おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

リリースプラス

GLICCインターナショナルオンラインスクール – AI時代の「教科書の範囲」を問い直す

update:
株式会社スタディエクステンション
― フィロソフィカルダイアローグとAIチューターを組み合わせた新しい英語学習プログラムを提供開始 ―



株式会社スタディエクステンション(本社:東京都世田谷区 代表取締役:鈴木裕之)が運営する学習塾GLICCおよび GLICC International Online School(GIOS)は、AI時代にふさわしい新しい英語学習スタイルとして、「フィロソフィカルダイアローグ × Subject学習」と「AIチューター × プロ講師コーチング」を組み合わせたプログラムの提供を開始します。
本プログラムは、「教科書の範囲を終わらせること」が学びのゴールになりがちな従来型の受験・英語教育に対し、教科書の『範囲』を超えたところでこそ学びは動き出すという問題意識から生まれました。
インターネットと生成AIが前提となった現在、「暗記中心・範囲中心」の学び方を見直し、世界の見え方そのものに光を当て直すEnlightenmentとしての学びへと転換していくことを目指します。

背景:AI時代に「基礎=暗記」でいいのか
受験や学校の勉強の現場では、依然として次のような言葉がよく聞かれます。
「いや、まずは基礎だ」
「教科書もできていないのに広げても意味がない」
「知識をしっかり暗記するのが先だ」

かつては、知識へアクセスする手段が限られていたため、「どれだけ頭に詰め込めるか」が大きな武器でした。しかし、今や分からないことは数秒で検索でき、AIに聞けば単語の意味も歴史の年号も公式も「一発で出てくる」時代です。

こうした状況にもかかわらず、子どもたちに何十時間もかけて同じ内容を丸暗記させ続けることは、もはや「努力」ではなく、人間の貴重な時間とエネルギーの無駄遣いになりつつあります。

GLICC / GIOSは、

「基礎=とにかく覚えること」「教科書の範囲=ノルマ」
という発想そのものを問い直し、AIが答えをくれることを前提にしたうえで、
人間が本気で時間をかけるべき「基礎」は何か、を再定義します。

新しい「基礎」:知識をどう使い、どう問い直すか
AI時代における新しい「基礎」として、本プログラムでは次の3点を重視します。

- 情報を「知っているか」ではなく、どう使いこなすか
- バラバラの知識をつなぎ合わせて、新しい問いやアイデアを生み出す力
-
AIが出してきた答えをうのみにせず、どこまで批判的に読み解けるか


これらは、単なる暗記やパターン学習では身につきません。
子どもひとりひとりが「自分は世界をどう見ているのか」を問い直しながら、ことばを通して考えを深めていく必要があります。

フィロソフィカルダイアローグを学びの中心に
新プログラムでは、まずフィロソフィカルダイアローグ(問いから始まる対話)を学びの中心に据えます。

「幸せを第三者が測定することはいかにして可能なのか?」

「時代や場所を超えた『正しさ』とは、どういうものだろうか?」

「AIと人間の違いって、どこにあるんだろう?」

こうした根っこの問いについて、自分はどう感じ、どう考えるのか。
それを日本語と英語の両方で言語化し、他者との対話を通して揺さぶられるプロセスを重ねていきます。

その上で、英語・社会・理科・数学などのSubject(教科)との関連をあとから接続していくのが、GIOSの学びのスタイルです。
教科書を「全部終わらせてから」考えるのではなく、先に「生活から生まれる問い」があり、その問いを深めるためにSubjectの知識に手を伸ばす。
この流れの逆転こそが、知識を「暗記すべきもの」から「問いを深めるための道具」へと変えていきます。
英語を「点数のための道具」で終わらせない
英語学習についても、単語帳の何番から何番までを覚え、教科書の例文をそっくり言えるようにし、模試で点が取りやすいパターンだけを回す――といった「目的のための学び」に偏りがちです。
GLICC / GIOSがめざすのは、その先です。
- 教科書の話題から一歩はみ出し、「自分ならどう考えるか」を英語で語る
- AIから情報を引き出しつつ、その中身を自分の頭でかみ砕き、疑い、組み替える
- 社会の問題や自分の生き方について、英語で問いを立て、意見をぶつけてみる

こうしたプロセスを通して、知恵としての英語を育てていきます。
そこには「とりあえず点数が取れればいい」という発想とはまったく異なる、生き方に関わるフィロソフィーが流れています。
「AIチューター × プロ講師コーチング」によるハイブリッド学習
このEnlightenmentとしての学びを実装するため、GLICC / GIOSでは
AIチューターとプロ講師によるコーチングを組み合わせたハイブリッド学習環境を提供します。

AIチューター
- 24時間365日、いつでもアクセスできる「学びの相棒」
- 文法の疑問、英作文のチェック、単語のニュアンスなどを、その場ですぐにフィードバック
- 「分からないから止まる」「質問できないからあきらめる」というストレスを限りなくゼロに近づける

