「スタートアップが可能性を最大限に発揮できる世界をつくる」をミッションに掲げる株式会社スマートラウンド（本社：東京都千代田区、代表取締役：砂川大、以下「スマートラウンド」）は、今回の戦略的ラウンドで新たに株主として加わったグリーベンチャーズ株式会社様（以下「グリーベンチャーズ」）と協力して、smartroundのLP投資管理機能の進化・改善を加速し、スタートアップ・エコシステムにおけるデータ管理をさらに効率化することを目指します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42542/66/42542-66-b2f32c4448ca83165811bf586d8cf970-1920x1008.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
グリーベンチャーズがスマートラウンドに出資。smartroundに新たに追加されたLP投資管理機能を活用し、VCファンドに対するLP投資の管理手法の標準化を目指して協業する。
◼︎背景
スマートラウンドではこれまで、スタートアップが自社情報を正確に整理して投資家に共有する機能、投資家が共有された情報を投資先管理のために活用する機能を提供し、両側のユーザーのペイン解消に努めてまいりました。
smartround導入前のVCでは、スタートアップから取得した各種データが、スプレッドシートなどに何度も手入力により転記されミスが誘発されていました。また複数のスプレッドシートに転記されたデータが連動していないため、更新されない、または更新されているかわからない、といった問題もありました。
smartroundの投資管理機能を導入いただくことで、VCは投資先データの一元管理や連動を実現できます。さらにスマートラウンドでは、smartroundを利用していない投資先のデータを、投資家自身に代わって証憑を参照して入力するオプションも提供しています。
ところが、こうした問題はVCのファンドに投資をしているLPでも同様に起こっていることがわかりました。ファンドの運用報告書には統一的なフォーマットがない、デジタルデータが提供されないなどの影響で、複数のファンドに投資をしているLP投資家は、そのLP出資持分の管理に苦労しています。
◼︎今回の協業について
スマートラウンドでは今年8月22日に、こうしたLP投資家のペインを解消すべく、これまでの経験とノウハウを活かし、LP出資持分にかかるデータの一元管理や連動を可能にする「LP投資管理機能」の一部機能を限定リリースしました。詳しくは以下のページをご参照ください。
詳細を見る
スタートアップ投資とLP投資を同じアカウント内で管理することができることもsmartroundの特徴の一つです。直接投資や複数のファンド経由で、同一のスタートアップに投資をした結果、合計してどれくらいの持分になるのかがひとめでわかる機能の開発も予定しています。
今般、スマートラウンドでは、FoFファンドの運用などで数多くのVCへのLP投資を行ってきたグリーベンチャーズと協業し、先行利用者として積極的に利用いただきアドバイスやフィードバックをいただくことでsmartroundのLP投資管理機能を更に進化させ、LP投資家のデファクトツールになることを目指します。
◼︎グリーベンチャーズからのコメント
グリーベンチャーズ株式会社代表取締役社長 相川真太郎
グリーベンチャーズはVC・スタートアップの双方への投資を通じてスタートアップエコシステムの発展と世界を変えるスタートアップの創出を目指しており、VCへのLP投資は2010年以降これまでに100本超を国内外で実施してまいりました（グループでの実施を含む）。
LP投資管理は長年弊社独自でチューニングを進めてまいりましたが、当領域の標準化・共通化はスタートアップエコシステムにおける要諦であり、スマートラウンド様に協力をお願いした次第です。スマートラウンド様のビジョンとパッションに強く賛同しており、この取り組みを通じてLP投資管理における情報の精度とスピードの向上を実現いたします。
スタートアップ育成は日本で最も重要なテーマの一つです。当社はスマートラウンド様とともにスタートアップ・VC・LP投資家のみなさまにご協力いただきながら当テーマにしっかりと取り組んでまいります。
◼︎スマートラウンド代表 砂川大のコメント
今回、グリーベンチャーズ様が弊社の戦略的ラウンドへご参画いただけること、また同社との協業を通じてLP投資管理機能の進化・改善を実現できることを大変うれしく思います。
先般、金融庁主導の有識者会議を経て発表された「ベンチャーキャピタルにおいて推奨・期待される事項」においても、VCによる適切な情報提供が明記されており、特に保有資産の公正価値評価が推奨されています。こうした中、スマートラウンドでは、GPに対しては監査対応を含めたファンド運営の負荷を下げるサービスを、同時にLPに対してもLP持分管理を効率的に行うサービスを、できるだけ早期に実現していきたいと考えております。
グリーベンチャーズ様は、これまで非常に多くのファンドへのLP投資を行っており、そうした経験をもとにLP投資のベストプラクティスを確立されようとしております。smartroundも、スタートアップ・エコシステムのプラットフォームとして、そのベストプラクティスに多少なりとも貢献させていただければ幸いです。
◼︎smartroundとは
smartroundは、スタートアップと投資家間のやり取りを効率化するためのデータ作成・共有プラットフォームです。スタートアップ向けには株主総会、資本政策、ストックオプション管理など、投資家向けにはソーシングや投資先管理、パフォーマンス分析、レポーティングなどのファンド関連業務を効率化するサービスを提供しています。現在5,800社以上のスタートアップに利用され、投資家やアドバイザー向け有料サービスも70以上の組織に利用されています。
smartroundサービスサイト：https://jp.smartround.com
ご利用者様の声：https://jp.smartround.com/voc
◼︎株式会社スマートラウンドについて
「スタートアップが可能性を最大限に発揮できる世界をつくる」
会社名：株式会社スマートラウンド
所在地：東京都千代田区丸の内1丁目6−5 丸の内北口ビルディング9F
設立日：2018年5月30日
代表者：砂川大
コーポレートサイト：https://jp.smartround.com/corporate
採用情報：https://jobs.smartround.com
◼︎本件もしくはスマートラウンドに関する取材・お問合せ先
スマートラウンド 広報担当宛
pr@smartround.com
