
株式会社スピークバディ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:立石剛史、以下「当社」)は、京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪府枚方市、社長:井上欣也、以下「京阪電鉄」)にて、急増する訪日客に対する接客現場での英語力強化策として、当社が提供する「AI英会話スピークバディ」が導入されたことをお知らせします。
公共交通機関を運営する企業での導入は、本件が初の事例となります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17082/126/17082-126-f005cb4394e7ee7c7e51e9eb92015df6-1500x976.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■大阪・関西エリアにも広がるインバウンド需要と、公共交通機関で高まる英語対応ニーズ
・大阪・関西万博開催の2025年、大阪府における訪日客は年間過去最多の予想
日本政府観光局(JNTO)によると、2025年1月~8月の訪日外客数(推計値)は、前年同期比18.2%増の2,838万人超に達し、年間の訪日外客数も2024年の過去最多記録を更新するペースで推移しています(*1)。大阪府においても、大阪・関西万博開催の影響も受け、年間の訪日外客数が、2024年の約1,400万人を上回り1,600万人に達するとも予想されており、京都・兵庫など関西エリア全体でもその影響が表れています(*2)。
*1:JNTO「訪日外客統計(2025年8月推計値)」
https://www.jnto.go.jp/news/press/20250917_monthly.html
*2:大阪観光局の発表をもとに日本経済新聞が1月28日に報じたもの
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF2820A0Y5A120C2000000/
・“言葉の壁”に困る訪日客、困った場所の上位に「鉄道駅」
一方で、観光庁の調査によると、訪日客の困りごととして「施設スタッフとのコミュニケーション(英語が通じない等)」「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」が上位に挙げられており、特に困った場所として「鉄道駅」が2位となっています(*3)。
*3:観光庁「令和6年度「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート」調査結果」(p.7)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001882887.pdf
こうした背景から、訪日客が安心して移動できる環境を整えるため、公共交通機関を支えるスタッフが効果的かつ効率的に英会話力を高められる新たな学習手段へのニーズが高まっています。
■観光現場での活用も拡大中。訪日客対応に特化した「接客英語」も学べるAI英会話スピークバディ
「AI英会話スピークバディ」は、2016年にリリースした日本初のAI英会話アプリです。従来の「人との対話」ではなく、感情豊かなキャラクター(AIバディ)との対話を通じて、英会話を習得します。英会話学習によくある「間違えるのが恥ずかしい」「一人では続けられない」という心理的なハードルに対して、AIバディが安心して話せる会話相手となり、いつでもどこでも楽しみながら学習を続けられる点が特徴です。
1,000以上のシーンからなるストーリー仕立てのレッスンは、幅広い学習目的・レベルに対応しており、訪日客対応に特化した「接客英語」も含め、実用的な英会話が学べます。
サービス開始以来、個人の学習者を中心に利用者を伸ばしてきた同サービスですが、近年はインバウンド再燃により、観光現場における英語スピーキング力強化にも有効との評価をいただき、ホテル・小売などでの導入も進んでおります。
■導入背景:英語に不慣れなスタッフも、“AIバディ”となら安心して英会話練習ができる
京阪電鉄では、かねてより駅係員・乗務員を中心とした英語対応力向上に向けてさまざまな取り組みを実施してきました。しかし、シフト勤務により講師などとの時間調整に制限があることや、英語習熟度の差による学習ニーズの違いから、従来の取り組みの課題を感じていました。
こうしたなか、下記を評価いただき、「AI英会話スピークバディ」の導入にいたりました。
- AIバディとの対話であれば、人との対話に比べて心理的なハードルが低い。英語に慣れていないスタッフでも、安心して英会話練習に取り組むことができる。
- 駅業務にも応用可能なシーン設定のレッスンを通じて、実務に必要な英会話を効率的に習得できる。
■京阪電鉄 営業推進部 スタッフ 林真季さまのコメント
多様な文化を持つお客さまが日々利用される京阪電車において、言葉の壁を越えたおもてなしは、私たちが追求し続けるべき重要なテーマです。
弊社では、以前より対人型のオンライン英会話講座を導入し、係員の英語力向上と増加する訪日外国人の利便性向上に努めてまいりました。
しかし一方で、「学びたい」という意欲がありながらも、「人との対話に緊張してしまう」
「間違いを恐れてしまい、一歩が踏み出せない」という心理的な壁を感じることにより、誰もがその機会を活かせているわけではないという課題が見えてきました。
この「最初の一歩」を後押しし、意欲あるすべての係員に学ぶ機会を提供したいという想いから、この度「AI英会話スピークバディ」の導入を決定いたしました。AIが相手であれば、時間や場所を気にすることなく、自分のペースで、そして何よりも“間違うことを恐れずに”何度でも挑戦できます。