プロ講師によるコーチング
- より長いスパンで、「どんな力をつけてどこへ向かうのか」という学びのレールを設計
- 学び方のクセや思考パターンを一緒に言語化し、フィロソフィーのレベルでガイド
- AIでは読み取りきれない感情の揺れや迷いに寄りそい、学びを継続させるパートナーとして伴走

日々のセルフスタディで生まれたAIチューターとの対話ログやアウトプットは、プロ講師がモニターし、
- どんな問いに引っかかっているのか
- どこで思考が止まっているのか
- どの表現が伸びつつあるのか

を読み取り、次のフィロソフィカルダイアローグや指導に反映させていきます。

代表コメント
「AIが当たり前に存在する今、昔ながらの『暗記中心・範囲中心の学び』に、これ以上子どもたちの時間を縛りつけておく必要はないと感じています。
AIを前提としたうえで、人間にしかできない学び――世界の見え方そのものに光を当て直すEnlightenmentとしての学び――へと、子どもたちを招き入れたい。
英語は、その入口として最適なフィールドです。今回のプログラムを通して、単なる点数アップにとどまらない、新しい学びの在り方を社会に提案していきたいと考えています。」

今後の展開
GLICC / GIOSでは、今回のプログラムを皮切りに、フィロソフィカルダイアローグとAIチューターを活用した学び方を世界中の中高生に広げていく予定です。
また、中学受験生・帰国生・国際生・海外大学進学志望者など、多様なバックグラウンドを持つ学習者に向けて、順次カリキュラムを拡充していきます。

本件に関するお問い合わせ先
株式会社スタディエクステンション(GLICC / GIOS)

E-mail:admin@glicc.jp
TEL:03-6897-6187
Webサイト:
https://glicc.jp/
https://glicc.online/

最近の企業リリース

トピックス

  1. Google、ダークウェブレポートを終了 実用的な対処支援へ重点移行

    Google、ダークウェブレポートを終了 実用的な対処支援へ重点移行

    Googleは12月16日、個人情報がダークウェブ上に流出していないかを確認できる「ダークウェブ レ…
  2. Gmailを受診している画面

    Gmailの仕様変更でPOP受信が終了 自分は対象?POP利用チェック

    Gmailの仕様変更により、外部メールを取り込むPOP受信機能が2026年1月より利用できなくなりま…
  3. イベント「清水 ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎祭」(清水駅前銀座商店街)

    仲村トオルが清水に凱旋 映画「ビー・バップ・ハイスクール」40周年イベント開催

    映画「ビー・バップ・ハイスクール」(1985年)の劇場公開40周年を記念したイベント「清水 ビー・バ…

編集部おすすめ

  1. 「漆黒の指輪」は実在したものの……サン宝石、カプセルトイ「中二病が疼くリング」の“誇大表現”を謝罪

    「漆黒の指輪」は実在したものの……サン宝石、カプセルトイ「中二病が疼くリング」の“誇大表現”を謝罪

    アクセサリーや雑貨の販売で知られる「サン宝石」は12月16日、同社が展開するカプセルトイ「中二病が疼くリング」について、公式サイトおよびSN…
  2. 雨や洪水の警報が変わる 新・防災気象情報、警戒レベル表示で行動判断しやすく

    雨や洪水の警報が変わる 新・防災気象情報、警戒レベル表示で行動判断しやすく

    国土交通省と気象庁は12月16日、雨や洪水などの危険を伝える「防災気象情報」について、2026年(令和8年)の大雨シーズンから新たな運用を始…
  3. コミケの名物現象がまさかのグッズ化 「食べられるコミケ雲(わたあめ)」爆誕

    コミケの名物現象がまさかのグッズ化 「食べられるコミケ雲(わたあめ)」爆誕

    夏コミ名物、会場の熱気と参加者の汗が昇華して天井付近に発生するという伝説の現象「コミケ雲」。まさかそれを口にできる日が来るとは、誰が想像した…
  4. Reactに「CVSS 10.0(最高)」の脆弱性 IPAが注意喚起

    Reactに「CVSS 10.0(最高)」の脆弱性 IPAが注意喚起

    情報処理推進機構(IPA)は12月10日、多くのウェブサービスで使われている開発技術に重大な問題が見つかり、国内でも悪用したとみられる攻撃が…
  5. ライバー事務所4社に公取委が注意 「移籍しづらい」契約に懸念

    ライバー事務所4社に公取委が注意 「移籍しづらい」契約に懸念

    ライブ配信アプリ「Pococha(ポコチャ)」で活動するライバーをサポートしている事務所4社が、所属ライバーの“退所後の活動”を不当にしばっ…
Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

提携メディア

Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト