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史上最多18,201組の中高生が競う食の甲子園! Z世代が今手料理に込める思いとは?第13回株式会社オレンジページ×味の素株式会社「ジュニア料理選手権」を開催しグランプリ決定!

update:
味の素株式会社
今年のトレンドは「地域応援」。小さな離島住民への感謝や、地域名所復興を応援する作品も。レインボーのジャンボたかおさん「みなさんはとんでもない数の人を笑顔にできる“魔法使い”です!」



味の素株式会社(代表執行役社長:中村 茂雄 本社:東京都中央区)は、株式会社オレンジページ(代表取締役社長:立石 貴己 本社:東京都港区)と共同で、中高生が料理をする楽しみや喜びを伝え、家庭での食文化の担い手を永続的に支えていくことを目的とした料理コンテスト、第13回「ジュニア料理選手権」を11月30日(日)に開催しました。
全国の中高生を対象にした料理コンテストとして国内最大級を誇る本イベントは、次世代に「食の大切さを感じて未来につなげていってほしい」というコンセプトのもと、2012年から開催しています。13回目を迎えた今回のテーマは「笑顔を作る応援ごはん~料理で気持ちを伝えよう~」。スマートフォンやSNSで手軽につながれる時代だからこそ、「誰かを思い、手作りする時間」を大切にしてほしいという願いを込めました。全国各地からは史上最多、18,201組の応募者が参加。11月30日の最終審査当日は、予選を勝ち抜いた全12組が真剣に思いを込めた調理とプレゼンテーションを披露し、まさに“食の甲子園”と呼ぶにふさわしい盛り上がりとなりました。
審査の結果、団体部門中学生の部ではチーム獅子島3Boys(鹿児島県・長島町立獅子島中学校)「獅子奮迅!島のブリ竜田バーガー~潮風と太陽の香り~」、高校生の部では首里高校クッキング部(沖縄県・沖縄県立首里高等学校)「宝励包子(ホーレーパオズ)―宝を築く匠へ―首里城修繕に挑む宮大工さんへの労いの一品」がグランプリを受賞しました。
個人部門の中学生の部では新田 航平さん(愛媛県・愛媛大学教育学部附属中学校)「また一緒に散歩に行こう!」、高校生の部では赤嶺 美羽さん(沖縄県・沖縄県立那覇国際高等学校)「オキふわ盛り~シークワーサーごま味噌ース~」がグランプリに輝きました。
また、今回のコンテストでは特別審査員においしそうにごはんを食べるYouTubeが人気のお笑い芸人・レインボーのジャンボたかおさん、料理家のもあいかすみさんをお招きし、子どもたちが作った料理を審査・講評していただきました。

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[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92524/148/92524-148-ddd4a3b4a69a5c79d1ba2e8e6f3b82fc-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今年のトレンドは「地域応援」
グランプリは人口700人の離島住民への感謝や、首里城修繕に励む宮大工への激励を形にした作品に

今回、Z世代である中高生たちが「食」にどのようなまなざしを向けているのかを探るため、オリジナルレシピ部門の一次選考で最終候補となった作品を分析。その結果、約6割が地域の特産品や伝統食材を活用したレシピであることがわかりました。また料理を通じた応援の対象として「地域・地域住民」を挙げたレシピ数は「友達」や「先生」を上回り、5人に1人が、手料理を通じて地域を元気づけたいという思いを持っていました。地域食材を生かしたレシピのほか、地元の風景や名所から着想を得たメニュー、地域の過疎化や農業の担い手不足といった課題に向き合う提案もあり、食を通して地域を思う中高生の視点が垣間見えます。

