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幻想的かつ美しい……色彩豊かに描かれたポケモン「サーナイト」のファンアート

 初代「赤・緑」の発売から26年が経過しているにもかかわらず、その人気がますます過熱している「ポケモン」シリーズ。子どもから大人まで幅広い世代から親しまれており、SNS上では有志によって制作されたファンアート作品を見かけない日はありません。

 そんな中、ひと際鮮やかな色づかいで目を引くイラスト作品を発見。同シリーズの中でも高い人気を誇るポケモン、「サーナイト」の横顔に、たくさんの花を描いた作品は、美しさと繊細さを兼ね備えた作品に仕上がっています。

  •  作品を制作したのは、イラストレーターの「音乃葉あいか」さん。過去にもたくさんの作品をSNSに投稿しており、いずれの作品も独特の世界観から生み出される、色彩の豊かさが特徴です。

    レックウザのイラスト

     そんな音乃葉さんが描いた今回の作品。ポケモンでは特にサーナイトの、品があって美しく、「ほうようポケモン」の名がぴったりな優しさを感じるところが気に入っており、感情を表現できるモデルとして描くことが多いのだそう。

     これまでにも度々描いてきたサーナイトですが、今回は主役のサーナイトを際立たせるために、背景の色をいつも以上に淡い色合いに。対照的にサーナイト本体の色合いは彩度を高め、体全体を覆う花は白一色でシンプルに描画するなど、その表現にはさまざまなこだわりが盛り込まれています。

     これだけの作品ですから、描く前から緻密にイメージを練っているのかと思いきや、「色も模様も描きながら決めています!」と、意外な答えが。

     作品はいつも「ここにこの色があったらいいなあ、ここに模様があったら華やかになってきれいかなあ」と、自身の感性を頼りに作品を描いているとのこと。これだけたくさんの色を使いながらも、温かみのある優しい印象になっているのは、音乃葉さんの高い色彩能力がなせる技と言っても過言ではないでしょう。

    ミミッキュのイラスト

     「今は専業主婦をしながらポケモンのファンアートを更新していますが、いつか絵のお仕事を中心に生活出来たら」と、将来への展望を語ってくれた音乃葉さん。他では見られない幻想的で美しい作品に、たくさんの注目が集まりそうです。

    <記事化協力>
    音乃葉あいかさん(@otonoha_827)

    (山口弘剛)

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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