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UFCがIBMを初のオフィシャルAIパートナーに指名

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日本IBM
IBMとUFCはIBM watsonxで構築されたUFC Insights Engineを開発し、視聴プラットフォーム全体での試合分析を強化

【米国ニューヨーク州アーモンクおよびラスベガス - 2024年11月14日(現地時間)発】
IBMと、TKO Group Holdingsの傘下にある世界有数の総合格闘技団体であるUFC(R)️は、本日、IBMのAIとデータのプラットフォームであるwatsonxの力とUFCのコンテンツ・プラットフォームの世界的なリーチを組み合わせ、世界中の何百万人ものUFCファンの視聴体験の向上を目指す、革新的な新しいパートナーシップを発表しました。

今回の契約により、IBMはUFCのオフィシャル・グローバルAIパートナーとなります。UFCがこのマーケティング領域でブランド・パートナーと協業するのは初めてのことです。

本パートナーシップの中核となるのは、IBM watsonxで構築されたUFC Insights Engineです。 Insights Engineは、大規模言語モデル「Granite」ファミリーを含むIBMのデータとAIテクノロジーに関する専門知識とUFCの豊富なデータ・フィードを活用し、UFCを視聴する世界中のファンに、よりタイムリーで詳細な情報を提供します。これには、ライブの試合や選手の傾向、試合結果の予測、勝利方法に関する独自のインサイトと高度な分析が含まれ、これらはすべて、ライブ・データが生成されるたびに画面上でリアルタイムで更新されるように設計されています。

TKOのグローバル・パートナーシップ責任者であるグラント・ノリス・ジョーンズ(Grant Norris-Jones)氏は、次のように述べています。「IBMとのパートナーシップは、UFCにとって最も重要なマイルストーンの1つであり、UFCのファン体験を大きく変えるものです。IBMは、スポーツ・マーケティングにおいて数十年の経験を持つ、象徴的なグローバル・ブランドです。UFCとIBMは協力して、スポーツのライブ配信における分析と情報に革命を起こす製品を生み出そうとしています。このパートナーシップは、UFCとIBMだけでなく、UFCをまったく新しい方法で体験する世界中のファンにとっても重要な勝利です」

IBMは、初のオフィシャル・グローバルAIパートナーとして、UFCと協力して既存の機能を加速・拡張し、独自のコンテンツ体験とUFCの試合情報への画期的なアクセスを提供することで、ファンのエンゲージメントを促進します。IBMとUFCの研究開発チームが共同で制作したInsights Engineは、2025年初頭に登場する予定です。ブランド化されたインサイトや統計、グラフィックは、イベント前の番組やUFCペイパービュー放送、UFCソーシャル・メディア・チャンネル、場内ディスプレイといったUFCの顧客向けプラットフォーム全体の主要なタッチポイントに統合され、UFCの放送を受信し、UFCのソーシャル・メディア・チャンネルをフォローしている170カ国の何億人ものUFCファンに届くことが期待されています。

IBMのマーケティング&コミュニケーションズ担当シニア・バイス・プレジデントであるジョナサン・アダシェック(Jonathan Adashek)は、次のように述べています。「IBM watsonxで構築されたUFC Insights EngineのようなデータとAIソリューションは、現在のファンがお気に入りのアスリートやスポーツとつながるためのまったく新しい方法を提供すると同時に、新世代の総合格闘技ファンの興奮を高めることができます。watsonxとGraniteモデルを活用することで、UFCはデジタル・オペレーションを強化し、広範な試合データ・ライブラリーの力を活用することができます。これらはすべて、現在および将来のファンに利益をもたらします」

UFC Research and Developmentのシニア・バイス・プレジデントであるアロン・コーエン(Alon Cohen)氏は、次のように述べています。「IBM watsonxはAIの代名詞であり、以前よりAI分野をリードしてきました。UFCは数年前からInsights Engineのコンセプトに取り組んできましたが、ついにそれを実現する、AIの深い専門知識を持つIBMという適切なパートナーを得ることができました。今後数か月のうちに、Insights Engineをファンにお届けできることを楽しみにしています」

UFC(R)について
UFC(R)は、7億人以上のファンと約2億9000万人のソーシャル・メディア・フォロワーを擁する世界有数の総合格闘技団体(MMA)です。世界で最も権威のあるアリーナで年間40以上のライブ・イベントを制作し、170か国以上の9億7,500万世帯以上に放送しています。UFCの選手名簿には、80か国以上を代表する世界最高のMMA選手が名を連ねています。UFCのデジタル・サービスには、格闘技における世界有数のストリーミング・サービスの1つであるUFC FIGHT PASS(R)が含まれます。UFCはTKO Group Holdingsの傘下であり、本社はネバダ州ラスベガスです。詳細は、UFC.com をご参照ください。


当報道資料は、2024年11月14日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳をもとにしています。原文はこちらを参照ください。


IBM、IBM ロゴ、ibm.comは、 米国やその他の国におけるInternational Business Machines Corporationの商標または登録商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、ibm.com/trademarkをご覧ください。

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