また今年の4つのグランプリ作品にも、「地域応援」がテーマになった作品が見られました。
団体部門中学生の部でグランプリを獲得した「獅子奮迅!島のブリ竜田バーガー~潮風と太陽の香り~」は、コンビニや信号もない、鹿児島県最北端の小さな離島に暮らす3人の中学生が考案した作品です。人口わずか700人。だからこそ「交流が盛んで皆仲良し」と語る島の人々を思い、地域食材であるブリやアオサノリをふんだんに使用して「島に暮らすすべての人に笑顔を届けたい」との願いを形にしました。また、団体部門高校生の部でグランプリを獲得した「宝励包子(ホーレーパオズ) ―宝を築く匠へ―首里城修繕に挑む宮大工さんへの労いの一品」は、首里城近くの高校に通う高校生たちが、地域の宮大工に激励の思いを込めた作品です。火災から7年の時を経て来年再建予定の首里城。その修繕工事に励む宮大工の姿を傍らで見守り続けた高校生たちが、沖縄食材を豊富に使ったスタミナ満点のカツで、日々身体を酷使する宮大工を応援します。表彰式コメントでは、喜びの声の最後に「2026年の秋に復興する首里城を、ぜひ見に来てください。」と観客に力強く伝えました。
総務省が今年1月に発表した「住民基本台帳人口移動報告」によると、15~29歳の東京都への転入数は2024年は10万人を超える結果に。若者の都市部への流入という大きな流れがある中で、中高生たちが「自分の暮らす場所を大切にしたい」と願うひたむきな思いが見て取れるコンテストとなりました。

コンテスト結果

団体部門 中学生の部 グランプリ

チーム獅子島3Boys
鹿児島県・長島町立獅子島中学校
(ながしまちょうりつ ししじまちゅうがっこう)
・白濱 龍義(しらはま たつよし)さん
・須嵜 敢太(すさき かんた)さん
・山下 海(やました かい)さん

料理名:「獅子奮迅!島のブリ竜田バーガー~潮風と太陽の香り~」


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92524/148/92524-148-848e6050b43bd882ab24f4cb30b540bb-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・生徒からのコメント
これまでたくさん練習してきましたが、今日もバンズが固まらないなどトラブルが続きました。それでも、スタッフの皆さんが何度も支えてくださったおかげで、最後までやりきることができました。本当にうれしい気持ちでいっぱいです。

・審査員からのコメント(味の素株式会社食品事業本部 マーケティングデザインセンター 副センター長 兼 コミュニケーションデザイン部長 向井育子)
食材の組み合わせに驚きのある一皿でした。獅子島の自慢の食材であるブリの味付けとオレンジの酸味・香りが驚くほどマッチ。そこにじゃがいもが加わることで味と食感のバランスがより引き立ち、思わず言葉を失うほどの完成度でした。
盛り付けも非常に美しく、バンズの上からかけられたオレンジソース、じゃがいもの配置バランスなど、細部までしっかり考え抜かれていることが伝わってきました。
島の食材がそれぞれちょうどいいポイントとして活きており、料理全体の世界観を見事に作り上げていたと思います。


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92524/148/92524-148-cbf020398a2f679d5ca30be55e9eb927-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



団体部門 高校生の部 グランプリ

首里高校クッキング部
沖縄県・沖縄県立首里高等学校
(おきなわけんりつ しゅりこうとうがっこう)
・佐久川 留嘉(さくがわ るか)さん
・平良 帆乃美(たいら ほのみ)さん
・親川 柚夕(おやかわ ゆずゆ)さん
・来間 美咲(くりま みさき)さん

料理名:「宝励包子(ホーレーパオズ)―宝を築く匠へー首里城修繕に挑む宮大工さんへの労いの一品」


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92524/148/92524-148-9df702760ca5d11216548fda45569239-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・生徒からのコメント
多くのハプニングがありましたが、みんなで臨機応変に対応して、グランプリを受賞できて本当にうれしいです。  
2019年に首里城が火災で焼失した時、私たちは小学5年生で、あの悲しみは今も忘れられません。今は首里高等学校に通い、毎日復興の様子を見るたびに胸が高鳴っています。首里城と、その復興を支える宮大工さんにエールを込めて、今回の料理を考案しました。2026年の秋に復興する首里城を、ぜひ見に来てください。

・審査員からのコメント(ジャンボたかおさん)
本当に最高でした。外側のパオズが思わず二度見するほどふわふわで、しっとりとした生地感とのバランスも完璧。『これはもうお店で販売されているクオリティでは?』と思うほどの完成度でした。さらに生地に練り込まれたゴーヤの風味、ジューシーな肉の旨み、そしてシークワーサーのソースがさっぱりしていて見事にマッチした味でした。
宮大工さんも、どんなに疲れていても、これを食べた瞬間に元気が湧いてきて、嫌なことがあってもすべて忘れられるような、まるで羽が生えて上に吹き飛んでいってしまいそうなほど最高に美味しかったです。素晴らしい料理でした。



[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92524/148/92524-148-ea9ef7497b4fe3ae084449e1deb3bd7b-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


個人部門 中学生の部 グランプリ
新田 航平(にった こうへい)さん
愛媛県・愛媛大学教育学部附属中学校
(えひめだいがくきょういくがくぶふぞくちゅうがっこう)

料理名:「また一緒に散歩に行こう!」

・新田 航平さんのコメント
今回、グランプリをいただけて、本当にうれしいです。
調理を始めたときは、時間が経つのがとても早く感じられて少し焦ってしまいましたが、最後まで自分の作品を作り上げることができてよかったです。
これからも料理の楽しさを忘れずに続けていきたいと思っています。


[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92524/148/92524-148-264f774a1f4b30b96c7b2728c50bd10f-1733x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・審査員からのコメント(雑誌『オレンジページ』編集長 長谷川美保)
鯖の味噌煮とコロッケ、どちらもとても手間のかかる料理ですが上手に合体させてあり、お芋の甘さの中に鯖の風味を感じる、とても複雑な深い味わいでした。とても美味しく、感動しました。
また、仕事がすべて丁寧でした。きれいに鯖の身をほぐしていたり、とてもなめらかにじゃがいもを潰していたり、俵型も驚くほど美しく、ビジュアルの完成度もとても高い作品だと思いました。
そして何より、新田さんが本当に料理を楽しんでいるのが伝わりました。これからも周りの人を笑顔にして、料理を楽しんでいただけたらと思いました。



[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92524/148/92524-148-d3a08e9214d3c38b0efae6b3b9a63dde-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


個人部門 高校生の部 グランプリ

赤嶺 美羽(あかみね みう)さん
沖縄県・沖縄県立那覇国際高等学校
(おきなわけんりつ なはこくさいこうとうがっこう)

料理名:「オキふわ盛り~シークワーサーごま味噌ース~」

・赤嶺 美羽さんのコメント
言葉に表すことができないぐらいうれしいです。今日は、今の自分にできる全力を出し切り、一つひとつの工程を丁寧に行うことを意識しながら調理を進めることができたので、達成感があります。
また、審査員の方との会話も楽しみながら料理を完成できて、とても良い思い出になりました。


[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92524/148/92524-148-bfeca3bc2de76a4fbee02f2487b1dfb6-1733x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・審査員からのコメント(もあいかすみさん)
おじいちゃんのために作った「オキふわ盛り」。沖縄県の名産と千葉の名産を掛け合わせて新しい料理を作ってくれました。沖縄の島豆腐や島にんじん、もずく、千葉の落花生。さらにおじいちゃんの長寿を願った車海老。色々な食材を使いこなして、絶妙にマッチした味をつくりあげました。審査員の中では、シークワーサーごま味噌ースがとても美味しくて、自分達も作りたいと盛り上がりました。
また、食材を全て使い切ろうとする姿勢が、広い視点を持っていて素晴らしいなと思いました。レンコンを皮ごと使ったり、車海老の殻を出汁のスープにしたり、島にんじんの上の部分は「これからおじいちゃんの家に行ってふりかけにする」という話を聞いて、食材に対する愛を感じました。その点も含めて、本当に素晴らしい一品でした。


[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92524/148/92524-148-a0669de27b9604b792f39585f7c00c72-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


イベントの様子は2月2日(月)発売の雑誌『オレンジページ』および、WEBメディア「オレンジページnet」に掲載予定です。

特別審査員のコメント

- レインボー ジャンボたかおさん

結果はそれぞれありましたが、まず何より、皆さんはとんでもない確率を勝ち抜いてこの舞台に立っているスーパープレイヤーであることを忘れないでほしいです。今日ここに立つ皆さんは、まさに日本の宝だと感じました。審査員一同、皆さんの料理を試食しながら思わず笑顔が止まりませんでした。美味しさに圧倒されて、驚きと感動で盛り上がり続けて、まるで最高に面白い映画を見終わった直後のように、審査員全員でずっと語り合っていたほどです。『あの発想がすごかった』『あのチームのあそこが素晴らしかった』『この料理のここが光っていた』など、話題が尽きることはありませんでした。
そして最後に、皆さんに伝えたいのは『皆さんは魔法使いだ』ということです。なぜなら、今後も多くの人を笑顔にできる力を持っているからです。本日は本当にありがとうございました。
- もあいかすみさん

今日のイベントに参加した皆様、本当におめでとうございます。この日に向けて、料理のレシピを試作したり、いろいろな方の話を聞いたり、約半年間本当に長い間試行錯誤を積んできたことが伝わり、すごく感激しています。グランプリの方も準グランプリの方も、本当に高レベルで、甲乙つけがたいぐらい大接戦でした。
仲間と一緒に頑張ってきた経験は、これからの皆さんの人生において、とても貴重なものですし、一生の思い出に残ることだと思うので、これまで頑張ってきたことを心の糧にして、これからの人生も羽ばたいてください。今日は本当におめでとうございます。

第13回『ジュニア料理選手権』開催背景について

『ジュニア料理選手権』 は2012年からスタートし、今年で13回目を迎えました。中高生を対象とした料理コンテストとしては日本最大級の規模を誇ります。このコンテストでは、料理をする子どもたちに光を当てる場を提供することで、家庭料理を作る楽しさや喜びを知る機会を増やし、家庭での食文化の担い手を永続的に支えていくことを目的としています。
今年は「笑顔を作る応援ごはん~料理で気持ちを伝えよう~」をテーマに掲げ、料理を通じて、子どもたちやその大切な人々のくらしに幸福感をもたらし、それを持続可能なものにしていくことを目指して、本イベントを開催いたしました。

コンテスト実施概要

■日 時:2025年11月30日(日)
団体部門 11:00~15:00
個人部門 15:00~18:30

■会 場:味の素グループうま味体験館 (〒210-0801 神奈川県川崎市川崎区鈴木町3-4)

■審査員:レインボー ジャンボたかおさん、もあいかすみさん
味の素株式会社 食品事業本部 マーケティングデザインセンター 副センター長 兼
コミュニケーションデザイン部長 向井育子
味の素株式会社 食品事業本部 マーケティングデザインセンター
コミュニケーションデザイン部 コミュニケーション戦略グループ シニアマネージャー 森村恵理子
雑誌『オレンジページ』編集長 長谷川美保
WEB『オレンジページnet』編集長 小柳恵理子

特別審査員プロフィール

[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92524/148/92524-148-426199ceb101aa5c1b3828c5b5e6bdb7-1000x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

ジャンボたかおさん
お笑い芸人。池田直人さんとのお笑いコンビ「レインボー」で活動中。食べることが大好きで、食の素晴らしさを独自の視点で伝えるグルメ動画をYouTube「レインボージャンボたかおの食うチャンネル」で配信している。



[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/92524/148/92524-148-f897da11d3b277874f6def99865d3240-1080x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

もあいかすみさん
料理研究家。栄養系の大学を卒業後、食品メーカーに就職。全国チェーンのレストランや量販店など、幅広い業態のメニュー開発を手がける。忙しく働きながら自炊してきた経験と、管理栄養士の資格を生かして、料理研究家として独立。Instagramで紹介している「働く人のための簡単時短レシピ」が大好評。

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