
■事業概要
福島県では、令和7年度福島県12市町村起業支援金の第3回審査に係る受付を7月22日(火)より開始しました。
本支援金は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難指示等の対象となった12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村(以下、「12市町村」という。))へ新たな活力を呼び込むことで、12市町村の復興・再生の更なる加速化を図ることを目的として、新しい地域を創り出すなどチャレンジする意欲のある、県外から12市町村へ移住して新たに起業する者に対し、起業に必要な経費の一部を補助するものです。
■応募の要件
応募に際しては、下記1.から9.の全てに該当する方が対象となります。
1.令和8年2月13日までに、12市町村で新たに起業する者
2.12市町村に住民票を移す直前、又は申請する直前に、連続して3年以上、福島県以外の地域に在住していた者
3.令和3年7月1日以降に12市町村に転入した者、又は、令和8年2月13日までに12市町村に転入する意思が確認できる者
4.12市町村に定住(5年以上継続して居住)する意思を有している者
5.平成23年3月11日時点で12市町村に居住していた者(住民票がある者)以外の者
6.福島県が別に定める者のいずれかに該当する者
7.法令遵守上の問題を抱えている者でないこと
8.申請を行う者又は設立される法人の役員が暴力団等の反社会的勢力又は反社会的勢力との関係を有する者ではないこと
9.日本人である、又は外国人であって、永住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等、定住者、特別永住者のいずれかの在留資格を有すること
10.12市町村で新たに起業する事業であること、又はSociety5.0関連業種等の付加価値の高い産業分野においてデジタル技術を活用した事業承継又は第二創業により実施する事業であること。
11.別に定める期間内に新たに起業する事業、又は事業承継又は第二創業を経て新たに実施する事業であること
12.事業の継続性が一定程度見込まれること
13.公序良俗に反する事業でないこと
14.公的な資金の使途として社会通念上、不適切であると判断される事業(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和23年法律第122号)第2条において規定する風俗営業等)でないこと
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福島県12市町村起業支援金(令和7年度版)チラシ
◎詳細は福島県避難地域復興課のHPをご覧ください
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11050a/fuku12-kigyoushienkin.html
■申請サポート(ふくしま12市町村移住支援センター)
ふくしま12市町村移住支援センター(※)では、起業支援金の申請サポートを無料で行っています。応募要件に係るご相談から、事業計画書の書き方・疑問点への助言など、各種お悩みに対して専門スタッフが支援いたしますので、ぜひご活用ください。
◎詳細はふくしま12市町村移住支援センターのHPをご覧ください
https://mirai-work.life/startup/support2023/
※ふくしま12市町村移住支援センターは福島第一原子力発電所の事故により避難指示等の対象となった12市町村※への移住・定住を促進するために、2021年7月1日に設置されました。広域連携が効果的な事業や12市町村による移住施策の支援等を行っています。
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ふくしま12市町村移住ポータルサイト
■スケジュール(第3回)
[表: https://prtimes.jp/data/corp/115277/table/36_1_be0ba337d085e72c538220bb652a8318.jpg?v=202507221046 ]
■過去の交付決定件数
令和6年度:13件
令和5年度:12件
令和4年度:4件
令和3年度:5件
■過去の採択者ご紹介
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115277/36/115277-36-276ba845b585c847fccac88e6cb29113-1920x1281.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
カフェを開業された宗像さんご夫婦
ご夫婦でカフェを開業60代を超えた宗像由美子さんと直樹さんご夫妻は、南相馬市に移住し、2024年4月に「Heart Beat Base」カフェを開業。もともと教師をしていた由美子さんは、人が集まる場をつくる足がかりとしてカフェを開こうと考え、地元の制度を活用して店舗改修、起業支援金は二度目の申請で採択されました。調理師免許を取得し、スパイスカレーなど創作メニューを提供しています。地元農家との交流も深まり、「本当に手厚い応援がある」と感じながら一歩ずつ地域に根付いています。
https://mirai-work.life/magazine/11504/
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115277/36/115277-36-223174a84cc7ec1838d1dfe26245d619-1350x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
特産品復活に力を入れる原口さん
大熊町でキウイ栽培原口拓也さんは、大熊町で古くからの特産だったキウイ栽培を復活させるため、2023年10月に「株式会社ReFruits」を創業。大学ではシステム工学を専攻していたものの、みかん農家でのアルバイト経験が転機に。地元団体「おおくまキウイ再生クラブ」の活動や果樹栽培の第一人者との出会いを通じ、キウイの栽培技術と味に確信を持ちました。地域住民や大学、役場、復興支援組織と連携し、土壌改良や堆肥設計などのサポートも得ながら、2.5haの農地で2026年の初収穫と加工販売を見据えた6次産業化を目指しています。原口さんは「課題は多いが、応援してくれる人が非常に多く、不安はない」と語っています。
https://mirai-work.life/magazine/8726/
■支援金制度に係る問合せ先(年末年始を除く、平日 9時~17時)
福島県12市町村個人支援金コンタクトセンター
電話番号:0570-057-236
mail:contact@12shien.fukushima.jp
■申請書類提出先
〒960-8670 福島県福島市杉妻町2-16(本庁舎5階)
福島県 企画調整部 避難地域復興局 避難地域復興課 移住推進担当
■URリンケージの取組みについて
株式会社URリンケージは、まちづくり・すまいづくりの総合支援会社です。地域活力共創部では、地域の方々との共創のもと、持続可能な地域の活性化・賑わいづくり・生業づくりに取組んでいます。福島県から「令和7年度福島県12市町村個人支援金事務処理業務」の受託を受け、福島県12市町村で移住・起業を考えている方に対して制度に対する各種質問などへの問合せ対応を行い、より多くの移住者、起業者を呼び込めるよう事業を進めています。
株式会社URリンケージ HP:https://www.urlk.co.jp/