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海と共に生きる町、三重県南伊勢町で“養殖藻場”の実証実験を実施中

update:
一般社団法人関西イノベーションセンター
~合同会社シーベジタブルと連携し、環境再生と地域資源の活用を目指す~



一般社団法人関西イノベーションセンター(本社:大阪府大阪市、理事長 早乙女(そうとめ) 実(みのる)、以下当社団)は、三重県南伊勢町、合同会社シーベジタブル(本社:高知県安芸市、共同代表:蜂谷 潤、友廣 裕一)と連携し、南伊勢町の沿岸にて海藻を活用した“養殖藻場”による海洋環境の再生に向けた実証実験を実施しています。本プロジェクトは、南伊勢町の豊かな海を舞台に、磯焼け等の環境課題解決を図るとともに、海藻養殖を通じた新たな地域産業・観光資源の創出を目的としています。

*養殖藻場:一般社団法人グッドシーが提唱する「養殖藻場」が海の生態系に与える影響については、「GOOD SEA Future Report」で報告されています。養殖藻場は、海の生物多様性を高め、持続可能な水産業の実現に貢献する取り組みとして注目されています。

【プロジェクト概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/94621/table/160_1_ce7ecd51527d1870da44e34bfb064dd1.jpg?v=202603130115 ]
■取り組みの背景
●藻場とは、海藻が繁茂する場所のことで、水産生物の住処や産卵場となる「海のゆりかご」として、多様な生態系を支える重要な存在です。しかし近年、海水温の上昇に伴う食害が大きな要因となり、藻場の減少が全国的に深刻化しています。
●こうした課題に対して、シーベジタブルは“養殖藻場(もば)”*という新たな取り組みを行なっていきます。これは、海域に適した海藻を食害などを受けない新たな方法で栽培することで、豊かな生態系の回復を目指す循環型の藻場造成です。その海域に合った海藻を栽培することで“養殖藻場”と呼ばれる、海の生態系を回復させる機能を持つ環境をつくっています。
●南伊勢町では、海水温の上昇や食害による「磯焼け」が深刻な課題となっており、藻場の衰退が地域の漁業資源や生態系に影響を与えています。これに対し、減少した海藻を復活させ、海を再生させるための養殖事業を開始する事となりました。
●なお、本プロジェクトはあくまで実証実験であり、自然条件や技術的課題により、すべてが想定通りに進むとは限りません。そのため、現場で得られる知見や課題を丁寧に蓄積し、地域と共に持続可能な仕組みづくりに挑戦してまいります。

■プロジェクトの様子



■各社コメント
●一般社団法人関西イノベーションセンター(MUIC Kansai) 「この度、南伊勢町を舞台に、シーベジタブル様と共創し、海洋環境の保全という社会課題に対し、海藻養殖における実証実験の取組みを行うこととなりました。今後も地球環境課題を含めた様々な社会課題に対して、取組みを進めて参ります。」
●合同会社シーベジタブル 「私たちは、海藻養殖を通じて失われゆく藻場を再生し、海を豊かにすることを目指しています。南伊勢町との取り組みは現在試験段階ではありますが、MUIC Kansai様にご賛同いただいたことで、より安定した推進体制が整いました。地域に根ざした養殖モデルの確立に向けて、着実に取り組んでまいります。」

■シーベジタブルの海藻栽培技術について
●シーベジタブルは、これまで未確立だった海藻の種苗生産や量産技術を確立し、企業や地域の未来に貢献しています。自社で研究開発を行ってきた海藻の栽培技術を活かし、これまで未確立だった10種類以上の海藻の量産に成功しました。さらに、全国の海に面した自治体や漁業者と連携し、新たな海藻産地の創出にも取り組んでいます。
●シーベジタブルのラボには、将来的に量産の可能性を持つ海藻が100種類以上保管されています。そのうち30種類以上については、これまで確立されていなかったものも含め、シーベジタブルで種苗生産技術を確立しています。
●50年近く日本各地の海に潜り海藻の採取・分類を行ってきた専門家をはじめ、種苗培養や水質・栄養分析の専門家など、多様なスペシャリストが集結しています。さらに社外研究者とも連携し、分野を横断して海藻の基礎研究から栽培技術の確立まで取り組んできました。2016年には、世界で初めて地下海水を用いた青のりの陸上栽培で量産化に成功し、2020年からは海藻を海で育てる海面栽培にも着手しています。

【ご参考】
■MUIC Kansai(ミューイックカンサイ)について



株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループおよび株式会社三菱UFJ銀行が設立した、一般社団法人関西イノベーションセンターが運営する観光産業等をテーマにしたオープンイノベーションの創出拠点です。2025年大阪・関西万博を契機に、大企業とスタートアップ、自治体等が連携し、社会課題の解決とともに新たな事業創出を目指した活動を行っております。

・運営法人 一般社団法人関西イノベーションセンター
・代表者    理事長 早乙女 実
・所在地 大阪府大阪市中央区伏見町3-6-3
・開業 2021年2月
・URL     https://www.muic-kansai.jp/

■シーベジタブルについて



研究者から料理人まで各分野のスペシャリストが集まり、全国各地で海藻の基礎研究・種苗生産・陸上/海面栽培、さらには料理開発まで一貫した事業を行っています。海藻が激減する海の生態系を豊かに育みながら、社内外の料理人たちと新たな海藻の食文化をつくることにも取り組んでいます。

・社名 合同会社シーベジタブル
・代表者 共同代表 蜂谷 潤、友廣 裕一
・所在地 高知県安芸市穴内乙688-9
・設立 2016年4月
・URL     https://seaveges.com/

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