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麦わらが生む「ひとつの物語」

update:
粋響株式会社
母と子、2人だけが継ぐ“大森細工”。麦づくりから1年以上かけて制作される丙午干支人形、20体の予約受付を開始



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145274/25/145274-25-add22caf75a6a09a98462e21332a1ce0-911x684.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「動」──前をまっすぐ見据える丙午の麦わら細工。麦の繊維と光が表情に生命感を与える。制作:辻 伊斎 氏(静岡県修善寺)

江戸時代から続く日本独自の編み技法「大森細工」
この技術を継承している職人は現在、
静岡県伊豆市修善寺の 辻 伊斎(つじ いさい)氏と母・辻 紀子 氏の2名のみ 。
今回、辻氏が制作した2026年の干支「丙午(ひのえうま)」の麦わら細工人形が完成し、
伝統屋 暁の公式ECサイトにて 20体限定 の予約受付を開始しました。
作品は、麦の栽培から収穫、選別、染色、編み上げまでのすべてを辻氏が手作業で行います。
麦を育てるところから始めるため、完成までには 1年以上 の時間が必要です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145274/25/145274-25-a3f9941ff37dd9b6c80c501f15c88f44-948x711.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「静寂」──目を閉じ、心の内側に静かに向き合う姿。麦の自然な色味が柔らかな陰影を生む。

■ 2つの表情──「動」と「静寂」

● 「動」
前を見据える力強さと柔らかさを併せ持つ表情。


● 「静寂」
目を閉じ、自分の内側に静かに意識を向ける穏やかな姿。


2つの表情は相反するようでいて、人が生きるうえでどちらも欠かせない“外へ向かう力”と“内を整える力”を象徴しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145274/25/145274-25-2159cb88bc02b0f19c6eb07ea2ba6149-2662x1997.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
飾られた麦わら細工。生活空間に溶け込むことで素材の温かさが際立つ。

■ 母と子の二人だけで守り続ける技

大森細工は一度途絶えかけた技法です。
現在この技を継いでいるのは、辻伊斎氏とその母・紀子氏の2名のみ。


天候を読み、麦の質を見極め、自然染色を施し、指先だけで編み上げる──
親子が何十年もかけて蓄積してきた感覚と技が、この作品に宿っています。

■ なぜ20体しか制作できないのか

制作は自然のリズムに合わせて進むため、
無理にペースを早めることも、数量を増やすこともできません。
丁寧な制作を保てる限界が 20体 となります。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145274/25/145274-25-b68e08bde613cbbd10be1233e862bc48-1186x890.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「動」と「静寂」が並び立つ風景。対照的な表情が互いを引き立てる象徴的な一枚。

■ 干支一巡・60年をかけて未来に技を手渡す

干支は60年で一巡します。
辻氏とともに“毎年ひとつの干支を制作する”という取り組みも進行中です。


急がず、量を求めず、
“一年一年を積み重ねながら技術を未来へ手渡す”という静かな挑戦です。

【予約受付】
伝統屋 暁 公式ECサイト
https://www.dentoyaakatsuki.com/product-page/hinoeuma
【お問い合わせ】
伝統屋 暁
担当:佐野翔平
Email:dentoya.akatsuki@gmail.com
Instagram:https://www.instagram.com/dentoya.akatsuki/

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