猫飼いさんであればおそらく見たことがあるであろう、猫の舌がペロッと出たままの状態。「しまい忘れ」とも呼ばれる現象は、猫が安心して過ごせていることの表れと言われています。

 通常は数ミリ程度、はみ出している様子を指しますが、キジシロ猫のメロちゃんは舌を大きく出し過ぎて「あっかんべー」のような状態に。もはやしまい忘れというレベルを超越しています。

 当時、飼い主さんと共に部屋でくつろいでいたメロちゃん。毛づくろいをしていたところ、飼い主さんが操作した冷房の音に思わずびっくり。顔を上げると、このような「あっかんべー」状態になっていました。

 過去には数回、ほんのちょっとだけ舌をしまい忘れていたことはありましたが、ここまで豪快に出したままにしていたのは今回が初めて。就寝前の時間でしたが、メロちゃんの表情にすっかり目が覚めてしまったという飼い主さん。愛猫の貴重な姿を写真に収めることに成功しました。

 それにしても、急に強まった冷房によっぽどびっくりしたのでしょうか。メロちゃんはこの後もしばらく舌を出したままにしており、その間飼い主さんはひたすら写真や動画を撮り続けていたとのこと。

 舌が出たままになっていることに気付いていないであろう、メロちゃんのキョトン顔もとってもキュート。この様子には飼い主さんだけでなく、ツイッターへの投稿を見た、多くの猫好きが心をつかまれた模様。

 人間のあっかんべーは、されるとイヤな気持ちになってしまうものですが、こんなにかわいい猫ちゃんのあっかんべーなら、ぜひ何度でも見せてほしいものですね。

<記事化協力>
さつメロさん(@satsuma_melo)

(山口弘剛)