まずは“英語”というものへの抵抗感をなくし、英語でのコミュニケーションを身近に感じてほしいと考えています。この新しい学びの形が、より多くの係員にとって、外国人のお客さまとのコミュニケーションに自信と意欲を持つきっかけとなることを期待しています。
当社は今後も、「AI英会話スピークバディ」の機能改善や拡充、普及を進めることでミッションである「真の言語習得を実現し、人生の可能性と選択肢を広げる」ための価値の提供に取り組んでまいります。
■「AI英会話スピークバディ」について
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17082/126/17082-126-0dc70f6c78a9e56f191a3725a7d6e209-2588x1504.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2016年9月にリリースした日本発のAI英会話アプリ。第二言語習得理論と、音声認識や生成AI・デジタル音声・自然言語処理など最新のAI技術を融合させた学習体験は高く評価され、2025年10月時点でApp Storeの評価は「4.6」を獲得。累積学習者数は500万人を超え、企業や自治体、教育機関などでも170を超える導入実績があります。
URL:https://app.speakbuddy.me/
受賞歴
・グッドデザイン賞 (2021年)
・第20回日本e-Learning大賞(2023年)
・Google Play ベスト オブ 2023「優れたAI部門」部門賞 (2023年)
・日本サブスクリプションビジネス大賞(2024年)
・第14回 日本HRチャレンジ大賞 奨励賞(2025年)
■「スピークバディ for Business」について
「AI英会話スピークバディ」は、2016年のリリース以降、一般の英会話学習者に向けて提供し、広く好評を得てきました。加えて、近年では企業や自治体・教育機関での導入が進んでいます。実際の商談・交渉・プレゼンテーションなど、業務シーンに即した実践的なビジネス英語の習得が可能で、「接客英語」「ITプロジェクト英語」など、業種・職種に特化したコンテンツも順次拡充中です。
<導入が進む背景>
・人的資本経営の重要性が高まり、人材投資やリスキリング支援が注目されている
・円安や国内市場の縮小を背景に、海外事業強化が求められ英語ニーズが拡大
・国内の人材不足により海外人材の雇用が増え、現場での英語ニーズが増加
・訪日客増加に伴い、観光や小売産業での英語需要が拡大
・教育現場ではAI活用や英語スピーキング力向上の取り組みが進み、教員不足対策としても注目されている
AI英会話サービスが普及する中で、「スピークバディ for Business」は特に以下の点を特長とし、現場の課題に即した人材育成支援を行っています。
<「スピークバディ for Business」の特長>
1.初心者~上級者まで、幅広いレベル・目的に合うカリキュラムをAIが自動提供
・アウトプットに不慣れな初心者でも、体系的なカリキュラム・AI相手の会話で気軽に始められる
・AIレベル判定で、個別に最適なカリキュラムを提案
2.従来の企業向け学習サービスと一線を画す「楽しさ」「エンタメ性」
・会話の相手は、職業・年代・出身地などの具体的なバックグラウンドが設定された個性豊かなキャラクター(AIバディ)
・背景デザインや音響なども工夫し、没入感のある具体的なシーン描写のもとで学ぶ
・オリジナルのストーリー形式で、楽しく続けやすい
3.日本発のサービス開発・第二言語習得理論に基づく学習体験設計で着実な成果に
・日本人の英語学習課題を踏まえて開発しており、成果の可視化も可能
・インプット~アウトプットまでを体系的に学ぶことができ、復習や苦手分野の個別トレーニングも含まれている
・半年間の学習で、CEFR-J*で平均1レベルアップする実績も
4.導入から定着まで、人事担当者の手間なく提供
・教室見学や学習グループ編成などが不要で、手軽にスピーディに始められる
・学習者を対象にウェビナー実施やコミュニティ活性化を支援
*CEFR-J:CEFR(Common European Framework of Reference for Languages, 外国語の学習・教授・評価のための欧州言語共通参照枠)をベースに日本の英語教育での利用を目的に構築された英語能力の到達度指標
<「スピークバディ for Business」のお問い合わせ・資料請求>
法人事業部:cb_marketing@speakbuddy.jp
URL:https://sbbiz.jp/
■会社概要
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17082/126/17082-126-e508e41e39ec3e9090e215dcb3eb0b1c-704x172.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【会社名】 株式会社スピークバディ
【英語表記】 SpeakBUDDY Ltd.
【所在地】 東京都中央区日本橋1-4-1コレド日本橋5F
【代表者】 代表取締役CEO 立石剛史
【設立年月日】2013年5月
【事業内容】
・AI英会話「スピークバディ」の開発・運営
・オンライン英語コーチング「コーチバディ」の運営
・英語学習者の悩みにプロの英語コーチが回答するQ&Aサイト「スピークバディ 英語学習Q&A」の運営
・AI英会話「スピークバディ」および「コーチバディ」の法人向け提供
【URL】 https://www.speakbuddy.com