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ウィメンズアイ環境アクション宣言を発表

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特定非営利活動法人ウィメンズアイ
~地域とともに、持続可能な未来へ~



東日本大震災を契機に誕生し、地域に根ざした「ジェンダー平等と女性のエンパワーメント」活動を展開しているNPO法人ウィメンズアイ(代表:石本めぐみ、宮城県南三陸町)は、2025年5月30日、「ウィメンズアイ環境アクション宣言 ~地域とともに、持続可能な未来へ~」を発表しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141386/9/141386-9-65cfaa0c4eff5a564742c45cbdc7324a-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
写真:ウィメンズアイ、2022年6月「グラスルーツ・アカデミー東北 in バークレー、~社会変革と地域民主主義~」研修で、NATURA(ナチュラ):エコロジーと医薬の研究所を訪問

私たちは、日々の小さな選択が、明日の地域や社会のかたちをつくると信じ、これまで活動の中に環境への配慮を取り入れてきました。
今回の宣言では、資源やエネルギーを大切に使うこと、そして学び合いや行動を通じて、地域や社会とともに環境に向き合う私たちの姿勢を、あらためて言葉で示しています。

ウィメンズアイ 環境アクション宣言の6つの柱

- 資源を大切に使う(使い捨てを避け、リユース・リサイクルを徹底)
- 地元の資源を活かす(地産地消と地域経済の循環)
- 環境負荷の少ない移動を推奨(公共交通・乗り合い・徒歩)
- エネルギーの使い方を見直す(省エネと再生可能エネルギーの活用)
- 学び合いを通じて意識を育てる(参加型の学習機会の創出)
- 地域と協力して行動する(地域住民・団体との協働)
- 自然の恵みに感謝し、いのちを大切にする行動を次世代へつなぎます。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141386/9/141386-9-1d5ef2e544e9b483341556417e6d0ecc-1944x261.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


策定のプロセス:スタッフ全員によるワークショップの実施
環境アクション宣言を策定するにあたり、私たちが重要視したのはプロセスです。
今年4月にウィメンズアイのスタッフが気仙沼に集まり、環境への取り組みについての方針確認とアイデア出しのためのワークショップを実施しました。スタッフ一人ひとりの視点や経験をもとに、現場に即した実践的な工夫や行動が数多く提案される場となりました。
ファシリテーターは、ウィメンズアイのスタッフで、エンパワーメント・プログラムの一つである「グラスルーツ・アカデミー」同窓生であり、「つながりを取り戻すワーク」の研修を受けた矢野明日香が務め、民主的かつ創造的な対話の場となりました。私たちは、誰かが一方的に方針を決めるのではなく、共に考え、言葉にし、かたちにしていくプロセスを大切にしています。

ウィメンズアイ スタッフのコメント
矢野明日香(気仙沼市在住/地域でサステナブルな暮らしと環境活動に取り組む)

「生ごみを土に還す、土に種を蒔き野菜を育てる。そんな日々の暮らしの中で、自然と向き合いながら、自分の足元からできることを積み重ねています。今回の環境アクション宣言は、ウィメンズアイとしての考え方や姿勢を共有するだけでなく、スタッフ一人ひとりが実際の暮らしや仕事の中で“自分ごと”として環境と関わっていくための、大切な一歩だと感じています。環境問題は大きく見えますが、日常の中で感じる違和感や気づきを起点に、できることから少しずつ行動を変えていくことが力になると思います。」
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141386/9/141386-9-640815f3a994abe21a4f6dea576861e2-3900x2364.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
写真:ウィメンズアイ、2025年4月 ウィメンズアイスタッフによるワークショップの様子

背景:ある出来事から始まった気づき
2015年にスタートした「グラスルーツ・アカデミー」では、地域で活動を主導する次世代の女性たちのネットワーキングと学び合いの場として、これまで宮城県、岩手県、福島県、さらには米国(シアトル、ロサンゼルス、バークレー)で13回の宿泊研修を実施してきました。その中で、ある地域で地元のケータリングを利用した際、料理の美しさや地元素材の活かされた味に感動する一方、大量の使い捨てプラスチック容器が使われていたことに大きな衝撃を受けました。この経験は、環境への配慮を単なる「お願い事項」として伝えるのではなく、明文化し、事前に関係者と共有する必要性を私たちに強く意識させるものでした。

今年9月に奈良県明日香村で開催予定の「グラスルーツ・アカデミー in 奈良」では、この環境アクション宣言を実践の指針とし、運営やプログラムの中で具体的な取り組みを試みます。食や移動、学びのあり方など、参加者とともに環境に配慮した選択を実際に行い、体験を通じて学び合う場としていく予定です。
ウィメンズアイではこの環境アクション宣言を指針として、主催イベント・研修・日常の運営すべてにおいて、環境負荷の少ない選択と行動を積み重ねていきます。この取り組みを通じて、環境への責任を果たす姿勢を、日々の実践の中で育み続けていきます。

NPO法人ウィメンズアイについて
東日本大震災の被災地で生まれた非営利団体です。宮城県南三陸町を拠点に、地域に根ざして暮らす女性たちと共にエンパワーメントの実践をしてきました。大切にしているのは、課題の中にある希望を見つけ、それを小さなアクションに変えていくこと。声にならない思いや悩みを丁寧にすくい上げながら、「わたし」から始まる変化を地域に広げていく力を信じて活動しています。

ホームページ
<本件に関するお問い合わせ先>
特定非営利活動法人ウィメンズアイ
E-mail:info@womenseye.net
電話 :0226-25-9517
〒988-0474 宮城県本吉郡南三陸町歌津字田表35-1

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