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IHIインフラシステム参画の高速大師橋更新事業が、「IABSE AWARDS 2025」のRehabilitation(改修・再生)部門で最優秀作品を受賞

update:
株式会社IHI


IHIの100%子会社である株式会社IHIインフラシステム(本社:大阪府堺市、代表取締役社長:井上学)が設計・施工に携わった「高速大師橋更新事業」が、世界的に優れた構造物に授与されるIABSE AWARDS 2025 (*1)の作品賞である「Projects and Technology Awards」において、「Rehabilitation(改修・再生)」部門の最優秀作品に選ばれました。日本企業による設計・施工としては初の快挙となります。2025年11月14日(金)に、チューリッヒ(スイス)で開催された授賞式で表彰されました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89117/291/89117-291-534f8457c884d06c07b0b3b2e4c02a5a-889x1264.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
IABSE Rehabilitation部門 最優秀作品賞状

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89117/291/89117-291-cdbf3b08c3414d9cc82298c786a5a317-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
既設橋撤去後の新設橋の架け替え

本事業は、首都高速道路株式会社が主体となり、大成建設株式会社、東洋建設株式会社、IHIインフラシステム、株式会社横河ブリッジによるJVが施工を担当しました。


独自の架設技術と総合的な橋梁エンジニアリング力を活かし、わずか2週間という短期間で全長300mの橋の架け替えを実施しました。この画期的な更新事業では、交通影響や環境負荷を最小限に抑えつつ、耐震性能や維持管理性能などの向上による構造物の長寿命化を実現。IABSE審査委員会より「技術的卓越性と持続可能性の両立を実現した世界的な模範事例」と高く評価されました。

今後もIHIインフラシステムは、橋梁事業を通じて、社会インフラの安全・安心を支える技術開発と、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。


(*1)
IABSE(International Association for Bridge and Structural Engineering/国際構造工学会)は1929年に設立され、本部はスイス・チューリッヒ。世界100ヶ国以上の会員を擁し、各国にナショナルグループを設置(日本グループは日本鋼構造協会が担当)。構造工学の知識・経験の国際交換、実践促進、若手育成を目指した組織


IABSE AWARDSは、IABSEが世界の優れた構造工学技術を1998年より表彰。2023年より「Projects and Technology Awards」という名称に発展・拡大し、より幅広い構造工学の成果を称えるために9つの部門を設置。


(1)Small Projects(小規模プロジェクト)
(2)Small Building Structures(小規模建築物、面積 ≤ 10,000m2)
(3)Large Building Structures(大規模建築物、面積 > 10,000m2)
(4)Pedestrian and Cycle Bridges(歩行者・自転車橋)
(5)Small Road and Rail Bridges(小規模道路・鉄道橋、面積 ≤ 5,000m2)
(6)Large Road and Rail Bridges(大規模道路・鉄道橋、面積 > 5,000m2)
(7)Infrastructure(インフラストラクチャ)
(8)Rehabilitation(改修・再生)
(9)Innovation in Construction(建設における革新)

【参考リンク】
首都高速道路株式会社 高速大師橋更新事業 紹介HP
https://www.shutoko.jp/ss/daishibashi/ 

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