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OPSWAT、「MetaDefender ICAP Server」の国内販売を本格化

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OPSWAT Japan
PDF、Word、Excel、ZIP などの汎用ファイルから、専門性の高いファイルまで190種類以上のファイルの検査と無害化をリアルタイムで実現



ファイル無害化(CDR)とマルウェア攻撃に対する脅威除去のグローバルリーダーであるOPSWAT(所在地:本社-米国フロリダ州、日本法人-東京都千代田区、本社CEO:ベニー・ザーニー、読み方:オプスワット)は、本日、セキュリティゲートウェイソリューション「MetaDefender ICAP Server」の日本での販売を本格化することを発表します。MetaDefender ICAP Server は、ICAP(Internet Content Adaptation Protocol)に対応したネットワーク機器と連携し、OPSWATのファイルセキュリティエンジン「MetaDefender Core」と組み合わせて活用することにより、PDF、Word、Excel、ZIP をはじめとする汎用ファイルから、特定の業種や業務に特化した専門性の高いファイルまで、190種類以上のファイルの検査と無害化をリアルタイムで実行して、ファイル送受信時のセキュリティリスクを低減します。

情報処理推進機構( https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2025.html )は、研究者と企業の実務担当者を対象に審議・投票をおこなったサイバーセキュリティの脅威のランキングにおいて、「ランサムウェア攻撃による被害」(1位)、「システムの脆弱性を突いた攻撃」(3位)、「機密情報等を狙った標的型攻撃」(5位)に選ばれたことを発表しています。これらの攻撃では、PDF、Word、Excel、ZIP などの業務ファイルを装ってマルウェアを流入させる手法が少なくありません。また、HTTPS 通信の普及から機密性の高いファイルの送受信時におけるWeb トラフィックが暗号化されるようになったことにより、従来型のネットワーク機器やファイアウォール単体での検知・保護を用いたセキュリティ対策のみでは、マルウェアなどの脅威が含まれるファイルの発見が難しくなっています。

MetaDefender ICAP Server は、MetaDefender Core と組み合わせて活用して、ネットワーク機器を経由するすべてのファイルの中にマルウェアや不正なスクリプト、マクロなどの脅威が含まれているか否かの検査を瞬時に実施し、脅威が含まれている場合には無害化やブロックなどのアクションを実行するソリューションです。MetaDefender ICAP Server の主な特長や機能は次の通りです。

l 多層型ファイルセキュリティ:Web サーバやWeb アプリケーションを悪意のあるファイルのアップロード、ゼロデイ攻撃、機密データの漏洩、およびファイルベースの脆弱性から保護するために、脅威を検出・防止します。OPSWAT の独自技術であるMetaScan Multiscanning、Deep CDR、Proactive DLP、およびエミュレーションベースのAdaptive Sandbox などと組み合わせることで、リアルタイムの多層型防御を実現します。
l コンプライアンスの遵守:機密情報やポリシーに違反するデータの漏洩を防止し、PCI-DSS、HIPAA、GDPR、ISO 27001 などのコンプライアンス規制への準拠をサポートします。組織を法的・金銭的な罰則から保護し、顧客からの信頼を維持します。
l シンプルな統合:軽量なICAP によるシームレスな統合により、運用負荷を削減します。設定も容易なため、組織はファイルセキュリティ機能にリソースを割り当てることができ、これにより他の優先事項に集中できるようになります。
l 広範な互換性:OPSWAT のテクノロジーパートナーとの幅広い統合サポートを提供し、ロードバランサー、WAF(Web Application Firewall)、次世代ファイアウォール、ADC(application delivery controllers)、イングレスコントローラー、リバースプロキシ、フォワードプロキシなど、多様なネットワーク機器に対応しています。
l 多様なファイルに対応:MetaDefender Core が現在対応する190種類以上( https://www.opswat.com/docs/mdcore/deep-cdr )のファイルの無害化の実行に加えて、メディアタイプやファイルサイズに応じた詳細な制御を実現します。
l 多機能で拡張性の高いデプロイ:オンプレミス、クラウド、ハイブリッド環境を含むすべてのIT インフラに対応し、柔軟なデプロイをサポートします。この拡張性により、組織は独自の要件に合わせてセキュリティソリューションを容易に拡張でき、デプロイモデル間の移行やビジネス要件の変更にもスムーズに対応できます。

MetaDefender ICAP Server の国内販売の本格化に際し、OPSWAT Japan株式会社でカントリーマネージャーを務める高松篤史は次のようにコメントしています。「ロードバランサーやプロキシなどのネットワーク機器の活用は重要ですが、それだけではWeb やクラウド経由のファイル送受信時の脅威に対応しきれません。官公庁がゼロトラストの適用を推進しているように、日本でも『すべてのファイルは安全ではない』という前提に立ったセキュリティ対策が求められるようになりました。特に、金融・保険業界や地方自治体など不特定多数の生活者と身分証明書などの機密性の高い情報を含んだファイルを送受信する場合には、ネットワーク経路上での脅威検知や防御への対応は不可欠です。このような状況下で、日本のお客様へMetaDefender ICAP Server をご提案できることを、とても嬉しく思います。」
以上


OPSWAT について
IT、OT、ICS の重要インフラのサイバーセキュリティにおけるグローバルリーダーであるOPSWAT は、過去20年にわたり、公共部門および民間の組織・企業が複雑なネットワークを保護し、コンプライアンスを確保するために必要となる重要な優位性を提供するエンドツーエンドのソリューションプラットフォームを継続的に進化させてきました。「Trust no file. Trust no device.(TM)」の理念のもと、OPSWAT は顧客の課題を世界中で解決するため、インフラのあらゆるレベルでゼロトラストソリューションと特許取得済みの技術を提供し、ネットワーク、データ、デバイスを保護し、既知の脅威、未知の脅威、ゼロデイ攻撃、マルウェアから防ぎます。OPSWAT がどのように世界の重要なインフラを保護し、私たちの生活の安全を支えているか、詳細は https://japanese.opswat.com/ をご覧ください。

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