有川浩の小説『図書館戦争』シリーズ(KADOKAWA・アスキー・メディアワークス)。
『図書館戦争』の世界では、昭和の次の元号は正化という設定。そしてこの物語の起点、主人公・笠原郁と堂上篤が茨城の本屋で出会った日は“正化26年10月4日”。
これを平成に置き換えるなら、正化26年10月4日=平成26年10月4日となり、つまり本日(記事公開日)が二人の出会いの日ということになる。
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この二人の出会いの日を記念し、10月4日0時より実写映画『図書館戦争』の公式Twitter(@toshokan_movie)が記念アイコンの配布を開始した。
また『図書館戦争』総合サイトの公式Twitter(@toshokan_sensou)も、「今日は原作本、アニメ、実写の鑑賞を問わず「図書館戦争」の思いを馳せてみてはいかがでしょうか?」と呼びかけている。
これに応える形で、現在ファンらの間ではTwitterに投稿されたこの二つのツイートが続々RTされている。
記念アイコンを掲載したものは3700RTを突破、総合サイトのコメントは2400RTと両方ともまだまだ伸びる勢いだ。
今回の記念日については“大きな発表”、“プロモーション”は一切行われず、あくまでTwitterを通じた口コミだけの展開になっている。しかし、これだけ多くの人がネットを通じ応えたということは、『図書館戦争』の人気が未だ健在であることを改めて証明する形となっている。
『図書館戦争』シリーズは、2006年の刊行以来シリーズ累計400万部を突破する超人気小説。2008年4月にはテレビアニメが放送され、2012年には劇場アニメを公開、そして2013年には岡田准一(堂上篤役)と榮倉奈々(笠原郁役)の主演により実写映画が公開されている。