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Green Carbon株式会社は、株式会社すかいらーくホールディングス、兼松株式会社、ライズみちのく販売株式会社らと連携し、水田由来メタンの削減を通じたカーボンインセットに基づく取組みを実施

update:
グリーンカーボン
~岩手県花巻市・横手市での取組み。生産者への還元を通じて、持続可能な農業経営とカーボンインセットに基づく取組みの拡大を推進~



ネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下Green Carbon(グリーンカーボン))は、株式会社すかいらーくホールディングス(代表取締役社長 COO:金谷 実、以下「すかいらーくグループ」)に対して、兼松株式会社(代表取締役社長:宮部 佳也)、ライズみちのく販売株式会社(代表取締役社長:奥本 浩之)、花巻マイブランド研究会および農事組合法人きずな(以下、生産者)と連携し、岩手県花巻市の圃場において、カーボンインセット(※1)の概念に基づき、生産者の圃場にて生産された国産米と環境価値のセット供給(以下「本取組み」)を実現したことを報告します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117956/229/117956-229-79cecf2a219bbac104edfdda2f2f1bb8-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



〇本リリース及び詳細に関する問い合わせはこちら
https://green-carbon.co.jp/contact/

○Green Carbon株式会社会社概要のダウンロードはこちら
https://green-carbon.co.jp/download-form/



◆ 本取組みの背景

水稲栽培におけるメタンガス(以下、「水田メタン」)は、農林水産省によると、日本全体のメタンガス排出量の約4割を占めており、そのほとんどは、水田の湛水期間において、土壌に存在するメタン生成菌が稲藁や肥料等の有機物を分解する過程で発生するとされています。この水田メタン発生抑制は、政府が打ち出す「緑の食料戦略システム」における「農林水産分野でのゼロエミッション達成と持続的発展に向けた取組」の一つで、水田の中干し期間を慣行比+7日間延長することで、約3割が削減可能とされています。2023年3月には、J-クレジット制度運営委員会において、「水稲栽培による中干し期間の延長」が新たな方法論として承認され、Green Carbonはじめとする事業者様が、各農家様と連携した上で、水田メタン削減および削減効果のJ-クレジット化に取り組んでおり、本取組みはGreen Carbonでの米生産における初めての事例です。

◆ 本取組みの概要

本取組みは、すかいらーくグループのサプライヤーである生産者の協力のもと実施しており、水稲栽培の工程における「中干し期間の延長」によって水田由来メタンの発生を抑制します。これにより削減されたGHG排出量を、J-クレジット方法論AG-005「水稲栽培における中干し期間の延長」に基づいてカーボンクレジットとして創出しました。
本取組みにおいて創出されたクレジットは、クレジット価格の70%相当を生産者へ還元されているほか、生産された米を、メタン抑制に寄与した「環境配慮米」としてセットで供給することで持続可能な農業経営と環境価値創出の両立を実現しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117956/229/117956-229-89e5b6b86bb43aa2c35453d07b3fc6c2-3449x1561.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
○スキーム図

◆ 今後の展望

Green Carbonは、本取組みをモデルとして米生産におけるカーボンインセットの概念に基づく取組みを推進し、企業が自社バリューチェーン内で活用できる仕組みの整備による企業の脱炭素化支援だけではなく、生産された米を「環境配慮米」として流通拡大を図ることで、企業の脱炭素化と地域農業の価値向上を両立する新たなスキームの構築を進めてまいります。

※1: カーボンインセット
企業が自社のバリューチェーン(原材料の調達から製品の製造・販売・廃棄までの過程)の「内」で温室効果ガス(GHG)排出量を削減・吸収する取り組み

※2: 中干し期間の延長
水稲栽培で行われる「中干し」(田んぼの水を抜いて土を乾かす作業)の期間を、通常よりも7日間以上長く行うこと

◆連携企業概要

◆株式会社すかいらーくホールディングス
代表者   :代表取締役会長CEO 谷 真 / 代表取締役社長COO 金谷 実
所在地   :東京都武蔵野市西久保1-25-8(三鷹 第3オフィス)
設立    :1962年(昭和37年)4月4日
事業内容  :フードサービス事業全般、その他周辺事業
URL    : https://corp.skylark.co.jp/

◆兼松株式会社
代表者   :代表取締役社長 宮部 佳也
所在地   :東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー
創業    :1889年8月15日
事業内容  :国内外のネットワークと各事業分野で培ってきた専門性と、商取引・情報収集・市場開拓・事業開発・組成・リスクマネジメント・物流などの商社機能を有機的に結合して、多種多様な商品・サービスを提供する商社
URL    : https://www.kanematsu.co.jp/ 

◆ライズみちのく販売株式会社
代表者   :代表取締役社長 奥本 浩之
所在地   :岩手県北上市藤沢18-138-5
創業    :1996年10月1日
事業内容  :米の集荷から流通、販売までを一気通貫で行う東北米の専門企業
URL    :http://www.raizu.co.jp/ 
◆Green Carbon 株式会社
代表者   :代表取締役 大北 潤
所在地   :東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F
設立    :2019年12月
事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL    : https://green-carbon.co.jp/

◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しており、その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。
事業展開領域は日本、東南アジアを中心にオーストラリア、南米まで拡大しており、自然由来のカーボンクレジット(水田、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、牛のゲップなど)を創出しています。国内の水田においては、2023年度日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約40,000ha(約80,000t)に拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。

◆Green Carbon株式会社SNSはこちら
Carbon Credits Journal:https://biz-journal.jp/carboncredits/
Linkedin :https://www.linkedin.com/company/green-carbon-inc/
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=61557429326458
X    :https://mobile.x.com/GreenCarbon2019
Wantedly:https://www.wantedly.com/companies/greencarbon2019
Youtube :https://www.youtube.com/channel/UCYO4WnGOHDaVB1ikxheZasA
note  :https://note.com/green_carbon/

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