
「心的資本経営」を原動力に、世界中へ食の感動体験を提供する株式会社トリドールホールディングス(東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO 粟田 貴也、以下「トリドールHD」)は、各地域の生産者や農業協同組合との信頼関係の構築と地域への還元が重要であると考えており、2021年に徳島県と地域活性化包括連携協定を締結しています。
100%徳島県産のすだちを使用している丸亀製麺では、2025年9月に徳島県のすだち収穫を実際に体験する研修を実施しました。
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丸亀製麺ではお客さまに本場の讃岐うどんを味わっていただくために、毎年徳島県の香り高いすだちを使用しています。打ち立てのうどんや揚げたての天ぷらにひと絞りすることで、爽やかな風味が加わり、すだちの香りや酸味が、だしや小麦の風味、天ぷらの素材の味を引き立て、ひと口ごとに心地よい爽快感をお楽しみいただけます。
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トリドールHDと徳島県は、2021年に地域活性化包括連携協定を締結。今回は徳島県が推進する「とくしま農山漁村(ふるさと)応援し隊事業」として徳島県からも交流の話をいただき実現に至りました。
全国の丸亀製麺のチーフマネージャーが参加し、実際にすだちの収穫を行うことで、徳島県のすだちの魅力と生産者の方々の想いを改めて学ぶ場となりました。
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すだちの収穫についてレクチャーを受ける様子
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すだちの収穫体験
徳島県は、日本で流通するすだちの98%を超える量を生産しており、すだちの一大生産地として有名です(2022年数値)。その一方で、農業の現場としては高齢化が進み、徳島県のすだち生産量は全盛期の1990年(8,920t)と比較すると、2022年には2,360tと3分の1以下まで減少しています。農業を継続していくためには、年間で安定購入されるという見通しが立っていることが必要であり、生産量の調整や将来への期待の高まりが後継者の事業継続判断にもつながっていくことになります。
一方、丸亀製麺においても安定して品質の高いすだちを調達し続けるための仕組み構築が重要です。生産者とそれをお客さまにご提供する側とが交流することで、すだちの魅力や取り巻く課題感、食材の重要性の理解につながりました。
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左から、すだち収穫の様子、丸亀製麺に納入されるすだちの規格を判別体験、全果実総どりのシーズンでは規格内はわずか、規格外品は果汁の原材料に
〈徳島県×丸亀製麺 すだち収穫体験研修〉
■概要
・1日目:「かんきつテラス徳島」にて座学研修、圃場にてすだち収穫のレクチャー
・2日目:すだちの収穫研修、仕分けの研修、「佐那河内選果場」/「鬼籠野選果場」見学
■開催日
2025年9月10~11日/11~12日(各2日間)
■収穫協力
・嵯峨狭ファーム:徳島県名東郡佐那河内村
・加茂谷すだちパーク:徳島県阿南市
・まるきん農園:徳島県名西郡神山町
■協力
徳島県とくしまブランド推進機構、全国農業協同組合連合会徳島県本部(JA全農とくしま)、各生産者・施設の皆さま
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研修に参加した丸亀製麺チーフマネージャー(一部)
とくしま農山漁村(ふるさと)応援し隊事業とは?
地域活性化に取り組む農村漁村の団体と、そういった取り組みを応援したいと考える企業等の団体を結び付け協働活動を行う事業。
地域の魅力を未来へつなぎ、さらに農山漁村と都市の人と人との交流を目指す。
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■コメント
徳島県 農林水産部 農山漁村振興課 係長 犬伏 要輔氏
徳島県では平成22年度より、「とくしま農山漁村(ふるさと)応援し隊事業」に取り組んでいます。
早朝とは言え、まだまだ残暑の厳しい中、皆さん、熱心にすだちを収穫しながら、地元生産者との意見交換に取り組まれていました。地元生産者の皆さんからは、「日頃見えない消費者のリアルな声に触れ、すだち作りへの活力をいただくことができた」といった声を頂いております。今回の収穫体験をきっかけに、地元生産者との交流を継続していいただき、今後とも徳島県のすだちとの絆をしっかり深めていただきたいと思います。
また、すだちの収穫体験以外にも、新たな取組を検討しておりますので、引き続き御参加をお願いします。
トリドールグループはこれからも、各地域の生産者や農業協同組合との信頼関係の構築と地域への還元に資する活動を続けていきます。
トリドールホールディングスについて
「食の感動で、この星を満たせ。」をスローガンに掲げ、さまざまな業態の飲食チェーンを展開し、味覚だけでなく五感が揺さぶられる、本能が歓ぶほどの感動を探求し続けています。
トリドールグループは「心的資本経営」を原動力に、従業員の“心の幸せ”とお客さまの“心の感動”を生み出し、持続的な事業成長を目指しています。
今後も「食の感動体験」をどこまでも追求し、世界中で唯一無二の日本発グローバルフードカンパニーを目指して、予測不能な進化を遂げるため、国内のみならず海外での展開を積極的に推進してまいります。