
国内最大級のシェア別荘サービス「SANU 2nd Home」を展開する株式会社Sanu(本社:東京都目黒区、代表取締役:福島 弦、以下「SANU」)は、同サービスの最新の利用実態データをもとに、現代の別荘利用に見られる新たな潮流とその社会的背景をまとめた利用動向レポートを発表します。
本レポートでは、別荘が"特別な資産"から"都市生活者の暮らしの選択肢"へと変化しつつある実態や、シェア別荘を通じて自然との関わりを日常に取り入れるライフスタイルが都市生活者を中心に広がっている現状を明らかにしています。
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目次
1. “0.7%から700万人へ”──別荘の新しい価値と関わり方
2. 「資産」から「もうひとつの家」へ ── 別荘の定義が変わる
3. 【SANU 2nd Homeの利用者実態】データで見る”シェア別荘動向”と、使う人たちのリアル
ーサービス全体比較
ーサービス一部抜粋利用者属性の傾向
ー【利用イメージ】シェア別荘を使う人たちのリアル
4. SANU 2nd Homeが切り拓く、シェア別荘の仕組み
5. 【展望】シェア別荘は、都市と自然をつなぐ「新たな暮らしのインフラ」へ
1. 所有率0.7%から関心層700万人へ──別荘の新しい価値と関わり方
かつて別荘はごく一部の富裕層が所有する"特別な資産"として存在していました。国土交通省の調査によれば、日本における別荘所有率は わずか0.7% にとどまります。しかしいま、シェア別荘を通じて"自然にもうひとつの家に持つ”を持つという選択肢が、都市生活者のあいだで広がりつつあります。
首都圏を対象にSANUが行った独自調査(2025年3月実施)では、シェア別荘を活用した暮らしに関心を持つ層は約700万人(*1)にのぼり、これはこれまでの別荘市場では捉えきれなかった新しい需要層です。さらに国土交通省の調査では、二拠点居住に関心を持つ人は27.9%(*2)にのぼり、全国でおよそ1,000万人以上が該当する試算となります。
*1 首都圏在住者の約35%が「関心がある」と回答。首都圏の人口に換算すると、およそ3人に1人、約700万人が関心層にあたります。
*2 2023年国土交通省「二地域居住等の最新動向」より
以下の比較表では、従来型別荘とシェア別荘の違いを整理しています。
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2. 「資産」から「もうひとつの家」へ ── 別荘の定義が変わる
“所有”から“共有(シェア)”へと価値観が移る中で、別荘の持ち方も変化しています。別荘市場の変遷を辿ると、「所有型」から「会員制」「バケーションレンタル」、そして「サブスクリプション型」「共同所有型」へと、利用形態の多様化が進んでいます(図参照)。その背景には、モノではなく〈体験〉や〈関係性〉を重視するライフスタイルへのシフトがあると考えられます。
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3. 【SANU 2nd Homeの利用者実態】データで見る”シェア別荘動向”と、使う人たちのリアル
SANU 2nd Homeでは、ライフスタイルにあわせて選べる4つのサービスを展開しています。
- Stay:1泊から気軽に試せるゲスト利用
- Subscription:月額55,000円で継続利用できる定額プラン(法人プランもあり)
- Co-Owners:必要な分だけ所有できる共同オーナー制度
- Owners:1棟まるごとの所有と運用が可能なプラン
いずれのサービスにも共通するのは、「自然と関わる暮らしを無理なく続けたい」という想いを軸に、
ライフスタイルの一部として選ばれている点です。
日常に自然との接点を持ち、自分のペースで通う。そんな生き方が、年齢や家族構成を問わず、多くの人に共感を広げています。
中でもCo-Ownersは、手間やリスクを抑えて拠点を持てる新しい所有モデルとして、30~60代を中心に支持が拡大中。ホテルより自由度が高く、従来型の別荘よりも所有しやすい。“持ちたい分だけ持つ”新しい暮らしの選択肢です。
以下では、実際の利用データとともに、シェア別荘がどのように使われているかをご紹介します。
1) <サービス全体比較>1泊から所有まで、シェア別荘を利用する属性・動向
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2) <サービス一部抜粋>利用者属性の傾向
1泊から体験 SANU 2nd Home Stay:20代からシェア別荘をお試し利用
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60549/101/60549-101-0ca76c31c7b2ff759601f01e3c3e1ec7-3840x2560.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]SANU 2nd Home Subscription:30-40代メイン、平日もワーケーション利用多数
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60549/101/60549-101-2add2ad9f01f7c4a3af332fef3dcff5c-3840x2560.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]SANU 2nd Home Co-Owners:40-50代メイン、子育て世帯が大半を占める
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60549/101/60549-101-ae6417f93b495b4ec0f117216e60bf7b-3840x2560.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【利用イメージ】シェア別荘を使う人たちのリアル
実際にシェア別荘がどのように使われているのか。以下、SANU 2nd Home の利用者が実際に体験している“自然とともにある暮らし”の一例です。
【ファミリー滞在イメージ】森の“もうひとつの家”で過ごす、月に一度の週末
金曜の夕方、子どもを迎えてそのままSANU 2nd Home へ。木の香りに包まれ「ただいま」と深呼吸。翌朝は大きな窓からやわらかな光で目覚める。朝食を作ったら、周辺の森でどんぐりを集めたり虫を観察したり。ランチはお気に入りのローカルレストランへ。「次は海辺に行こうか」と話しながら帰路へ。親子の対話も自然の中ならゆったりと。自然の中で子どもと過ごす週末を、月1回ペースで継続中。
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【アクティブシニア・愛犬滞在イメージ】愛犬と夫婦で、“我が家”が広がる暮らし
平日の3泊ステイ。混雑を避けて出発し、直売所で食材を調達してからSANU 2nd Homeへ。到着後は焚き火を囲んでひと息。日中は読書をしたり、ドッグランで過ごしたり。近隣のカフェでは愛犬を連れた常連客とも自然に会話が生まれ、地域に少しずつ馴染んでいく感覚がある。
これまで愛犬と一緒に行ける宿には妥協をしていたが、SANU 2nd Homeは大人も満足できるのが嬉しい。昔から憧れていた”別荘ライフ”をこんなに手軽に実現できるのが、シェアの魅力だ。
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【ソロ利用・カップル・共働き夫婦の滞在イメージ】海辺の“もうひとつの暮らし”
日曜午後に東京を出発し、伊豆へ。電車で熱海まで向かい、カーシェアを使ってSANU 2nd Homeへ。日中はしっかりリモートワーク、夕方になると鮮魚店に顔を出して海鮮を楽しみ、夜は露天風呂で心と身体をゆるめる。チェックアウト後も敷地内のコワーキングスペースでひと仕事。いつもの生活から少し離れて、自然とともに過ごす時間には、都市の家では得られない“ゆとり”や“余白”も。心が落ち着き、もうひと頑張りする活力が湧いて都市もまた好きになる、そんな日常。
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4.SANU 2nd Homeが切り拓く、シェア別荘の仕組み
SANU 2nd Homeは2021年、日本で初めて「別荘のサブスクリプション」サービスをスタートしました。現在では、1泊から気軽に試せる宿泊利用から、1棟をまるごと所有できるプランまで、暮らし方に合わせた多様なスタイルを展開しています。
従来は数千万円以上の資産として扱われてきた別荘ですが、SANUは月額数万円から始められる価格帯を実現し、これまで一部の人に限られていた別荘という選択肢を、より多くの人に開かれたものへと変えてきました。
現在は全国に32拠点を展開。サービス開始からわずか3年で、延べ2.3万人以上が自然のある暮らしを体験しています。2026年には40拠点、2028年には国内外100拠点への拡大を目指しています。
個人向けサブスクリプションの継続率は90%を超え、そこから「Co-Owners(共同所有)」へ移行するユーザーも約4割にのぼります。“自然と都市を行き来する”という新しい暮らし方が、着実に社会に根づきつつあります。
5. 【展望】シェア別荘は、都市と自然をつなぐ「新たな暮らしのインフラ」へ
2024年11月に施行された『二地域居住促進法』により、“通いながら自然とつながる”ライフスタイルが制度面からも後押しされるようになりました。こうした背景のもと、シェア別荘は「もうひとつの家を持つ」という暮らし方を、都市生活者にとってより現実的で柔軟な選択肢へと変えています。従来の移住や別荘所有に比べてハードルが低く、ライフスタイルの延長として自然との関わりを育むことができる点で、注目が高まっています。
今後は、移住支援や関係人口の創出といった地域施策とも連携しながら、SANU 2nd Homeの各拠点が「都市と自然を行き来する暮らし」の起点として、さらに多くの人と地域をつなぐ役割を担っていきます。
SANU 2nd Home
個々のライフスタイルに最適な形で、日本の美しい自然の中に独自に建築したシェア別荘―「自然の中のもう一つの家」を提供するサービスです。「Live with nature. / 自然と共に生きる。」をコンセプトに、都市と自然を行き来する新しいライフスタイルを提案します。
▼ライフスタイルに合わせて自然の中での暮らし方を選択できます。
1)ゲスト宿泊
自然の中の暮らしを1泊から体験できるゲスト宿泊
2)サブスクリプション|個人向け
気軽に自然の中での暮らしを始められるサブスクリプションプラン
3)サブスクリプション|法人向け
福利厚生として導入し、社員のウェルビーイング向上を目指す企業様向けの法人契約プラン
4)共同オーナー型セカンドホームサービス|個人・法人向け
自然の中での暮らしを必要な分だけ所有する、共同オーナープラン
5)1棟所有・運用型セカンドホームサービス|個人・法人向け
自然の中の暮らしと資産運用を両立する、運用型別荘プラン
また、環境に配慮した開発・建築・運営を特徴とし、拠点が広がるほど日本の森が豊かになるリジェネラティブな仕組みを育みながら、現在32拠点・217室を運営(2025年6月時点)。2028年には、国内外100拠点以上へと広がります。
株式会社Sanu
「Live with nature. / 自然と共に生きる」を掲げるSANU<サヌ>は、人と自然が共生する社会の実現を目指すライフスタイルブランドです。人が自然と調和し、楽しく健康的にこの地球で暮らし続けるために必要なことを、新しい生活様式の提案を通じて人々に発信していきます。真面目に、未来の生き方を考える。 明るく、私たちのライフスタイルを変えていく。
会社名:株式会社Sanu
代表者:福島 弦
所在地:〒153-0061 東京都目黒区中目黒3-23-16
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