府生れ。魚座。占星術研究家・翻訳家。平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事、東京アストロロジー・スクール代表講師。著書に『鏡リュウジの占星術の教科書』(全6巻)、『アルケミスト双書 タロットの美術史』(全12巻)、『占星術の文化誌』など多数。

【編集長より】

芸術の始原とは何か。洞窟壁画? 縄文の土器や土偶? しかし、歌やダンスといったパフォーマティブなアートが、なんらの痕跡をとどめないまま同様に、あるいはより以上に古くから存在していたのは間違いないだろう。特集「鏡リュウジの占星術でめぐる西洋美術」の案内役を務める鏡さんは、〈遥かはじめの人たちの絵心〉を、夜空を見上げ、星々を結んで星座を描く営みのうちに想像する。そこから発達した古代世界の星の学問=占星術は、ルネサンス期に大復活。特集では、占星術が近代的な天文学にとって代わられるまでの短い期間に咲かせた、大輪の美の花々に迫った。
日本にも熱烈な星(北斗七星)信仰の持ち主だった偉大なアーティストがいる。葛飾北斎である。北斎を永瀬正敏、娘の応為を長澤まさみが演じる映画『おーい、応為』の公開を前に、長澤さんと映画の実技指導を担当した松原亜実さんのダブルインタビューを敢行。撮影秘話の数々をうかがうことができた。(芸術新潮編集長 高山れおな)

【芸術新潮とは】

『芸術新潮』は1950年の創刊以来、歴史と文化を見続けてきアートマガジンです。「暮らし」はアートである、をキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介します。

◼️雑誌データ

【タイトル】芸術新潮 2025年10月号
【発売日】2025年9月25日(木)
【定価】特別定価1,700円(税込) 
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/geishin/

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