1975年の発売以来、人気ロングセラー商品として多くの人に親しまれている、まるか食品の「ペヤング ソースやきそば」。時々、なぜか無性に食べたくなる時がありますが、猫も同じなのでしょうか?

 猫のさんてくん(3歳/オス/雑種)の飼い主さんが8月22日、「ペヤング泥棒」というコメントと共に、動画を投稿。そこには、インスタント食品などが置かれているラックから、ペヤングの箱をくわえてどこかに去っていく、さんてくんの姿が映っていました。それにしても、大胆な犯行ですね。

 ペヤング泥棒の犯人……いや、犯猫のさんてくんですが、飼い主さんに伺ったところ、「元野良猫で生後半年で保護され、里親募集で我が家に来ました」とのこと。性格は「臆病で甘えん坊」。たしかに、動画の中でペヤングが床に落ちた時「ビクッ」としていますね。

 今回の犯行動機について、「猫用の食べ物にしか興味が無く、人間の食べ物には一切手を出さないので、カサカサと音がするのが気になったのだと思います」と推測する飼い主さん。盗んだのは「今回が初めてです」と話していました。どうやら、さんてくんは初犯で、興味本位でやってしまったようですね。

 癖にならなければよいのですが……と心配する筆者でしたが、飼い主さんによると、「1回確認したらもう飽きたようで、同じ所に置いても全く興味を示さず大丈夫でした」とのこと。良かった、さんてくんは自分がした過ちを反省し、更生したようです。

 さんてくんがペヤングを持ち去っていく光景を見た時、「食べないとわかっていたので、『ペヤングに穴が開いたな〜』と思いながら見ていました」と言う飼い主さん。ちなみに、そのペヤングですが、リビングに放置されていたそうで、飼い主さんの言う通り4つ穴が開いており、飼い主さんは「湯切り穴が増えたので、私が食べる時には非常に心配です」と話していました。

 この投稿には、4万件以上のリツイートと、10万件以上のいいねが付き、「犯行が大胆すぎて逆に清々しい」「可愛いすぎて思わず笑顔に」「ペヤング食べたい気分だったのかな」など、多くのコメントが寄せられています。

<記事化協力>
さにたすさんてちくわ丸の人さん(@tikuwamaru0728)

(佐藤圭亮)