
プレゼンス(Presence)は、心理士や医療者を含む対人支援職において、単なる物理的な「存在」ではなく、支援者がクライアントと「今この瞬間」に完全に関与し、深いレベルでつながることを意味するもので、この概念は、特に人間関係を基盤とする心理療法、カウンセリング、医療において重要な要素です。
そのプレゼンスの力を養うプログラムを実施いたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71987/61/71987-61-56be364f35b53ada7a7db57258027353-920x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 詳細・お申し込みは以下より
https://www.mindfulness-japan.org/presence_amir_2025/
■ こんな方へ
- 心理支援にマインドフルネスを活かしたい
- 深く聞くことが難しい
- カウンセリングに自信がない
- 対話することに自信がない
- プレゼンスを高めたい
- マインドフルネスの対話やインクワイヤリー力を高めたい
■ 想定する対象者
- メンタルヘルスの専門家
- マインドフルネス講師
- 対人支援を行っている人
- コーチ、ヨーガ講師
- その他、個人的な実践を深めたい人
■ 講師 Amir Imani
カナダ、トロント大学にて、カウンセリングおよび成人教育の修士号を取得。同大学の精神科でのメンタルヘルスリサーチ業務に従事。
マインドフルネスストレス低減法(MBSR)の創始者であるDr. Jon Kabat-Zinn氏や、瞑想指導者であるJoseph Goldstein氏、Larry Resenberg氏らから薫陶を受け、MBSRシニアトレーナーとしてマインドフルネスの指導にあたる傍ら、世界10カ国以上でMBSR講師トレーニングを実施しているドイツ・IMAでは、MBSR講師育成プログラムのトレーナーも務めています。
■ スケジュール
モジュール1(UTC+9の時間帯)
6月27日(金) 18:00-22:00
6月28日(土) 14:00-22:00
6月29日(日) 14:00-22:00
モジュール2(UTC+9の時間帯)
8月 6日(水) 19:00-21:00
8月 7日(木) 8:00-20:00
8月 8日(金) 8:00-20:00
8月 9日(土) 8:00-20:00
8月10日(日) 8:00-13:00
■ コース参加費:
229,900円(税込)※分割払いあり
■ 講師からのメッセージ
様々な心理療法やアプローチにおいて、クライアントの回復をサポートする要因の中に、セッションにおけるセラピストのプレゼンス(「今・ここ」にある力)や関係性の質が含まることが、研究により明らかになっています。
多くの査読付き論文によって、マインドフルネスの実践は、自分自身や他者に向けてプレゼンスを高める能力を向上させ、困難な感情と向き合い、人間の経験に対する受容と、良し悪しの判断を加えることを保留する力を強化する効果があることが示されています。
これらの力は、あらゆる心理療法において要求される関係性の力の基礎になります。
このワークショップでは、マインドフルネスや慈悲の実践を通じ、自分自身や他者とのコミュニケーションにおいてプレゼンスを養うことから始めます。深く耳を傾けることや、マインドフルなコミュニケーションのあり方を探求します。クラス中にグループで行う沈黙の実践、各自行うモジュール間の自宅での実践、受講者同士のペアやグループでのシェアや議論を通じ、その力を高めていきます。
みなさんのご参加をお待ちしています。
2023年の参加者の声
前回2023年には、心理士、精神科医、マインドフルネス講師、大学講師、看護師、ヨーガ講師といった皆様にご受講いただきました。そのご感想の一部をご紹介します。
- とても学びの多いコースだったため、継続して提供していただけると聞き、嬉しいです。支援者として対象の方々に関わっていると、忙しさにかまけて支援者自身がマインドフルでいることを忘れてしまうこともあると思います。このコースでは、自分が支援者である時にどのように対象者の方々と関わるか、その根本を見つめ直す機会をいただけたと思っています。ありがとうございました。
