
カリフォルニアプルーン協会は、2025年6月5日(木)、管理栄養士・栄養士など食の従事者に向けてカリフォルニアプルーンの栄養や効能を知っていただき、職場で活用してもらうことを目的に、「カリフォルニアプルーンの栄養価・機能性を知る“プ活栄養セミナー”」を開催しました。
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本セミナーでは、下記3人の先生に登壇いただきました。
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渡邉泰雄 先生
横浜薬科大学 総合健康メディカルセンター代表
「プルーンの腸内環境改善効果と健康長寿のためのヘルスフード」
精神科医局での臨床医経験、アメリカでの研究留学を経て、研究医として、腸内細菌が脳や免疫システムに与える影響について研究されたり、ウコンの力の開発にも携われている渡邉先生には、主にプルーンが腸内細菌と健康に与える影響と可能性について、お話いただきました。
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上西一弘 先生
女子栄養大学栄養生理学研究室 教授
「プルーンの健康効果―丈夫な体作りや体を鍛える上での、骨の健康の維持のためのプルーン摂取―」
スポーツ選手のパフォーマンスを支えるための栄養指導を行っており、東洋大学陸上部や実業団チームなど、多くのスポーツチームの栄養管理を手掛けていらっしゃる上西先生には、カリフォルニアプルーンの栄養価と健康効果について、科学的なデータに基づいた解説をいただきました。
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伊達友美 先生
NPO法人 女性ウェルネス食推進機構 理事長(管理栄養士)
戸板女子短期大学食物栄養科ビューティ&ウエルネス講師
「骨と腸を整える、美味しいプルーンメニューの秘密」
35年以上にわたって栄養の個別対応を行っていらっしゃる伊達先生には、女性にうれしい効果をたくさんもたらすとされるプルーンの栄養の豊富さと料理に取り入れる方法について説明いただきました。
【セミナー詳細レポート】
<プルーンの腸内環境改善効果と健康長寿のためのヘルスフード>
横浜薬科大学 総合健康メディカルセンター代表渡邉泰雄 先生
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渡邉先生は、自身の腸内細菌の研究を通じて、カリフォルニアプルーンの可能性について言及しました。
【腸や腸内細菌が及ぼす影響】
プロバイオティクスとプレバイオティクス、そして細菌類が作り出す代謝物であるポストバイオティクスによって、腸内環境を変化させ、下記のような健康に寄与するといえます。
1.内臓脂肪減少
2.腸内環境系調節
3.免疫機能調節―私たちの体の中の免疫の50%以上が、腸で調節されている
4.脳機能調節―腸内細菌が脳の健康、記憶、アルツハイマーなどにも影響を与える可能性がある
つまり、外から摂取する食物―食べるものが健康に関係するといえるでしょう。
【カリフォルニアプルーンの可能性】
カリフォルニアプルーンの特徴として、以下の点が腸内細菌叢に良い影響を与える可能性があることを強調しました。
1.不溶性・水溶性食物繊維を含む
2.ネオクロロゲン酸などの腸の健康、すなわち免疫機能を高めるフェノール酸を含む
このように、食物繊維やポリフェノールを含むプルーンが腸内細菌の健康に寄与する可能性について言及。
最終的に、プルーンは単なる食品ではなく、腸の健康、骨の健康、そして将来的には脳の健康にも貢献する可能性のある食品であると結論づけました。
<プルーンの健康効果―丈夫な体作りや体を鍛える上での、骨の健康の維持のためのプルーン摂取―>
女子栄養大学栄養生理学研究室 教授上西一弘 先生
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上西和弘先生の講演は、カリフォルニアプルーンの栄養価と健康効果に焦点を当てたものでした。主に3つの観点から、プルーンの価値を解説しました。
【食物繊維】
まず、食物繊維について、日本人の摂取量が目標を大きく下回っている現状を指摘。1日の目標摂取量は男性22グラム、女性18グラムであるのに対し、現状は13.3グラムに留まっていると説明しました。プルーン50グラムを摂取すれば、3.6グラムの食物繊維が取れるため、毎日、食生活に取り入れていけば、食物繊維の不足分を少し補うことができるでしょう。それにより、様々な生活習慣病のリスクを減らせる可能性を示唆しました。
