ポニーキャニオンが6月3日から、アニメの原作を幅広く募集する「アニメ化大賞」の受付を開始した。
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応募作品のスタイルはマンガ・ノベル・イラスト・音楽と、あらゆる表現方法が可能で、ジャンルは不問。
例には記載されていないが「あらゆる表現方法が可能」ということは、例えばポエムや俳句、オリジナル落語に自主制作映画、そして自分の日記も勿論可能ということ。しかも、応募資格は無制限なため、極端な話宇宙人でも応募可能になっている。
大賞受賞者には100万円の賞金とアニメ化権が授与される。特別賞は30万円。
審査委員には、ポニーキャニオン アニメプロデューサーはじめ、グッドスマイルカンパニー社長の安藝貴範氏、プロダクション・アイジー社長の植田益朗氏、A-1 Pictures社長の植田益朗氏、ニトロプラス社長の小坂崇氣氏、そしてジェー・シー・スタッフ制作本部長の松倉友二氏とそうそうなメンバーが名を連ねる。
既存のこうした賞に関しては、投稿作品のジャンル制限など様々な壁があり、なかなか応募数が集まりにくい傾向があった。
今回、投稿スタイルの制限を取り除いたことにより、どんな作品が発掘されるのか今から注目が集まる。
なお、応募締切は9月2日(月)。アナログデータでの応募は当日消印有効。デジタルは23:59までになっている。各賞発表は10月下旬を予定。
画像:アニメ化大賞HP
(文:しゅう)