NTTビジネスソリューションズ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:木上 秀則、以下、NTTBS)は、地域食品資源循環ソリューション※2の新たなメニューとして、工場排水処理性能の向上により水資源を循環させ、食品等の製造事業の拡大に寄与する「酵活ブースター※1」の提供を開始します。
※1 商標出願中
※2 地域食品資源循環ソリューション
https://www.nttbizsol.jp/service/foodwaste-recyclingsolution/
1.背景
NTTBSは、これまで食品工場のお客さまより、排水・汚泥処理にかかるコストや、処理・廃棄過程での温室効果ガス排出等の課題を伺い、その解決に向け2025年3月より「酵活ブースター(酵素循環式排水汚泥処理システム)」のトライアル提供を実施してまいりました。
トライアルを通じて、排水処理設備の性能向上に関する「酵活ブースター」の貢献性や、汚泥排出量・薬剤使用量の削減に関する有用性、さらには水資源循環の可能性を確認しました。
排水を適切に処理して自然へ還元、あるいは再利用したりすることや、汚泥等の産業廃棄物の削減は、世界的に広がるESG経営※3の潮流を背景に、企業のサステナビリティ評価向上に寄与する重要な要素となっています。
※3 ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス(企業統治))を考慮した投資活動や経営・事業活動
2.「酵活ブースター」の概要・特長
産業排水処理で多く利用されている従来の活性汚泥法の処理設備に「酵活ブースター」を増設します。本システムでは、酵素資材と排水汚泥を水中で接触させ、微生物だけでは分解しきれない有機物質を分解処理します。そこで処理された酵素の含まれる水を、設備全体の中で効率的に循環させることで、処理効果が最大化する特許技術※4を採用しています。
※4 メーカーで特許取得済み(第5925023号)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85099/153/85099-153-309018b502f075f833dc4cf60c3fae7d-1875x1459.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1 「酵活ブースター」の概要
「酵活ブースター」を導入することで排出される汚泥を大幅削減するだけでなく、薬剤使用量の削減、臭気の削減を実現します。また処理水は酵素を含む水として消臭効果等があるため、工場内清掃などに再利用いただけます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85099/153/85099-153-73f4cdbba907cc724acaf54501a94966-1875x677.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2 「酵活ブースター」の主な導入効果
本技術により処理能力が向上することで、排水濃度が一定程度上昇した場合でも適切な処理が可能となります。これにより、従来は排水負荷を理由に制限されていた生産増強等を図れることとなり、食品等の製造事業の拡大に貢献します。さらに、汚泥排出量の削減は、これまで産業廃棄物処理過程で排出していたCO2排出量の削減につながります。加えて、酵素処理水の再利用により、水供給プロセスにおけるエネルギー消費量を削減するため、これらの取り組みを通じてカーボンニュートラルの実現に貢献します。
3.提供開始日
2026年2月2日(月)
4.提供ユーザと提供内容・価格
■提供ユーザ
食品加工工場、食品関連会社等
(業種:食肉・水産品加工、乳製品、でんぷん類加工(醤油・豆腐・無洗米等)、惣菜、菓子類、皮革加工等※)
※メーカー実績ベースに基づく。さまざまな業種で実績あり
■提供内容
・工場内既存の排水処理設備の最適化
(1.既存設備に増設 2.既存設備の改造 いずれかで「酵活ブースター」を導入)
※原水にSS(浮遊物質)やn-Hex(油分等)が多い場合、処理効率の向上を目的として
これらを除去するマイクロバブル浮上分離装置も併せてご提供可能
■提供価格
お客さまの排水量・排水濃度や処理フロー等の設備環境、ご要望に合わせ、個別に設計いたします。詳細につきましては、下記の本件に関するお問合せ先までお問合せください。
(基本的には初期導入負担を軽減できるサブスクリプションプランにてご用意)
5.提供エリア
全国
※設置条件・場所については、環境状況等によりご相談する場合があります。
6.今後の展開
NTTBSは今後、NTT西日本グループが有するIoTやAIの技術を用いた遠隔管理サポートで、必要なばっ気量や薬剤投入量の最適化を図るなど、効率的かつ省人化した排水処理の実現をめざします。
さらに産業廃棄物の40%を占める汚泥の処理コスト削減ソリューションとして、既に提供開始している「汚泥肥料化パッケージ」と合わせてお客さまの環境配慮に則した経営をご支援します。
7.参考
「酵活ブースター」は、2026年1月28(水)~30日(金)に東京ビッグサイトで開催される国内最大規模の産業向け水処理専門展「InterAqua 2026 第17回水ソリューション総合展」に出展いたします。
●出展概要はこちら
国内最大級の産業向け水処理専門展「InterAqua 2026 第17回水ソリューション総合展」出展のご案内|お知らせ|NTTビジネスソリューションズ
8.本件に関するお問い合わせ先
NTTビジネスソリューションズ株式会社
バリューデザイン部 ソーシャルイノベーション部門
阪井・入戸野(にっとの)・松岡
E-mail: water_recycle@west.ntt.co.jp
※お問い合わせの際はメールアドレスをお確かめのうえ、お間違いのないようお願いいたします
※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。























