2025年1月7日、コロラド州ブルームフィールドおよびカリフォルニア州フォスターシティ発ー
AIを活用したセキュリティ運用を提供する世界的なサイバーセキュリティ企業 Exabeamは、2025年第一四半期における新製品のリリースを発表し、セキュリティ運用分野における革新的なリーダーとしての地位をさらに強固なものとしました。
本日、クラウドネイティブなNew-Scale Security Operations Platformは、Open API Standard（OAS）に対応した初のセキュリティ運用プラットフォームとなりました。Exabeamは、オープン性と柔軟性を重視することで、SOC（Security Operation Center：セキュリティ運用センター）のルールを刷新、セキュリティチームを強化し、業界の新たな基準を打ち立てます。
New-Scale Platform の OAS 互換性により、SOC チームは、ベスト・オブ・ブリードのポートフォリオを活用して自動化とプレイブックを迅速に作成するなど、単なる「十分な」セキュリティしか提供しないというこれまでの課題に新しいソリューションを提供します。この全く新しい統合機能により、初心者から経験豊富な開発者でも、ツールと格闘することなく、最も重要なミッションである的確な分析に基づいたリスクへの迅速な対応に集中することが可能になります。
多くの従来のSIEMでは、セキュリティチームは自動化のために別のツールを導入することが一般的でした。しかし、こうしたツール間の連携は必ずしもスムーズではなく、データの断絶やインシデント検出と対応遅れにつながるというリスクが高まっていました。
これらの課題を解決するためNew-Scale Platform は、スクリプトの作成機能を一新し、何千もの OAS 製品とスムーズな統合を可能にしました。開発者が簡単に構築、テスト、監視、デプロイメントできる、まったく新しいエクスペリエンスを提供します。これにより、かつてはデプロイするのに数時間から数日かかっていた自動化やプレイブックが、数分から数秒で起動できるようになります。
「この四半期リリースは、Exabeamが業界最大かつ最先端の独立系SIEMおよびUEBAプロバイダーであることを示すだけでなく、セキュリティ運用革新の最前線に立っていることを明確にします。」とExabeam の CEO、Christopher O’Malley は語りました。「当社はお客様の期待を超え、セキュリティチームの運用方法を変革する真の変化を推進することに注力しています。本日のリリースは単なる改善にとどまらず、CISOとそのチームが進化する脅威を先取りできるようにする大きな一歩です。」
Exabeam 最高製品責任者(CPO)である Steve Wilson は次のように述べています。「これまで長い間、セキュリティチームは制約された環境での作業を強いられてきました。Exabeamでは、このモデルを打破しています。本日は、ユーザーが自由にコントロールし、最適なツールを統合し、セキュリティ運用をカスタマイズできる統一されたオープンエコシステムを提供します。真にオープンなセキュリティ運用の時代が到来し、Exabeamがその最前線に立っています。」
これまでの常識を覆すNew-Scale Platformのさらなる強化
- New-Scale Analyticsによる画期的なリスクスコアリング：New-Scale Analyticsは、脅威をより正確に検知する新しい技術です。この技術は、過去のデータから学習し、ビジネス要素をリスクスコアリングに適用します。このアプローチによりノイズを削減し、手動での調整を排除、さらに遅れて届く情報も反映することで、常に最新の脅威情報を把握することが可能になります。
- 脅威検知と対応の統合：New-Scale Analyticsのリリースにより、Threat Centerは検出、ケース、自動化を管理するためのアナリスト向けワークベンチとして統合されました。Exabeam Copilotの生成AI機能と組み合わせることで、Threat Centerは簡潔な脅威サマリー、自然言語検索、自動化された調査タイムラインを提供し、SOCの生産性を向上させます。
- 脅威トリアージの迅速化：Threat Centerの検知結果を共有することにより、1つのケースに関連するすべての行動検知とルールベースの検知を統合してトリアージを合理的に作成できます。それにより、アナリストが脅威の全容を迅速に把握し、適切に対処できるようになります。
- パートナー中心のオープンプラットフォーム：New-Scale Analyticsは、ベンダーに縛られることなく、業界トップレベルのセキュリティツールを自由に組み合わせることができるオープンなプラットフォームです。昨年のWiz社との統合により、脅威検知、調査、対応（TDIR）が強化されました。
