加熱式たばこ「IQOSイルマ」専用たばこスティック「テリア」のラインアップのうち、2023年2月と4月にそれぞれ発売された、「オアシス パール」と「サン パール」。
両者とも「カプセル入りのフレーバー系メンソール」タイプに位置付けられ、ひんやり甘い吸い心地が特徴ですが、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか?実際に吸い比べて違いを検証していきます。
■ 「オアシス パール」はメンソールにトロピカル系の甘いフルーツの香り
まずはグリーン地にパープルカラーの波状のデザインパッケージが特徴的な「テリア オアシス パール」をチェック。スティックには「カプセル入り」を表す丸印が印字されています。
開けたパッケージの香りを確かめると、スッと鼻を抜けるようなメンソール感が。その奥にはパッションフルーツの爽やかな香りがほんのりと感じられます。
早速デバイスにセットし、まずはカプセルを潰さない状態で吸ってみると……香りの印象と同じように、先に口の中全体にドライなメンソール感が拡散。フルーティさはまだまだ姿をあらわしません。
では次に丸印をプチっと潰して吸ってみると……おおっ、先ほどとは打って変わり、途端にフルーティな印象が強まります。メンソール感とトロピカル系の甘いフルーツの味わいが同時に楽しめました。これはカプセルを割って吸うのがおすすめでしょう。
実は発売以来、その人気のあまり品切れが続いていた「オアシス パール」。筆者も今回初めて吸ってみたのですが、このすっきりとした吸い心地にガッチリハートをつかまれてしまいました。
■ 「サン パール」は夏らしい爽やかなフルーツの香り
続いては、グリーン地にオレンジカラーの模様がパッケージに描かれた「テリア サン パール」。まずは香りをチェックすると……「オアシス パール」とは若干異なり、メンソール感よりもフルーツの香りが強く押し出されています。
「オアシス パール」同様に、まずはカプセルを潰さずに吸ってみると、やはり清涼感は控えめな印象。やや時間を置くとじんわりと冷えてくる、といったイメージです。
では、カプセルを割ってみるとどうなるか。プチっと割って吸ってみると……第一印象として脳裏に浮かんだ言葉は「夏」でした。スイカを連想させる味わいです。
「サン パール」はどちらかというと、メンソール感よりもこのフルーツ感が強め。たばこ特有の深みのあるコクが良い意味で弱い味わいでした。
■ 両者の大きな違いは香りとメンソール感のバランス
「オアシス パール」と「サン パール」、どちらも同じ「カプセル入りのフレーバー系メンソール」タイプとして、メンソールの爽快感とフルーツの完熟感を同時に楽しめました。
個人的に感じた両者の違いは、そのメンソール感とフルーツ感のバランス。「オアシス パール」のほうはメンソール感が強く、「サン パール」のほうはフルーツ感が強い、という異なる特徴を持っていると感じます。
過去のラインアップと明らかに異なるのは、強いフルーツの香り。普段「フレーバー系メンソール」を愛用している方は、より強い果実感が楽しめるでしょう。20本入りで価格はいずれも税込580円です。
■ 6月27日から数量限定「IQOS イルマ WE 2023 モデル」がコンビニで発売開始
なお、今回の吸い比べで使用したデバイスは、5月30日より数量限定で発売されている「IQOS イルマ WE 2023 モデル」。これまでは全国8店舗のIQOSストアやIQOSショップ、IQOSオンラインストア等での発売でしたが、6月27日よりいよいよコンビニでも取り扱い開始されます。
価格は「IQOS イルマ PRIME WE 2023 モデル」が税込9980円、「IQOS イルマ WE 2023 モデル」が税込6980円、「IQOS イルマ ONE WE 2023 モデル」が税込3980円。
本体やホルダーの涼しげなターコイズカラーに加え、カラフルな波模様が夏にぴったり。デバイスを使うたびに、明るく前向きな気持ちになれそうです。
<記事化協力>
フィリップ モリス ジャパン合同会社
(山口弘剛)