忍犬というのは、なんとなく聞いたことがありますが、忍猫というのはあまり聞いたことがありません。もしかしたら、史上初?となる忍猫を目指している猫ちゃんがTwitter上で発見されたので、飼い主さんに詳しくお話を聞いてみました。

 熊本で猫の保護や里親探しをしながら、猫アクセサリーの製作や販売もしているすみパンさんは、3月16日に自身のTwitterで「ついに捉えたぞ!おはぎの忍者修行」というコメントと共に、2枚の写真を投稿しました。

 写真には、網に張り付いて、こちらを見つめる、猫のおはぎくん(1歳/オス/里親募集中)が写っていました。奥の部屋の暗闇と同化して、「隠れ身の術」をやっているようにも見えますが、それにしても上手く張り付いています。

 おはぎくんは、夜中によく網に飛び乗って、数秒間この状態でいるようなのですが、カメラを向けるといつも降りてしまうため、「やっと今日撮れました!」と、すみパンさんも興奮気味。この投稿を見た人からは、「お腹の白毛が目立つから、バレバレだね~」「肉球ぷにぷにチャンス」などのコメントが寄せられています。

 すみパンさんにお話を伺ったところ、ご自宅には現在12匹の猫がいて、リビングと和室で猫の部屋を分けるために網をしているそうなのですが、「網に張り付くのは、たぶん運動会をしたり、興奮して走り回って、飛びついているんだと思います」とのこと。そういえば、おはぎくんは「ビビリなんですが子猫なのでうちでは今一番やんちゃです」とツイートしていましたね。

 「網に乗り始めたのはここ1ヶ月くらいです」と教えてくれた、すみパンさん。「野良猫から保護されてうちにきて、慣れたんだと思います」と言い、「よくリビングを覗いているし、今は里子に出ていないのですが兄弟の子がよくここから脱走していたので真似しているんじゃないかと思っています」と話してくれました。

 すみパンさんのお家で忍者修行に励む、おはぎくん。将来は立派な忍猫に育ってほしいですね。そして、 おはぎくんの里親も早く見つかりますように……!

<記事化協力>
すみパンさん(@aims2koz)

(佐藤圭亮)