長く生きていると少しぐらい嫌なことがあっても「悟りの境地」で受け入れてしまうことがあります。もしかしたら、それは猫も同じなのかもしれません。17歳になるおじいちゃん猫の小次郎さんが、爪切りを「嫌だなぁ……」と思いつつも受け入れている切ない表情が話題になっています。

 猫の爪切りと言えば、抱っこしながら爪を切ろうとしても嫌がって動いてしまい、なかなかうまく切ることができません。うまくいっても、ストレスをかけないために数回にわけて……など、工夫する飼い主さんはおおいはず。

 しかし、2021年9月4日で17歳になった小次郎さんはちょっと違います。普段は日中寝ていることが多く、一緒に暮らしている5歳のおてんば猫・小梅ちゃんにちょっかいをかけられたりしても滅多に怒らない穏やかな性格。それは爪切りの時も同じです。

 「爪を切られている時のしおれた顔がたまらなく可愛い」というコメントと共に、爪を切られている時の写真を投稿した飼い主さん。写真には抵抗することをあきらめ、「しょぼーん……」とした表情で爪を切られる姿が写っていました。

「しょぼーん……」とした表情で爪を切られる姿

 小次郎さんには申し訳ないですが、記者もツイートの通り、可愛いなぁと思ってしまいました。「切な可愛い」とでも言うのでしょうか。本当に何とも言えない表情をしていますね。

 ちなみに爪切りの時だけでなく、お風呂に入れられる時も飼い主さんにしっかりホールドされると、「まさに『諦観』といった感じ」になっているとのことです。

 この投稿には15万件を超えるいいねが付き、「凄く良い表情」「しょぼんすぎてかわいい!」「全てを語ってるw」など多くのコメントが寄せられ、みんな小次郎さんの表情に魅了されています。

<記事化協力>
小次郎と小梅と姉ちゃんさん(@koji_koji0904)

(佐藤圭亮)