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DXしたのに仕事が増えた?kintoneと電子契約の”分断”が招く「見えない確認コスト」と「法務リスク」の実態

update:
トヨクモ株式会社
~進まぬシステム統合。約4割が二重チェックに疲弊し、4人に1人が「Excel管理」へ逆戻り~



誰でも簡単に使えるビジネス向けのクラウドサービスを提供するトヨクモ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山本 裕次、以下トヨクモ)は、kintoneと電子契約サービスを未連携で併用する企業の担当者106名を対象に、「kintone利用企業における契約業務の実態調査」を実施しました。

調査の結果、DX推進の裏側で、ツール間の連携不足により業務がかえって複雑化する「SaaSスプロール(ツールの乱立・サイロ化)」の課題が浮き彫りになりました。約4割が情報の「二重確認」を強いられ、23.6%が管理の不安から「Excelでの手動管理」を併用しています 。トヨクモは、この「情報の分断」こそが企業の生産性を阻害する要因であると捉え、システム連携による抜本的な解決策を提案します。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/32205/215/32205-215-06a4ee4dd28954676c487428b14b3813-1644x1191.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


調査が示唆する経営課題
1.生産性のパラドックス: 電子契約導入企業の39.6%で、kintoneと電子契約サービスの両方を確認する「二重チェック」が常態化 。
2.DXの落とし穴: システムの不全を補うため、4人に1人(23.6%)が契約更新日管理などで「Excelや管理表」への先祖返りを余儀なくされている 。
3.法務リスクの顕在化: 担当者の50.0%が「どのデータが最新か不明」な状態にストレスを感じており、誤った情報参照のリスクが高まっている
調査結果詳細
1. ツール導入が「確認作業」を増やす矛盾。約半数が「月数回以上」の二重確認
kintone(顧客・案件管理)と電子契約サービス(締結)のプロセスが分断されているため、39.6%の担当者が「情報や契約書を探すために両方のシステムを確認している」と回答しました 。 さらに、情報の照合(二重確認)について、46.2%が「月に数回以上」行っており 、高機能なSaaSを導入したにもかかわらず、現場では目視によるアナログな確認作業が新たなボトルネックとなっています。
2. 深刻な「シャドーIT化」。4人に1人が「Excel管理」へ回帰
最も注視すべきは、システム分断の解決策として、公式なシステム外に「第3の管理簿」が生まれている点です。回答者の23.6%が、契約更新日や期限を管理するために「別途Excelや管理表を作成・運用している」と回答しました 。 クラウド上で完結するはずの業務がローカルファイル管理に戻ることは、DXの逆行であるだけでなく、「データの属人化」や「更新漏れ」といった重大なリスクを誘発します。
3. 最大の課題は「データの不整合」。古い契約情報の参照などガバナンスへの懸念
業務上の最大の課題として挙がったのは、「契約情報が分散しており、どちらが最新か確認すること(50.0%)」でした 。 これは単なる手間の問題を超え、法務ガバナンス上の課題です。「どちらが正かわからない」状態は現場担当者に心理的負担を与えており、実際に46.6%がシステム一気通貫化による「確認時間の短縮」を、次いで43.1%が「転記ミスや更新漏れの防止」を強く求めています。
DXは「導入」から「統合」フェーズへ
本調査は、ツールを「点」で導入するだけではROI(投資対効果)が最大化されず、むしろ管理コストを増大させるリスクを示唆しています。 特に契約業務のようなクリティカルな領域において、データの分断は致命的です。kintone連携サービス(PrintCreator等)を活用し、データを「つなぐ」ことで、kintoneは単なるデータベースから、契約締結・管理まで完結する「ビジネスOS」へと進化します。 データ入力を起点とし、締結後の保管までを人の手を介さず自動で完結させる「統合」こそが、トヨクモが推進する「非効率からの解放」です。
トヨクモ代表取締役社長 山本 裕次からのコメント
本調査で明らかになった「Excel管理への逆戻り」は、現場の皆様が日々の業務をなんとか回そうとした、苦肉の策と言えるでしょう。 便利なはずのツールが分断されているせいで、「確認」や「転記」といった、本来なら不要な作業に時間を奪われています。

kintoneと電子契約、それぞれのツールは優秀でも、繋がっていなければデジタルの良さを打ち消し合い、かえって現場の負担になりかねません。解決には、kintone内のデータを「唯一の正解」とし、kintone連携サービス『PrintCreator(プリントクリエイター)』等を用いてワンクリックで契約書を生成、締結まで完結させるプロセスが不可欠です。

私たちは、これらのツールをシームレスにつなぐことで、皆様を非効率なルーチンワークから解放し、より創造的な業務に集中できる環境を提供してまいります。
調査概要
調査名称:kintone利用企業における契約業務の実態調査
調査期間:2025年11月10日~同年11月12日
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー(R)」の企画によるインターネット調査
調査対象:kintoneを業務利用し、かつ電子契約サービスを導入しているが連携させていない企業の契約業務担当者106名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
調査結果全文(PDF):https://www.kintoneapp.com/docs/kintone-contract-survey.pdf
14,000契約を突破したトヨクモ kintone連携サービス
トヨクモでは、6つのkintone連携サービスを提供しており、サイボウズのパートナーを評価するプログラム「Cybozu Partner Network Report」にて、星評価を獲得しています。

社内はkintone、社外の人とのやりとりはトヨクモのkintone連携サービスでお客様を「非効率な業務から解放する」ために、これからもサービスの開発・提供を続けて参ります。

製品HP:https://www.kintoneapp.com/
導入事例:https://www.kintoneapp.com/case
お問い合わせ:https://www.kintoneapp.com/contact
トヨクモ株式会社について
クラウドを使ったテクノロジーとアイデアで、誰でも簡単に使えるクラウドサービスを提供するSaaS企業です。
クラウドサービスは、20,000契約(グループの累計、2025年5月時点)超えを実現しております。従来に無いサービス着眼点、簡単な操作、シンプルな機能と分かりやすいユーザーインターフェイスで、 日常的にパソコンやスマートフォンを活用していないIT初心者の方にとっても、安心して利用できるサービスを提供し、 企業における情報化の第一歩を支援しています。

商号:トヨクモ株式会社(Toyokumo, Inc.)
代表:山本 裕次
設立:2010年8月
URL:https://toyokumo.co.jp
上場証券取引所:東京証券取引所 グロース市場(コード番号 4058)
事業内容:クラウドサービスの開発/提供、新サービスの開発と運用
安否確認サービス2 https://www.anpikakunin.com/
FormBridge https://www.kintoneapp.com/form-bridge
kViewer https://www.kintoneapp.com/kviewer
kMailer https://www.kintoneapp.com/kmailer
PrintCreator https://www.kintoneapp.com/print-creator
DataCollect https://www.kintoneapp.com/data-collect
kBackup https://www.kintoneapp.com/kbackup
トヨクモ スケジューラー https://www.toyokumo.app/scheduler
NotePM https://notepm.jp/
▼ユーザー事例・製品情報・イベントなどトヨクモの最新情報をお届けしています。
トヨクモ公式Facebook:https://www.facebook.com/toyokumo
トヨクモX(旧Twitter):https://twitter.com/toyokumo_
※記載された商品名、各製品名は各社の登録商標または商標です。

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