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AIデータ社、国立情報学研究所(NII)と提携し、捜査機関向けディープフェイクフォレンジックの実証実験に向けた取り組みを開始

update:
AIデータ株式会社
― SYNTHETIQ VISION搭載で“見抜けない偽動画”の検出を支援 ―



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40956/594/40956-594-f6f8a3ba32ee19e6c4a7bff59b5956fb-3222x1984.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ 背景と目的

急速に進化する生成AI技術により、人物の顔を精巧に合成したディープフェイク映像が容易に作成可能となり、社会的なリスクが高まっています。特に、リベンジポルノやなりすまし詐欺、児童へのいじめ・誹謗中傷に利用されるケースが全国の捜査機関で急増しており、現場対応における真偽判定の負荷が課題となっています。

この状況を受け、企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表:佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、国立情報学研究所(NII)と技術提携し、同所が開発したフェイク映像自動判定AI「SYNTHETIQ VISION」を搭載したディープフェイクフォレンジック支援サービスの実証実験に向けた取り組みを開始いたします。

■ SYNTHETIQ VISIONとは

「SYNTHETIQ VISION」は、NIIのシンセティックメディア国際研究センターが開発したAI技術であり、以下のような特長を有します。

・ 人間の目では見抜けない微細な合成痕跡を検出
・ 圧縮・編集劣化後でも高精度な判定を実現
・ 判定結果を数値でスコア化しログとして保存可能

特に、顔の置換やAI人物生成などのフェイク映像に対し、高い識別能力を発揮することが期待されています。

■ 捜査機関向け導入・運用支援

AIデータ社は、これまでに培ってきたフォレンジック支援体制をベースに、SYNTHETIQ VISIONを活用した以下サービスの実証実験に向けた取り組みをしていきます。

・ 少年課・サイバー課向けのフェイク動画鑑定支援
・ SNS拡散動画の真偽確認と削除依頼の根拠提供支援
・ 児童保護・教育委員会との連携支援
・ 証拠能力を高める鑑定ログの記録と報告書提供

現場での目視確認や人手による推定に頼っていた従来手法から、AIによる定量的・即時判定を組み合わせることで、被害の早期発見と証拠の信頼性向上を両立します。

■ 今後の展望

今後は、捜査機関での活用を軸に得られた知見をもとに、eKYC(本人確認)・映像投稿プラットフォーム・金融セキュリティ・自治体などにも技術提供を拡大し、フェイク映像ゼロ社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。

■AIデータ株式会社について

名 称:AIデータ株式会社 
設 立:2015年4月 資本金:1億円(資本準備金15億2500万円)  
代表取締役社長:佐々木 隆仁  
所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。1万社以上の企業、100万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明(TM)』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。

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