LogRhythm SIEMプラットフォーム：先進機能でイノベーションを推進する
- ウォーム層検索の強化：LogRhythm SIEMプラットフォームのウォームティア検索機能の強化により、過去のデータをより広範囲に検索できるようになりました。これにより、ヒストリカルデータへのアクセスが高速化され、調査作業が効率化されます。
- Cloudflare Beatによる可視性の拡大：Cloudflare Beatを利用することで、AWS S3に保存されたログデータを柔軟に可視化できます。これにより、価値の高いデータストリームを包括的にカバレッジし、重要なデータ漏洩などに迅速に対応することが可能になります。
NetMon：ネイティブ・ネットワーク・コレクション
- Exabeam製品ポートフォリオ全体で利用可能：NetMonは、New-Scale PlatformまたはLogRhythm SIEMのアドオンとしてExabeamポートフォリオ全体で利用できるようになりました。ネットワークトラフィックを詳細かつリアルタイムに可視化できます。
- 可視性の強化：3,500種類以上のアプリケーションから得られる情報を基に、ネットワーク上の通信を監視し、アプリケーション名、送信元・宛先IPアドレス、通信量などの重要なデータを抽出します。
- 自動化する脅威検知：既存のルールとカスタマイズ可能なDeep Packet Analytics（DPA）スクリプトとデータとを比較し、SmartCapture(TM)によって、保存された検索、自動アラート、カスタマイズ可能なダッシュボードで継続的な更新を受け取ります。重要な情報は保持しつつ、ストレージ要件を削減します。
パートナーと顧客の未来を拓く
「Open APIアプローチによって、Exabeamは私たちのSOCの機能を根本から変えています。」と、 accompio社のr-tec IT Security GmbHのサイバー防衛部門ディレクターであるSebastian Bittig氏は述べています。「既存のツールとのシームレスな統合により、これまでにない可視性と効率性を実現し、ワークフローを合理化することで、最も重要な脅威が拡大する前に阻止することに集中できるようになりました。Exabeam はアジリティと将来性のあるSOCを構築する組織のために、ますます複雑化するセキュリティ環境で成功するために必要な統合性と拡張性を提供してくれます。」
さらに、SA Power Networksのサイバーセキュリティ運用マネージャーであるLindbergh Caldeira氏は「Exabeamを当社にとって特別なベンダーにしている重要なポイントは、イノベーションへのコミットメントと、セキュリティチームのエンパワメントに特化している点です。」と、語ります。
「New-Scale Security Operations Platformの自動化機能とAI駆動型機能により、ワークフローが加速され、SOCの成果が向上しました。これにより、今日の高度な脅威からより効果的に防御し、ビジネスへの価値を実証できます。Exabeamは信頼できるパートナーとして、私たちのチームの成功を支援するツールを提供してくれます。私たちは、セキュリティ運用の効率性と生産性をさらに向上させるために、本日発表された新しい機能に期待しています。」
LumifiのフィールドCISOである Grant Leonard氏は、「Exabeamが迅速かつ予測可能な形で革新的な製品を提供できることは、私たちが共同でサポートするお客様にとって大きな強みです。Open API標準の導入は、相互運用性と柔軟性の新たな基準を確立しました。このレベルの革新は、お客様が常に一歩先んじて脅威に対応し、より大きな成果を達成するために極めて重要です。」と述べています。
Exabeamの最新リリースについての詳細は、www.exabeam.com/whats-new をご覧ください。
Exabeam について
Exabeamは、AIを活用したセキュリティ運用を提供する世界的なサイバーセキュリティのリーダーです。高度なデータインジェスチョン、強力な分析、ワークフロー自動化により、脅威検知・調査・対応（TDIR）のための業界最先端のセルフホスティング型クラウドネイティブセキュリティ運用プラットフォームを提供します。SIEMとUEBAのリーダーとして、AIにおける確かな実績を持つ Exabeamは、サイバー脅威との戦い、リスクの軽減、セキュリティ運用の合理化を実現するグローバルなセキュリティチームを支援します。
詳細については、www.exabeam.com/ja/ をご覧ください。