【骨の健康】
次に骨の健康について、プルーンが骨密度に与える効果を研究データで説明。閉経後の女性を対象とした研究で、プルーンの摂取が骨密度の維持・向上に寄与することを紹介しました。ビタミンK、ビタミンB6、βクリプトキサンチンなどの成分が骨密度だけでなく、骨質や骨代謝に貢献すると解説しました。
【抗酸化作用】
最後に抗酸化作用について、プルーンに含まれるポリフェノールの効果を説明。赤ワインやコーヒーに次いで、プルーンはポリフェノール含有量が高い食品であり、抗酸化力が高いことを強調しました。健康な閉経後女性において、50~100グラムの摂取により、抗酸化力が上がり、酸化ストレスが低下するデータを示しました。
結論として、プルーンは優れた栄養食品であるが、だからといってプルーンだけを食べるのではなく、バランスの取れた食生活の一部としてプルーンを取り入れることの重要性を強調しました。
<骨と腸を整える、美味しいプルーンメニューの秘密>
NPO法人 女性ウェルネス食推進機構 理事長(管理栄養士)戸板女子短期大学食物栄養科ビューティ&ウエルネス講師伊達友美 先生
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【骨と腸を整えるプルーンの効果】
プルーンは保水力が高く、調理の際にバターやつなぎの卵の代替として使用でき、かつ旨味もアップさせられると紹介。
まず、プルーンの腸活への貢献について詳しく解説しました。
特に食物繊維のバランスに注目し、水溶性と不溶性食物繊維がほぼ同じ割合で含まれていることを強調。
さらに、水溶性の食物繊維とポリフェノールを一緒にとると、善玉菌を活性化させるため、どちらも含むプルーンは、腸の健康に非常に重要であると説明しました。
また、骨の健康に役立つといわれるβクリプトキサンチンがプルーンに含まれています。さらに、同じくβクリプトキサンチンの含まれる三ケ日みかんと比べて、一年中安定した価格で入手できるプルーンは貴重な食材だとおっしゃいました。
【女性ホルモンもサポート】
さらに、女性の健康に対するプルーンの効果も解説。コレステロールの酸化を防ぐ抗酸化作用が、女性特有の健康課題(生理前症候群、更年期障害など)に役立つ可能性を示しました。
【プルーンを調理に活用し手軽に取り入れる方法】
また、ソルビトールによる甘味が、血糖値を急激に上げにくい特徴があることも説明しました。
一方で、プルーンは乾燥ドライフルーツのため、唯一足りないのが水分。そのため、できるだけスープや煮込み料理に使うことをおすすめしています。
具体的なレシピとして、以下を紹介しました:
・腸活レシピ
1.カリフォルニアプルーンといちごのヨーグルトスムージー
2.カボチャとカリフォルニアプルーンの豆乳味噌スープ
3.鶏団子とカリフォルニアプルーンの柔らか煮
・骨活レシピ
1.カリフォルニアプルーンとマッシュルームのもち麦リゾット
2.豚ヒレとプルーン・まいたけのミルク煮
3.白身魚とカリフォルニアプルーンエリンギのトマト煮
伊達先生は8歳からダイエットとリバウンドの人生を歩み、様々な食品を試してきたそうですが、小学校高学年からプルーンを食べ続け、プルーンが自身の健康に大きく貢献したそうです。そんなプルーンに恩返しをする気持ちで、その効果を広めることに協力している、とおっしゃっていただきました。
カリフォルニアプルーン協会について
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カリフォルニアプルーン協会は、1952年にカリフォルニア州食品農業省の権限のもと、生産者および加工業者を代表する組織として設立されました。カリフォルニア州は世界最大のプルーン生産地であり、サクラメントおよびサンホアキン・バレーにまたがる14の郡に広がる果樹園で栽培されています。同協会は、「カリフォルニア産プルーンを通じた一生涯の健康」を掲げ、カリフォルニア州の厳格な食品安全および持続可能性基準に支えられた世代を超える匠の技術により、プレミアムプルーン市場をリードしています。California Prunes. Prunes. For life.
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