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エンバリオ社のブース（イメージ）
持続可能性と高性能を兼ね備えたエンジニアリング素材のグローバルリーダーであるエンバリオ（Envalior）は、ドイツで開催される世界最大のプラスチックとゴムの国際見本市「K 2025」（10月8日から15日まで開催）に初出展します。
会期中の10月9日にはオンラインバーチャルブースを開催し、日本に居ながらにして欧州の最先端エンジニアリングマテリアルのトレンドをご体験いただけます。
エンバリオ バーチャルブースお申込み
エンバリオのブース（ホール6、ブースB11）では、モビリティ、電気電子機器、消費財など主要市場セグメントごとに整理された幅広い高度素材ポートフォリオを展示するほか、最新の「Envalior CARES」持続可能性戦略や、お客様との共同開発に向けたサービス内容もご紹介します。
エンバリオCEOのカラム・マクリーンは以下のようにコメントしています。
「エンバリオは必要に応じてアドバイスの提供だけでなく、テスト、シミュレーション、検証など開発のプロセスをトータルサポートしています。
K 2025では、性能を向上させながら、製品化までの時間、運用リスク、コスト、そしてCO2排出を削減する最新の製品・アプリケーションイノベーションをご紹介できることを楽しみにしております」
エンバリオ・ジャパンの日本地域事業本部長、吉川元晴は以下のようにコメントしています。
「エンバリオの高機能素材は日々技術的な革新を生み出し、進化しています。
K 2025において、エンバリオが誇る最先端のエンジニアリング素材やサービス、環境への取り組みをご紹介するこの機会に、是非日本の皆様にもブースをご体験いただきたく、オンラインでのバーチャルブース体験をご案内させていただきます。
日本語での詳しいご説明も可能ですので、どうぞお気軽に弊社のエキスパートまでご連絡ください。」
■お問い合わせ
エンバリオジャパン：03-6281-9670
K 2025では、エンバリオのブランド製品であるAkulon(R)とDurethan(R) PA6 & PA66、Pocan(R) PBT、Stanyl(R) PA46、Tepex(R)熱可塑性複合素材、Xytron(TM) PPS、Arnitel(R) TPC、ForTii(R) PA4T PPA、EcoPaXX(R) PA410などを展示します。
K 2025で展示予定のエンバリオの主な革新技術
画期的なハロゲンフリー難燃性Pocan(R) PBTグレード
PBTとポリアミド6, PA66の利点を組み合わせた革新的な素材。800ボルトの電源供給を持つ超高速EV充電ステーションのコネクタや、AIデータセンター向けDC供給システムの使用を想定したアプリケーションに最適です。この素材は、高次元安定性、電気化学腐食に対する低傾向、高温での優れた電気絶縁特性といったPBT特有の強みを示しつつ、高い加水分解耐性、クリープ耐性、伸び性をポリアミド6, PA66に匹敵するレベルで提供します。
新たに拡張された高トラッキング耐性のPocan(R) Eポートフォリオ
高CTI部品の安全性を高める素材で、E&E部品の拡大する電気・機械的要求に対応する、EVモビリティおよび工業用途向けの素材。範囲内の材料は、600 CTI Aテスト（黒色を含む）で最高のトラッキング耐性を実現します。
Stanyl(R) PA46
電動工具用の業界最薄の熱可塑性ステーター絶縁材を作り出すことで、電動モーターの外形寸法を拡張することなく性能向上を実現。また、スタニル(R)による小型軽量の摩擦・摩耗用途（ギア、ベアリング、シールなど）向けのポートフォリオには、PFASフリーグレードも含まれています。
Arnitel(R) TPC製品群
靴のミッドソール用の新しい熱可塑性コポリエステル発泡グレードが性能を向上させ、より長持ちする結果を提供。多様な発泡技術との幅広い互換性を提供し、運用の柔軟性をサポート。また、製品の炭素足跡を削減するバイオベースのミッドソールも展示予定。
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■エンバリオのサステナビリティへのコミットメント
エンバリオは「Envalior CARES」持続可能性戦略を通じて、持続可能性目標の達成に向けてお客様をサポートし、自社の環境負荷を削減する取り組みを打ち出しています。
主な取り組みとして、2030年までにバイオ・リサイクル素材を活用した製品の全ポートフォリオを提供することを約束しています。
事例：
■パフォーマンスを損なわず、主要なプロセス変更も不要なドロップインオルタナティブの開発
例えば、90%のISCC PLUS認証済みバイオベースとリサイクル内容割合を含むDurethan(R) ECO・Durethan(R) BLUE PA6グレード。
■バイオサーキュラー原料（使用済み食用油）に由来するDurethan Blue(R) PA6製のソーセージケーシングで低炭素を実現
■完全リサイクル可能なタイプIV水素貯蔵タンク
Akulon(R)またはEcoPaXX(R)を用いた全面ポリアミド設計により、循環性の障壁を克服
エンバリオにおけるサステナビリティに関する取り組み詳細はEnvalior’s Sustainability Report 2024にてご確認いただけます。（英語）
エンバリオサステナビリティ報告書
エンバリオ（Envalior）について www.envalior.com
エンバリオはオランダのトップ化学メーカーの一つ「DSM」の樹脂部門「DSMエンジニアリングマテリアルズ 」と、ドイツの特殊化学品メーカー「ランクセス」の樹脂部門「ランクセスハイパフォーマンスマテリアルズ 」によって2023年4月に設立されました。
世界で約4,000人の従業員を有する、高機能エンジニアリング材料の企業です。
合計100年の実績を誇る２社により誕生したエンバリオは、マテリアルとアプリケーションに関する深い専門知識を持って、持続可能な高性能ソリューションに焦点を当て、自動車およびニューモビリティ、電子および電気、消費財など幅広い分野で、世界の主要な市場に製品を供給しています。世界8カ国に32拠点を展開しており、日本では、東京、横浜、名古屋の営業、開発拠点からお客様によりそったきめ細やかなサービスを提供しています。
