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「この作品を、世に出さないわけにはいかない」道尾秀介氏、湊かなえ氏が熱いコメント! 第十二回「新潮ミステリー大賞」優秀賞受賞作は聴覚障害の探偵が孤島での殺人事件に挑む、クローズド・サークル・ミステリ

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株式会社新潮社


8月5日、道尾秀介氏、湊かなえ氏を選考委員に迎えた第十二回新潮ミステリー大賞(主催:株式会社新潮社、後援:東映株式会社)の選考会が行われ、九能式尚さんの『彼女の終幕』が優秀賞に決定しました。最終候補作4篇は、東映での映像化が検討されます。受賞作は来春、小社より単行本として発売予定。贈賞式も同時期に開催予定です。
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 日本推理サスペンス大賞、新潮ミステリー倶楽部賞、ホラーサスペンス大賞の遺伝子を受け継いで2014年にスタートした新潮ミステリー大賞。『チェレンコフの眠り』が第35回山本周五郎賞候補となった一條次郎さん。短篇集『#真相をお話しします』が本屋大賞にノミネートされ、累計50万部を突破した結城真一郎さん。『ループ・オブ・ザ・コード』が第36回山本周五郎賞候補となり、『不夜島』で第77回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞した荻堂顕さんなど、常に唯一無二の才能を輩出してきました。

第十二回となる今年は、全応募作168篇のなかから九能式 尚(くのうしき・なお)さんの『彼女の終幕』が優秀賞に選ばれました。選考会では「かなり分量のある作品だったが、一気読みさせられた。読み終えた後、『わが人生に一片の悔いなし』と右手を突き上げるラオウの姿が思い浮かぶ、そんな力強い作品」(湊かなえさん)「物語に込められた強烈なメッセージ、それを心の底から叫ぶ著者の声が伝わってきた」(道尾秀介さん)と、大賞には届かなかったものの、“この作品を世に出さないわけにはいかない”とお二人の意見が一致し、今回の受賞となりました。選評および受賞作の抄録は、9月22日発売の「小説新潮」10月号でお読みいただけます。なお受賞作は小社より単行本として発売、贈賞式も開催予定です。新鋭の今後に、どうぞご期待ください!

■『彼女の終幕』あらすじ

K大教授の月形源一郎が主催する孤島での催眠実験バイトに参加した大学生の僕と友人のキリカ。被験者9名と主催者側3名、合計12名を飲み込んだ館で4日間を過ごすこととなる。
しかし初日の夜、第一の殺人は起きた。厳重なセキュリティの中、犯人はどのように殺害を実行したのか? キリカが探偵として名乗りをあげるなか、突然頭上から降ってきた大音量の音楽によって僕は意識を失ってしまう……。


■著者プロフィール

九能式 尚(くのうしき・なお)
1975年生まれ。現在埼玉県在住。

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