※本稿にはテレビ朝日10月5日朝8時放送の『仮面ライダードライブ』第1話「俺の時間はなぜ止まったのか」のネタバレが含まれます。
未視聴の方はご注意ください。
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毎週日曜朝に放送されている仮面ライダーシリーズ。その最新作『仮面ライダードライブ』が10月5日、ついにスタートした。
第1話「俺の時間はなぜ止まったのか」では、この世界で起こっている「重加速現象」(通称:どんより)の影響から、人々は混乱。後に「グローバルフリーズ」と名付けられる事件で、主人公・泊進ノ介(竹内涼真)は、目の前で同僚が負傷してしまうという重苦しいエピソードから物語りがスタートした。
オープニングのクレジットに、スーツアクター「高岩成二」の名が大きく扱われているのに安心を感じつつ、続く本編では放送前から話題になっていた、ミニスカ婦警の詩島霧子(内田理央)の登場にネット上では「かわいい!」という声が溢れた。勿論筆者のハートも一気に加速。途中CMの仮面ライダーグミでは、前作『仮面ライダー鎧武』を思い出しつつ、怒濤のアイテム紹介でCMすら見逃せない状況に。
前作『仮面ライダー鎧武』の第1話では、変身の時オレンジが降ってきたり、ライダービジュアルも斬新すぎて、視聴者が一瞬「ぽかーん」とする場面が多かった(でも最終話には「終わらないでー」という気持ちになれたので、あれはあれで良し)。今作は影を背負った主人公に、無表情だけど超かわいいミニスカ婦警、そしてスーパーカーに喋るベルト(ドライブドライバー/声:クリス・ペプラー)と、いろんな要素でファンの心を第1話からガッチリつかみにかかってきた。
まだ第1話放送直後なので紹介は簡単に、そしてこれ以上詳しく書くのは控えるが、スーパーカーに喋るベルトという場面に、筆者はアメリカの特撮ドラマ『ナイトライダー』を思い出した。
『ナイトライダー』は、民間犯罪捜査員のマイケル・ナイトが、人間の言葉を話す特殊カー『ナイト2000』とともに様々な事件を解決していく物語。日本でも放送され、大人から子供まで爆発的人気を博した。今回は車ではなく、ベルトが喋るため、ちょっと設定は異なるが、同じ印象を抱いた人も多かったのではないだろうか?
にしても、東映公式サイトで「スタッフのモノ作りのエンジンに完全に火がついた」と紹介されるとおり、スーパーカー「トライドロン」はじめいちいち格好いい。
なお、第1話放送についてネット上での反応は?というと、その時間Twitterでは「タイヤ交換」がトレンド入りするなど、大注目を集めていた。また、「面白い」という評価が多く、それは筆者も同じように感じた。最初からトップギアでファンの心をつかみにかかった本作。間違いなく今後も目が離せない好スタートを切っている。
※画像はテレビ朝日『仮面ライダードライブ』公式サイトのスクリーンショット。