
人的資本/ウェルビーイング経営支援の株式会社ラフール(本社:東京都中央区、代表取締役社長:結木啓太、以下「ラフール」)は、「心の健康」投資拡大に向けた共同事業体の発起人19名のうちの一社として、一般社団法人「心の健康投資推進コンソーシアム」を設立し、理事に当社代表結木が就任いたしました。
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少子高齢化に伴う企業の人手不足への対策や従業員エンゲージメントの重要性が高まる一方、メンタルヘルス不調の影響で年間7.6兆円の経済的損失(GDPの1.1%に相当)が生じていると試算されています 。産官学のステークホルダーが協力して職域での「心の健康」投資を拡大することで、企業の人材・組織に関する課題を解決し、個人の仕事の生産性やワーク・エンゲージメントの向上、そして組織のパフォーマンス向上を目指します。
心の健康とは、「人生のストレスに対処しながら自らの能力を発揮し、よく学び、よく働き、コミュニティにも貢献できるような、精神的に満たされた状態」といわれており 、仕事や組織のパフォーマンスを上げるために必要不可欠な、企業として取り組むべきものです 。
■ 設立背景・目的
経済産業省では、健康経営を推進する企業においてメンタルヘルスに関する課題認識が最も高いことから、2023年に産官学による「職域における心の健康関連サービス活用に向けた研究会」を立ち上げました。研究会での『サービスの創出と活用に向けた提言 』や雇用主に向けた『「心の健康」投資・実践ガイド』の作成などを通じて、2025年度に共同事業体を立ち上げることとなりました。そしてこの度、心の健康投資拡大に向けた共同事業体の発起人19名のうちの一社として、一般社団法人「心の健康投資推進コンソーシアム」を設立し、理事に当社代表結木が就任いたしました。
仕事や職業生活で強い不安、悩み、ストレスと感じる事がある人は82.7%にのぼります 。ストレスは、業務効率の低下やハラスメント等の問題行動の増加を通じて仕事に悪影響を及ぼす一方、ストレスへの適切な対処は集中力や創造性を高め、仕事の成果を向上させます。
一般社団法人「心の健康投資推進コンソーシアム」は、67の会員団体の賛同を得るとともに、健康経営を推進する企業の人事担当者や当分野をリードする学識者等から構成する16名のアドバイザリーボード、そして経済産業省等の官公庁、その他の民間団体の協力を得て運営して参ります。
1:Hara, K., Nagata, T., Matoba, M., & Miyazaki, T. (2025). The impact of productivity loss from presenteeism and absenteeism on mental health in Japan. Journal of Occupational and Environmental Medicine. doi: 10.1097/JOM.0000000000003431.
2:厚生労働省, 令和6年度厚生労働白書
3:経済産業省, 「心の健康」投資・実践ガイド(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kokoronokenkojissenguide.pdf)
4:職域における心の健康関連サービス活用に向けた研究会, 職域の心の健康関連サービスの創出と活用に向けて-民間サービスの情報開示のあり方-(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/teigen.pdf)
5:厚生労働省,「令和5年労働安全衛生調査(実態調査)」
■ 代表コメント
株式会社ラフール 代表取締役社長
結木 啓太
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この度、心の健康投資を社会に広げていくための重要な枠組みである「一般社団法人 心の健康投資推進コンソーシアム」の設立に参画できたことを大変光栄に思います。
