エネルギー・地球環境問題の解決や日本の産業技術力の強化のため技術開発を支援する政府の機関であるNEDOと、恵まれた都市特性を活かし海洋や環境などの技術開発の集積に力を入れている静岡市は、このたび、協力協定を締結しました。静岡市の多様な実証環境の活用や人材育成などに協力して取り組みます。
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図1 締結式の様子
NEDO 斎藤理事長(左)と静岡市 難波市長(右)
1.NEDOと静岡市について
NEDOは、エネルギー・地球環境問題の解決や日本の産業技術力の強化のため、技術開発を支援するプロジェクトを実施しています。NEDOプロジェクトの実証試験の実施などには、地方自治体の協力は欠かせません。また、中小企業やスタートアップにアプローチするため、地方において積極的にNEDO事業のアウトリーチ活動や、技術開発に取り組む企業の相談の機会を設けるなど、地方における活動を強化しています。
静岡市は、海・山・空・市街地などの恵まれた都市特性を活かし、海洋、環境などの技術開発の集積に力を入れている都市です。今年度からは内閣府の地方大学・地域産業創成交付金事業に採択され、「駿河湾・海洋DX先端拠点化計画」として、三保飛行場や沿岸海域などの空・海のテストベッド(実証基盤)を活用し、駿河湾に面した清水港を中心に、国際的な研究開発拠点化を地域づくりとして進めています。
2.協力協定について
10月27日、NEDOと静岡市は協力協定を締結しました。概要は以下の図の通りです。NEDOは静岡市の協力を得ることで、NEDOプロジェクト実施に必要な実証環境を確保するとともに、静岡市の企業・大学へのより効果的なアウトリーチが期待できます。静岡市は、NEDOが蓄積してきた知見を得ることでプロジェクトマネジメント人材を育成し、国際研究開発拠点化の推進に寄与することが期待できます。
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図2 協力協定による主な協力事項(それぞれの役割・期待)























