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不登校経験を越えた学び直しの成果を可視化 「すらら」の学習ログ分析により、短期間で理解と自信の回復を確認

update:
すららネット
星槎国際高等学校名古屋学習センターでの実践事例



AIを活用したアダプティブな対話式 ICT 教材の開発と提供を行う株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役:湯野川孝彦)は、星槎国際高等学校名古屋学習センターにおけるICT教材「すらら」の学習ログおよび生徒アンケートを分析し、通信制高校における“学び直し”が、短期間で学習内容の理解と定着、そして学習への自信の回復につながることをデータで確認しました。 
不登校経験などにより学習に困難を抱えていた生徒が、自分の理解度に応じて学習内容をさかのぼり、反復しながら学び直すことで、「分かる」「できる」という実感を積み重ねていく過程が、学習ログと定量データの両面から明らかになりました。



通信制高校における学び直しの課題と検証の目的
― 「すらら」を通じた学習変化の検証 ―
学力や学習経験にばらつきのある生徒が多い通信制高校においては、「どこから学び直せばよいのか分からない」ことから学習が止まってしまうケースが少なくありません。特に、不登校の経験などにより中学校段階の知識が十分に定着しておらず、高校内容に進むことが難しい生徒や、一度で理解できない体験を重ねたことで学習意欲そのものが低下している生徒にとって、適切な学びのスタートラインを見つけることは大きな課題となっています。また、学習意欲が出てどんどん先に進みたい生徒に対して、個別的な対応も必要です。
そこで本取り組みでは、こうした生徒が「すらら」を通じて自分の理解度に応じた学び直しに取り組むことで、学習内容の理解や定着、さらには学習への自信にどのような変化が生まれるのかを、同校の1・2年生108名を対象に、2025年1月から10月までの学習ログおよび11月に実施したアンケート結果をもとに検証しました。
一人ひとりに合わせた学び直しを日常の学習に組み込む
星槎国際高等学校名古屋学習センターでは、「学校が生徒に合わせる」という理念のもと、生徒一人ひとりの状況に応じた学習支援を行っています。同センターでは、ICT教材「すらら」を特別な補習としてではなく、授業冒頭のウォーミングアップや個別の学び直しなど、日常的な学習の一部として活用しています。
その結果、毎月約6割の生徒が「すらら」を利用し、平均月4時間53分の学習に取り組んでいます。学習内容や進度を一律に揃えるのではなく、生徒自身が必要だと感じた単元に、自分のペースで取り組める環境が整えられています。
無学年式と反復学習で「学びのスタートライン」を明確に
今回の分析では、不登校の経験などから中学校段階の内容が十分に定着していないまま高校に進学し、学習につまずいている生徒が多いことが改めて確認されました。そこで名古屋学習センターではすららネットと共同で、こうした課題に対し、「すらら」の無学年式という特長を生かし、生徒が自分の理解度に応じて中学校内容までさかのぼり、体系的に学び直せる環境を整えました。
体系図によって学習のつながりが可視化されることで、生徒自身が「どこから始めればよいのか」を把握しやすくなり、学習のスタートラインが明確になります。また、レクチャーとドリルを何度でも繰り返せる反復学習により、「一度で理解できなくても、やり直せばいい」という前向きな学習行動が促されました。
学習ログとアンケートが示した、理解と自信の回復
その結果、具体的な学習成果が確認されました。数学に課題を抱えていた生徒は、中学1年生内容から学習を再開し、2か月で中学2年生の一次関数を習得しました。国語に苦手意識をもっていた生徒も、1か月で小学校範囲の文章読解の基礎を段階的に身につけています。
さらに、当初はドリル正答率が50~60%台だった生徒が、同じ単元に繰り返し挑戦することで、最終的に正答率100%を達成するケースも確認されました。アンケート結果では、70%以上の生徒が「4月よりも勉強が分かるようになった」と回答し、46%が「勉強に自信が持てるようになった」と答えています。
理解が深まるほど学習への集中が高まる傾向も見られ、学習ログとアンケートの相関分析からは、理解度と集中度の間に強い関係が確認されました。学び直しによる理解の積み重ねが、学習態度そのものの変化につながっていることがうかがえます。



学習ログ分析が示す「成果に至るプロセス」
これらの成果と教材の関係性について分析した、すららネットの担当者は次のように述べています。「学習ログを分析すると、成果の背景には必ず『納得して進めたプロセス』がありました。体系図によって学びのつながりが可視化され、どこから学び直せばよいかが明確になることで、生徒は迷わず学習を始められています。また、つまずき分析や難易度調整のあるドリルが、『間違えてもやり直せばいい』という前向きな行動を支え、反復学習によって正答率が上がる体験が、自信の回復につながっていました。さらにそこから『もっと先に進みたい』という学習意欲が沸いてくることで、短期間で中学生範囲から高校生範囲へ、小学4年生から6年生範囲へと進めることができたのだと考えられます。それがまた自信につながり、自律学習への好循環が生み出された結果ととらえています。」 
「すらら」で個々の理解度に応じた学習を積み重ねることで、『分からない』状態に立ち止まるのではなく、『分かるまで進める』経験が連続して生まれました。こうした学習プロセスの積み重ねにより、短期間での学力向上と自信の回復が実現しています。さらに、その成功体験が自律的に学び続けようとする意欲を引き出し、学習の好循環を生み出したことが、今回の分析から示されました。
現場と生徒が実感する変化 『できた』体験が学びへの姿勢を変える
学校担当者からも、日常の変化を実感する声が寄せられています。「これまでは、つまずきの原因が分からず学習が止まってしまう生徒もいましたが、『すらら』を使うことで、生徒自身が課題に気づき、前に進めるようになりました。『できた』という経験を重ねる中で、学習に向き合う姿勢が大きく変わっています。」
生徒自身からも、前向きな声が聞かれています。「何度も間違えましたが、動画を見直してやり直すとできるようになりました。正答率が100%になったときは、自分でも驚きました。」「自分のペースで戻って学べるので安心でした。分かることが増えて、勉強が前より嫌ではなくなりました。」



今回の分析では、学習に時間がかかること自体が課題なのではなく、適切な環境と教材があれば、生徒は着実に成長できることが示されています。星槎国際高等学校名古屋学習センターとすららネットは今後も、生徒一人ひとりの理解と自信を支える学びのあり方を追求し、その成果を発信していきます。

■AI×アダプティブラーニング教材「すらら」
「すらら」は、小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会、情報Iの6教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて進めることができるアダプティブなICT教材です。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人ひとりの学力に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の理解と定着をワンストップで実現します。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができるのが特長で、学習塾をはじめ、小・中・高校、高等教育機関、放課後等デイサービスや個人学習等で幅広い活用が広がっています。



■株式会社すららネット
すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念に掲げ、AIを活用したアダプティブな対話式ICT教材「すらら」「すららドリル」などを開発・提供しています。現在、国内の3,100校以上の学校や学習塾で導入され、約26万人の児童生徒が利用しています。全国の公立学校や有名私立学校、大手塾での活用が広がる一方、不登校や発達障がい、経済的困難な状況の子どもたちにも学習機会を届けることで、教育課題の解決に取り組んでいます。2017年には、代表的なEdTechスタートアップ企業として東証マザーズ市場(現東証グロース市場)に上場しました。
・コーポレートサイト https://surala.co.jp/
・サービスサイト https://surala.jp/

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