私たちラフールは、「すべてのはたらくをウェルビーイングにする」をビジョンに掲げ、これまで多くの企業さまの声に寄り添いながら「ラフールサーベイ」や「テキカク」の開発・提供をはじめ、“心の健康への投資”ならびに、人的資本/ウェルビーイング経営支援を行ってまいりました。人的資本/ウェルビーイング経営が求められる時代において、「心の健康」への投資は、企業の持続的成長と生産性向上の鍵になると確信しています。
今後は、産官学の多様なステークホルダーとの連携を通じて、心の健康に関する社会的認知の向上、可視化技術の活用、そして誰もが安心してはたらける職場環境の実現に向けて、コンソーシアムの一員として取り組んでまいります。
そして、企業の人材・組織に関する課題を解決し、個人の仕事の生産性やワーク・エンゲージメントの向上ならびに、組織のパフォーマンス向上を目指します。
【法人の概要】
名称:一般社団法人心の健康投資推進コンソーシアム
設立:2025年7月18日
目的:産官学のステークホルダーが協力して職域における人と組織の課題を解決する「心の健康投資」を拡大する
主な活動:
心の健康投資に関する普及啓発
心の健康投資に関するサービスの品質向上・活用促進
「心の健康投資」に関する産学官等関係者間の連携・協働
会員:
・一般会員 63団体
・賛助会員 4団体
代表理事:
・川上 憲人(一般財団法人淳風会 代表理事 理事長 / 東京大学名誉教授)
理事:
・飯野 航平(株式会社MentaRest 代表取締役 CEO)
・榎本 正己(株式会社ジャパンEAPシステムズ 代表取締役社長)
・荻原 英人(ピースマインド株式会社 代表取締役社長)
・住田 健介(株式会社アドバンテッジリスクマネジメント 取締役 メンタリティマネジメント事業部門担当 上席執行役員)
・野本 有香(株式会社JMDC プロダクトビジネス本部 事業推進部 部長)
・前田 一寿(一般社団法人日本EAP協会 理事長)
・箕浦 慶(Upmind株式会社 代表取締役社長)
・結木 啓太(株式会社ラフール 代表取締役社長)
監事:
・新村 達也(株式会社パソナセーフティネット 代表取締役社長)
・玉井 仁(東京メンタルヘルス株式会社 取締役 カウンセリングセンター長 相談事業担当)
アドバイザリーボードメンバー(16名):
【雇用主】
・荒木 郁乃(積水化学工業株式会社 人事部組織開発・労働政策グループ 健康推進室長)
・五十嵐 章紀(ライオン株式会社 人材開発センター 健康サポート室長)
・亀田 高志(株式会社健康企業 代表取締役(日本医師会認定産業医・労働衛生コンサルタント))
・川上 紀子(株式会社 丸井グループ ウェルビーイング推進部 ウェルビーイング推進担当課長)
・小林 貴子(オムロン株式会社 グローバル人財総務本部グローバルE&S統括部 経営基幹職)
・佐藤 光弘(株式会社富士通ゼネラル 人事・総務本部(健康経営担当))
・菅 優一郎(日本航空株式会社 人財本部 人財戦略部 公認心理師(兼)キャリアコンサルタント(兼)中小企業診断士)
・杉岡 孝祐(SCSK株式会社 PROACTIVE事業本部 Uwellビジネス部 部長 兼 人事本部 DEIB・Well-Being推進部 担当部長)
・中村 史恵(日本郵政株式会社 人事部 担当部長)
・樋口 毅(健康経営会議実行委員会 事務局長)
【アカデミア】
・池田 浩(九州大学大学院 人間環境学研究院 准教授)
・井上 幸紀(大阪公立大学大学院 医学研究科 神経精神医学 教授)
・榎原 毅(産業医科大学 産業生態科学研究所 人間工学研究室 教授)
・小林 由佳(法政大学現代福祉学部臨床心理学科/大学院人間社会研究科 准教授)
・島津 明人(慶應義塾大学 総合政策学部 教授)
・山本 勲(慶應義塾大学 商学部 教授)
発起人:2024年度の研究会メンバーが中心となり、共同事業体の発起人となりました。
【雇用主】
・荒木 郁乃 積水化学工業株式会社 人事部組織開発・労働政策グループ 健康推進室長
・佐藤 光弘 株式会社富士通ゼネラル 人事総務本部(健康経営担当)
・杉岡 孝祐 SCSK株式会社 PROACTIVE事業本部 Uwellビジネス部 部長 兼 人事本部 DEIB・Well-Being推進部 担当部長
