猫ボクシング界に期待の新星があらわれました。パンチングボールを叩くようナスを叩いているのは、推定1歳になるつゆちゃん。女の子です。
飼い主でありツイッターユーザーのTatsuro Suzukiさん(@tatsuro_suzuk)さんが、「ビニールハウストレーニング~パンチングボール編~」というつぶやきと共にこの動画を投稿すると、つゆちゃんの華麗なパンチに魅了される人が続出。ツイートについた「いいね」の数は7千件を超えています。
Tatsuro Suzukiさんは干し芋農家を営んでおり、このビニールハウスでは家用の野菜を栽培しているとのこと。このナスももちろん家用です。つゆちゃんはこのように家用の野菜を栽培しているビニールハウスでよくトレーニングをしていて、返信欄には「ビニールハウストレーニング~30mハードル編~」という、野菜の葉の間を素早く駆け抜ける様子をとらえた動画も投稿されています。
ナスにじゃれているつゆちゃんを見て、結構ボクシングっぽくやっているなと感心し、動画を撮影したのだそう。動画を見るとジャブを4回、サウスポーにチェンジし右、左でワンツー、最後には別のナスに右ストレート。きちんとナスのはね返りをよけながらカウンターパンチを見舞っており、動きの随所にボクシングのセンスを感じます。
つゆちゃんは、実はもともとTatsuro Suzukiさん宅の近所の森で、大ケガをしていたところを保護された猫ちゃんなのだそう。すぐに病院で手術をしてなんとか一命を取りとめ、今ではすっかり回復し、元気な姿に。今回のツイートが多くの方の目にとまったことについて、「こうして一緒に暮らせていて、元気な様子をたくさんの人に見てもらったことが感慨深いです」とコメントしています。
人が大好きでよくしゃべるというつゆちゃん。これからもビニールハウスの中でのびのびとトレーニングする姿を見せてくれることでしょう。
ビニールハウストレーニング
〜パンチングボール編〜 pic.twitter.com/O0l8J4oTrD— Tatsuro Suzuki (@tatsuro_suzuk) June 18, 2021
<記事化協力>
Tatsuro Suzukiさん(@tatsuro_suzuk)
(山口弘剛)