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オーティファイ、発起人として「AI駆動開発コンソーシアム」設立に参画

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Autify
日本企業の競争力強化に向け、生成AIを前提とした新しい開発スタイルを推進



オーティファイ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:近澤 良、以下「オーティファイ」)は、生成AIを前提とした新しい開発スタイル「AI駆動開発」の普及と知見共有を目的とする「AI駆動開発コンソーシアム」の設立に、発起人の一員として参画したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49466/90/49466-90-6b6509c6dd81c711d433ec12d1062643-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「AI駆動開発コンソーシアム」設立の背景
近年、生成AIの急速な技術進化により、アプリケーションやシステム開発において、生成AIを活用した開発は、今や主流になりつつあります。今後さらに技術が高度化することが予想される中で、生成AIは単なる補助的なツールではなく、「開発の大前提」として捉える必要があります。

これまで生成AIの活用が限定的であったエンタープライズシステム開発の領域においても、今後は生成AIを前提とした開発が不可欠になると考えられます。しかし、エンタープライズ領域では機能要件が複雑で、品質要件も高度に求められるため、生成AI活用においては多くの技術的・運用的課題を克服する必要があります。また、契約や責任分界などの面においても、生成AIの活用を前提とした新たな設計が求められます。

加えて、日本国内では「2025年の崖」に象徴されるレガシーシステムの問題が一層深刻化しており、この領域に対しても、生成AIの活用による抜本的な解決アプローチが急務となっています。

この変革期にあって、「AI駆動開発」は、生成AIの活用を前提とした新たな開発プロセス・開発スタイルとして位置づけられます。生成AIの進化と「AI駆動開発」は、従来の開発手法や開発文化のみならず、開発組織やITを活用したビジネスそのものを根本から変革すると予想されます。

このような状況を踏まえ、企業の枠を越えて、生成AIを前提とした新たな開発スタイル「AI駆動開発」の普及に取り組むことが、日本企業の競争力強化とイノベーション創出を支える基盤として極めて重要になると考えます。

コンソーシアムの目的
AI駆動開発コンソーシアムは、企業の枠を越えて「AI駆動開発」の啓発と知見共有を行い、日本企業全体の競争力強化とイノベーション創出に貢献することを目的としています。
主な活動内容
1.エンタープライズ領域における「AI駆動開発」 実践と知見共有

- エンタープライズ領域における「AI駆動開発」の実践事例やノウハウを収集・共有します。企業間での知見交換を通じて、具体的な課題や成功要因を明らかにし、実践的な手法やベストプラクティスの普及を促進します。
- また、レガシーシステム問題についても各社の生成AIを活用したマイグレーションの取り組みと課題を共有することで、企業が生成AIを活用してレガシーシステム問題と向き合える活動を促進します。


2.「AI駆動開発カンファレンス」等、エンタープライズ向けの「AI駆動開発」勉強会・イベント実施

- エンタープライズ領域における「AI駆動開発」の理解促進と実践支援を目的として、企業向けの勉強会やカンファレンス、ミートアップなどのイベントの企画・開催・運営を支援します。
- 「AI駆動開発カンファレンス」をはじめとしたイベントでは、「AI駆動開発」に取り組む先進企業による実践事例、最新の技術トレンド、導入プロセス、開発組織変革に関する知見を共有し、企業間での学び合いを促進します。


3.「AI駆動開発」のエンタープライズ領域における課題整理と施策提言

- エンタープライズ領域における「AI駆動開発」の本格導入に際し、各企業が直面する共通課題(例:品質保証、セキュリティ、知財リスク、説明責任、既存システムとの整合、人材育成など)を整理・分類します。
- これらの課題に対して、運用方針・ルール整備・責任の所在・ナレッジ共有体制といった観点からの実践的な対処策を取りまとめ、企業・業界・政策レベルにおける提言資料として共有します。


4.日本企業における 「AI駆動開発」の導入推進組織「AIDD CoE」の啓発
5.日本企業における 「AI駆動開発」 責任者「CADO」の知見共有

- リーダー・導入推進組織への知見共有と啓発
- 本コンソーシアムは、国内企業が「AI駆動開発」を効果的に導入・展開できるよう、専門組織「AIDD CoE(AI駆動開発推進センター)」の立ち上げを啓発します。これにより、企業が変革に対応するための組織体制の構築を促進し、「AI駆動開発」の実践を加速できるようになります。
- また、企業内で「AI駆動開発」を統括する最高責任者「CADO(Chief AI-Driven Development Officer)」に対して、最新の知見や成功事例を共有し、リーダーシップと組織内での推進強化を後押しします。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49466/90/49466-90-d58718787e85428b386a11f30313d42e-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


発起人一覧
本コンソーシアムの設立発起人は以下となっております。

設立発起人:
荒井 康宏(クリエーションライン株式会社)※1
漆原 茂(ULSコンサルティング株式会社)※2
鈴木 章太郎(FPTジャパンホールディングス株式会社)※2
大橋 力丈(クラスメソッド株式会社)※2
岡澤 克暢(KDDIアジャイル開発センター株式会社)
平野 和順(日本マイクロソフト株式会社)
桜井 賢一(ULSコンサルティング株式会社)
前川 博志(ダイキン工業株式会社)
比毛 寛之(東京システムハウス株式会社)
安次嶺 一功(株式会社I-Technology)
岡村 匡洋(株式会社メイク・ア・チェンジ)
松浦 隼人(オーティファイ株式会社)
川上 司(株式会社りゅう)
 ※1:座長 ※2:副座長
参画の背景
オーティファイは「技術の力で世界中の人々の創造性を高める」をミッションに掲げ、AIと人の総合力によってソフトウェア開発ライフサイクルを一気通貫で支援するQuality Engineeringプラットフォームを提供しています。私たちが目指すのは、開発者が多様化するユーザーニーズに即座に応え、本質的な創造活動に集中できる環境をつくることです。

近年、生成AIは単なる開発支援の域を超え、「開発の前提条件」として位置づけられるようになっています。一方で、エンタープライズ開発領域においては、品質保証・セキュリティ・人材育成・レガシーシステム刷新などの課題が依然として大きく、「AI駆動開発」を社会に根付かせるためには、業界を越えた知見共有と実践が不可欠です。

オーティファイは、これまで「Autify Nexus」「Autify Pro Service」「Autify Genesis 2.0」といった製品を通じ、AIとノーコードでのテスト自動化を活用した品質保証の新しいアプローチを提供してきました。品質は「AI駆動開発」の成否を左右する重要なテーマであり、まさに当社が培ってきた知見を活かせる領域です。

こうした背景から、オーティファイは「AI駆動開発コンソーシアム」の発起人として参画しました。本コンソーシアムにおいて、私たちはエンタープライズ開発における品質保証と生成AI活用の知見を積極的に共有し、日本企業が次世代の開発スタイルを確立できるよう貢献してまいります。
会社概要
会社名: オーティファイ株式会社(日本支社)
所在地: 〒103-0004 東京都中央区東日本橋2丁目22-1 クロスシー東日本橋ビル6階
代表取締役CEO: 近澤 良
設立: 2017年2月3日
事業内容: AIを用いたソフトウェアテスト自動化ツール「Autify」の開発・販売
ウェブサイト: https://autify.jp/

本件に関するお問い合わせ先
広報窓口
Email:press@autify.com

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