- マインドフルネス、コンパッション、聴く、平静さ、つながる、そしてプレゼンスというバラバラだったピースが1つにまとまりました。受講して、プレゼンスは私たち人間に備わっている大切な力でありながら、奥底に閉じ込められてしまい、その存在に気づかなくなってしまっているもの、そんな感じがしています。このコースはプレゼンスを体感させてくれるコースで、「話す、聴く、そして心の声につながる」を繰り返しながら、リトリートのような静かな時間が醸成されていき、叡智にふれながら自然と学びが深まったように思います。コース中にほとんどお話する機会がなかった方とも、画面上であるにもかかわらず、だんだんとつながりが感じられていったのが印象的です。プレゼンスの力を学ぶと、支援する方やご自身との関わり方、関係性が変わってくると思います。特にマインドフルネスに携わる支援者、セラピスト、傾聴に関心のある方にはぜひ受講していただきたいコースです。
- 回を重ねるごとに、一人一人のお仲間の表情やあり方が変わっていきました。ホームワークとモジュールでの実践を通して、今ここに存在すること、そして共に居るということを、体感として深められる講座です。対話については私は長らく時間を費やしてきましたが「傾聴」「共感」「質問」などの行為に翻弄されるばかりで、やればやるほどに難しさを感じ一向に変化がありませんでした。あきらめていたころに、このプログラムを知って参加しました。技術的なことはほぼ扱わずに、姿勢や在り方を中心に、そして瞑想の練習を中心に時間が進みました。結果として、今までとは全く異なる聴き方、姿勢を体験でき入り口に立てた気持ちです。今回理解しつつある対話はまるで相手を前にして瞑想しているような体験でした。「クライアント中心」という概念は知っていましたが、体験として始めてその片鱗が見えた気がしています。「マインドフルネス瞑想」と「対話」がシームレスに繋がった不思議な体験でした。参加でき本当に感謝しています。
- 自分の内面を深く知る機会になる。自分としてはあまり見たくない部分に触れることもあり、時々痛みを伴うが、このクラスはサンガによって、ラビングカインドネスとコンパッションに包まれているので、安心して自分をオープンに出来る。こうした練習ができる場は、他にあまり無いと思います。
- アミール先生の言葉一つ一つに優しさの粒が散りばめられていて、クラス自体がとても安心感のある空間、雰囲気の中で学び進める事ができました。目の前の人、自分自身に対しても、耳だけでなく五感の全てで聞くことが、深く聞くということを体感を通して、コンパッションも育みながら学ぶことができました。また自分自身への理解や信頼、再構築に繋がっていくキッカケにつながっていくと個人的には感じています。
- 今回の「sitting togerther」で「聞く」という新しいコミュニケーション法を学びました。今までしていた「聞く」とは全く別ものでした。
- 自分自身について、深く理解するために、とても役立つコースだと思います。わかったつもりでいて、実は受けとめ切れていなかった自分に気づかされ、はっとする体験ができました。
■ 詳細・お申し込みは以下より
https://www.mindfulness-japan.org/presence_amir_2025/
その他、ご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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その他募集中の情報はこちらより
・マインドフルネス認知療法8週間コース@オンライン
・マインドフルネス認知療法 講師養成トレーニング@オンライン(2026年2月)
・Will Kabat-Zinnウェビナー@オンライン(2025年7月)
・心理支援職のためのマインドフルネス集中講座 プレゼンス:深く聞く、深く対話する力を育む@オンライン/対面(2025年6月26日開講)
・MBSR 講師養成 2025年秋(第6期)@対面/オンライン(2025年11月開講)
・マインドフルネス理論講座@オンライン(2025年4月開講)
いずれも詳細は
・初夏のリトリート@長崎(2025年5月、週末3日間)
詳細はInternational Mindfulness Center JAPANのHPより
https://www.mindfulness-japan.org/
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International Mindfulness Center JAPAN
担当:宮本賢也
Web:https://www.mindfulness-japan.org/
Email:info@mindfulness-japan.org
Line:https://lin.ee/rLlDvvC
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