・中村 史恵 日本郵政株式会社 人事部 担当部長
【アカデミア】
・池田 浩 九州大学大学院 人間環境学研究院 人間科学部門 心理学講座 准教授
・井上 幸紀 大阪公立大学大学院 医学研究科 神経精神医学 教授
・川上 憲人 東京大学名誉教授 東京大学大学院医学系研究科デジタルメンタルヘルス講座特任教授
・島津 明人 慶應義塾大学 総合政策学部 教授
・山本 勲 慶應義塾大学 商学部 教授
【サービス提供事業者】
・株式会社アトラエ
・株式会社アドバンテッジリスクマネジメント
・株式会社MD.ネット
・emol株式会社
・株式会社ジャパンEAPシステムズ
・ピースマインド株式会社
・株式会社MentaRest
・株式会社ラフール
・レジリエ研究所
・株式会社ロブ
事務局支援:
株式会社シード・プランニング、株式会社NTTデータ経営研究所
【法人Webサイト】
https://www.mwi.or.jp/
会員企業一覧はこちらからご確認いただけます。
【今後について】
本年10月には、雇用主が心の健康関連サービスの選択を支援するためのツールとして開発したウェルココの正式リリースを予定しており、オープニングイベントや勉強会を予定しています。
■当社の主な活動
経済産業省は、健康経営(R)の普及拡大に伴い、職域における心の健康の保持増進を重要な課題と位置づけています。令和5年度より、職域における心の健康関連サービス活用に向けた研究会を設置し、民間サービスの情報開示のあり方の作成や、選択支援ツールのプロトタイプの開発・検証を実施しています。本研究会に当社も参画し、意見交換などを行なってまいりました。
本共同事業体が運営する心の健康サービスの選択を支援するWebツール「ウェルココ」の普及啓発および運営、サービス活用の促進を通じ、「心の健康」投資拡大を目的に、一般社団法人 心の健康投資推進コンソーシアムの設立に参画いたしました。
一般社団法人 心の健康投資推進コンソーシアムでは以下の活動を行います。
普及啓発:人・組織課題を「心の健康」投資でどう解決できるかの価値の見える化
サービス活用の促進:サービスの効果や品質の情報を開示・蓄積し、選定支援を行う
「ウェルココ」運営:心の健康サービスを選択するためのWebツールの整備と利活用促進
ラフールは、2,200社超が導入する「ラフールサーベイ」や、採用適性検査「テキカク」など、可視化と行動変容を支援する自社サービスの提供を通じ、実効性のある「心の健康」投資の実現に貢献してまいります。
■ラフールについて
・社名:株式会社ラフール
・本社所在地:〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-9-5 日進ビル7階
・設立:2011年11月30日
・代表者:代表取締役社長 結木啓太
・事業内容:メンタルデータテック(R)︎事業(ラフールサーベイの開発・運営)、採用支援事業(テキカクの開発・運営)、保育園事業
・URL:https://corp.lafool.co.jp/
■ラフールサーベイについて(https://survey.lafool.jp/)
ラフールサーベイは組織と働く個人の可視化と行動変容を促し、人的資本・ウェルビーイング経営を実現する組織改善サーベイです。導入企業は2.200社を超え、定期的に社員にサーベイを実施し、組織の課題、非財務情報(ESGへの取り組み)を可視化、分析、課題特定、改善立案、対策までをワンストップで行い、エンゲージメントや生産性向上、離職防止につなげられます。
■ テキカクについて(https://tekikaku.lafool.jp/)
企業の組織文化とのマッチ度から、採用候補者の定着率・活躍度がわかる適性検査ツールです。採用ミスマッチや早期離職、低パフォーマンスを防ぎ、目指す組織に "必要な人材" かを可視化し、組織力向上に貢献するサービスです。企業で働く社員と採用候補者の双方が、ウェルビーイングに働けるかのマッチ度を算出し、人材不足、早期離職の課題を解決し、人的資本経営の実現を支援します。