季節の変わり目になると見られる猫の換毛期。次のシーズンに備えて毛が生え変わり、その姿を大きく変えることも。

 飼い主さんに「冬毛がようやく本気出してきた」と言わしめたのは黒猫のこちくん。ふわふわの毛に身を包まれたこちくんの姿は一見しただけでは猫とわからないレベル。写真を見た方から多くの驚きの声が寄せられています。

 一般的な換毛期は年に2回と言われています。冬に向けての換毛は秋ごろから始まり、今の時期に見られるのは文字通り「冬毛の本気」。もっふもふの毛は見るからに暖かそう。

 その印象は日によってさまざま。「2~3枚内側に着込んだ……?」という時もあれば、「毛皮のコートを着てる!?」という日もありますが、ひとつ確かなのは夏と比べると見た目の大きさが明らかに違うこと。寒さをしのぐために備わっている猫本来の機能とは言え、その姿の変わりようにはただただ驚きです。

一見しただけでは猫とわからないかも?

 こちくんのもっふもふな姿を見た飼い主さんは、スタジオジブリのアニメ映画「ハウルの動く城」に登場する「荒れ地の魔女」を連想。全身を黒い毛皮で包んだ姿は確かにそう見えなくもないかも……。

 また、この様子を見た方からは「まっくろくろすけ」「色は違うけどミニオンの雪男っぽい」と飼い主さん同様アニメに登場するキャラクターに例える声が多く寄せられています。ツイッターの投稿には10万件の「いいね」がつくなど、大きな注目を集めました。

 ちなみに口周りや胸元が濡れているのは水を飲んだ直後だったからとのこと。これだけ毛がふさふさだと上手に水を飲むのも一苦労みたい。毛はとても暖かそうですが、濡れて体を冷やさないようにしてね、こちくん!

<記事化協力>
てふこちもねさん(@nekonotehu)

(山口弘剛)